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71.自分がそうしなかったことをきみは知っている。きみだけが、心の奥底でそれを知っている。

あるいは、きみがガッツのない人間だったら、人生につつかれるたびになんの抵抗もせずに降参してしまうだろう。
そして、一生安全な橋だけを渡り続け、まともなことだけをやり、
決して起こることのない人生の一大イベントのために一生エネルギーをたくわえ続けるんだ。
そして、最後は退屈しきった老人になって死ぬ。
とても働き者で気のいいきみにはたくさんの友達ができるだろう。
だが、実際きみがやったことといえば、人生につつきまわされ、されるがままになっていただけだ。
心の奥底で、きみは危険を冒すことを恐れていた。
本当は勝ちたかったのに、負けるのが怖くて勝利の感激を味わおうとしなかった。

出典

ロバート・キヨサキ著 白根美保子・訳
「金持ち父さん貧乏父さん」より。

ひとこと

世界的なベストセラーであり、今やビジネス書や自己啓発書を読む人で知らない人はいないんじゃないかという本書。

自分も社会人になってから初めて読み、読んだときは色々と衝撃を受けました。

「たくさんお金を稼ぐだけでは豊かになれない」という話については、
当時自分ももやもやしていたので
「なるほど!!」と思ったものです。

「ラットレース」の話に至っては、
まるで『HUNTER×HUNTER』で念能力のことを初めてしったゴンとキルアのような驚きがありました。
(一部の人しかわかんないですねこの例え(笑))


しかし、一番響いたのは、
今回引用した上記の部分です。

人生につつきまわされて終わるのではなく、
勝つために挑戦しよう、そのために学ぼう。

そう思ったことが、いま思えば大きなきっかけだったのかも知れません。

そして、今も自分に問いかけるのです。
本当は勝ちたいのに、負けるのが怖くて二の足を踏んでるんじゃないか?

って。

みなさまはどうですか?

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