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【映画】湯道 感想

お風呂の映画。
素敵な映画でした。

とにかく「音」が素晴らしかったです。

お湯の温度を確かめる音、すくったお湯が手のひらからこぼれ落ちる音、かけ湯をする音、そっと湯船に入る音、浸かりながら湯が揺れる音、浴槽に流れ続けるお湯の音、浴槽から出る音、銭湯内のエコーがかかる音、椅子や桶が響く音、

水の音、水が流れる音とは違う、
お湯の音、お風呂の音ってのがいっぱい伝わってきました。

横山(小日向さん)を始め弟子たちが入浴の所作を見守る様も、見守られる中お風呂入る梶斎秋(窪田さん)も笑ったー。湯道会館のシーンめっちゃ良かった。さっき湯道会館で見てきたのに、家でも熱心に湯道を復習してる横山(小日向さん)。どんだけお風呂好きよ。お風呂好きすぎて最高。

俳優さんたちも素晴らしかったです。
そのポジションは濱田岳さんよねハイ安心安定上手すぎる、窪田正孝さん相変わらず滑舌の良い聞きやすい声、吉田鋼太郎さん出番の短さとキャラの濃さがあってない、榎本明さんの怪しさマジ仙人、湯道学んでる小日向文世さんが役として楽しそうなのか小日向さん本人が楽しそうなのかわからないくらいお風呂に幸せ感じてるさま、天童よしみさんとクリスハートさんのデュエットばりばり上手い聞き惚れる、主演の生田斗真さんは本当にこういう役がよく似合う!

ほんわかいい映画すぎて、音好きすぎて、続けて2回も観ちゃった。
耳が幸せな映画です。


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