166.そうだ、宇宙へ逝こう
ごきげんよう。
みなさま、宇宙は好きですか?
僕は好きです。
好きというか、正確には興味があります。
いつか行ってみたいものです。
その「いつか」っていつでしょうね?
最近では、この世を去ってから行くという話があるそうです。
そんなわけで、今回は「宇宙葬」について。
宇宙葬って?
そもそも宇宙葬って何でしょう?
言葉から類推するに、宇宙に亡骸を放つのでしょうか。
-そんなことできるの?
-そして、そんなことしていいの?
その辺が気になったので、ググってみました。
いくつかの葬儀情報を扱っているWebサイトを見てみたところ、わかったのはざっくり以下のことです。
形式としては「散骨」というものになる
遺体を丸ごと宇宙に送るわけではなく、遺骨の一部、あるいは遺灰を送る
法的には、国外で実施される場合はその国の法律が適用される。国内では葬送の一つとして節度をもって行われる限りは問題ないとされているが、明確な法整備がされているわけではない
ひと口に宇宙葬といっても、宇宙への送り方によっていくつかの種類がある
ふむふむ。
あと気になるのは、費用です。
「お高いんでしょう?」と思ってしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか。
種類別に見ていきましょう。
宇宙葬の種類と取り扱っている会社
これも、見るサイトによって書かれている情報はまちまちでしたので、今回は実際にサービスとして宇宙葬を取り扱っている会社のWebサイトを参照しました。
スペースメモリアル社
Webサイトによると、
だそうです。
提供しているプランはざっくり分けて以下の4種類です。
遺灰をロケットで宇宙空間に打ち上げて放つプラン
遺灰を地球を周回する人工衛星に載せて打ち上げるプラン
遺灰を月面まで送るプラン
遺灰を深宇宙探査機に載せて、宇宙の果てまで飛び続けさせるプラン
下に行くほど高価になっており、
一番安いプランで495,000円、
最も高いプランは8,170,000円となっています。
SPACE NTK社
こちらは2017年設立の会社。
あのイーロン・マスク氏で有名なスペースX社と直接契約を結び、宇宙葬を提供しているそうです。
こちらが提供しているのは基本的には宇宙散骨のみのようです。
(それ以外のメニューもありますが、今回テーマとして挙げた、いわゆる「宇宙葬」とは少し異なる気がしたので、今回は取り上げていません)
価格は遺灰の量(重さ)によって異なり、
とのことです。
最後に
亡くなった人が、お星様になって空から見守ってくれる
…そんな話が、物理的に現実になる時代がもう来てるのですね。
ロマンチックで素敵だなと思う一方、やはり生きてるうちにも行きたいなあ、と思った今回の執筆体験でした。