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小さな個展。

10年来の親友がいる。

その親友とは同期入社でずっと仲良くしてもらっていたが、彼女の退職を機に会っていなかった。

そんな彼女が小さな個展を開くという。

妻と予定を調整し、その個展を一緒に見に行くことにした。

自分にとっては、はじめての個展だ。

開催期間を彩るように小さな花💐を手配し、初日に顔を出すことが僕達から彼女に対するリスペクトだった。

ちなみに、花については発案から依頼まで全て妻がやってくれた。頭が上がらない。

アートやら個展やらわからないなりにも、久しぶりに彼女のクリエイティブに触れられることを楽しみにしていた。

狭い路地を数分歩き、小さな個展にたどり着くと、そこには彼女の作品が生き生きと飾られていた。

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なんとも言葉にし難い感動があり、しばらく作品を眺めていると、彼女がやってきた。

「来てくれて、ありがとう😁」

こういう何気ない一言が本当にうれしいし、こういう一言が自分の行動源泉のひとつだったりする。

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小さな個展はすぐに見終わる。けど、この経験は一生ものだ。

良し悪しや大小で比較されることが多い日常だけど、そういうのじゃない価値が人それぞれにあることを再認識させてくれた。

あなたに会いに来た。

そんな風に思ってもらえるような関係を築けたら最高だ。

アートとは、そんなことを思い出させくれるモノやコトなのかもしれない。



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