つまりどれくらい貧困なの？長い自己紹介

本日はCSSのお勉強を少し進めました。私です。

自分が貧困女子（女子という年齢では無いが）のため、「貧困女子～」や、「月収20万以下でも年100万貯金！」という文言の記事には引き寄せられます。

大変そうな経済状況の方や、介護やシンママの記事もあったりして、自分一人が生きるだけではすまない人もたくさんいて、みんなそれぞれ大変そうです。

でもたまに読んでいて、「実家暮らし」「米は実家から送られてくる」など、支援してくれる実家がある人もいます。そういう記事に出くわした場合、そっと記事を閉じます笑。

正直言うと僻みですね。私自身、実家とは仲が悪く、親兄弟には恵まれていないと思っているので。

決して不幸自慢ではないですが、自分がどのような状況なのか改めて把握するためにも、貧困具合を書いておこうと思います。以下のような状況です。

①自己破産している

②親は高齢、実家は持ち家だが担保になっている

③新卒での就職に失敗しているし転職多し

あまり思いつめると落ち込んじゃうので、軽く書いていきます( ´艸｀)

①自己破産について

私の父親は典型的な昭和の頭で、「いい会社に就職するには、いい大学に入る」と言い続けていました。そのため大学進学を当たり前とされ、私もそういうものなのだと思い込んでいました。大した人生のビジョンもなく、国公立を受けるには勉強が足りていなかったので、偏差値的に受かりそうということで私立大学を受験・合格。

しかし合格してから父親は入学金の準備すらしていないことが判明。すでに就職していた長女に何十万も借り、期日を過ぎてから入学金を納めることに。もちろんその後の授業料等は全て奨学金を借りました。（なお、奨学金を借りる際、父親の所得証明書を区役所で取ったところ、所得「0円」。あの衝撃はすごかった）

その奨学金、約400万。

授業料や教科書代、食費・交通費等、家賃光熱費以外の私の生きるために必要なお金を奨学金で賄っていたので、もちろん学生支援機構の奨学金をフルで借りても足りませんでした。父親は金もないのに、「バイトをするな」と言っており、私自身中々バイトが続きませんでした。一番続いたバイトはキャバクラでしょうか。やはり若い女の子であれば、一番手っ取り早く稼げます。

また、社会人になってからは交通事故に合い、父親に騙されて弁護士費用を30万円消費者金融から借りて用意しました。（父親は法学部出身で、本人訴訟をやり、私を後ろから操りたかった様子。結局弁護士雇わず和解してたっぽい）

さらに副鼻腔炎で入院・手術を4回し、通院も数年。保険に入るなんてこと知らなかったし、誰も教えてくれなかったので、全て健康保険で自腹。

この辺りで消費者金融、カードローンの借金、約130万円。

合計して500万円程の借金を背負いました。

仕事も続かず、抑うつでとても辛い頃、働き続けるのはもう無理だ。

自殺しようか。生活保護でも受けてみようか。

その2択しか考えられませんでした。

生活保護について調べると、自己破産するべきとあったので、法テラスから申し込み、破産申立をしました。その際の弁護士の方も、当たりはずれが多くてストレスでしたが、最終的にお願いした先生はとてもいい感じの先生だったので、その人にお願いしてよかったです。

自己破産を申し込みつつ、その時していたパートも退職の意を伝え、でも一応就活でもしてみるかな……と思って受けたのが、今回クビになった会社です笑。　なので、自己破産したのはほんの2年くらい前のことです。

借金がないことで少し心が楽になったような気がします。

②家族について

私の家庭は、私が高校2年の時に母親が癌で亡くなっています。一番家族の中で好きだった母親。その喪失は私の全てのやる気を失わせました。中二病も患っていたので、まともに親孝行もしていませんでした、悔やまれます。

そして一番の稼ぎ頭だった母親。看護師をしていました。兄弟4人（私は末っ子）の学費や、食費光熱費など、家のローン以外は全て出していたと思います。母親の死後、食費に困り、私の公立高校の授業料さえまともに払えず、私自身が高校の事務室に行き頭を下げて延納していました。

随分と惨めな思いをしました。

父親は自身の高学歴にプライドをもっており、自分はすごいんだと言うような人間でしたが、どこかに勤めているわけでもなく、自営業のようなことをしていたと思います。酒を飲んでは「家族会議」と銘打った「説教」、自分が子供のころはこんな個人の部屋がある家に住めなかった、母親は馬鹿だ、こいつが頭を下げるから結婚してやったんだ、などと生産性のない話を2~3時間夜にするのです。怒鳴り声を上げながら。そんな家庭環境です。母親もストレスで参ってしまいますし、子供たちも豊かな人間性は育めませんでした。すっかり父親が嫌いでした。

そして特に仕事というか、金を稼いでいるわけでもない父親。私が大学生の頃、「履歴書を持っていないか」と部屋まで来たことがあります。今までどのようなことをして金を稼いでいたのか聞いてもまともに会話にならないので聞きませんが、60歳を過ぎてのあわてて就活や、履歴書を買う金もない父親にすっかり絶望しました。履歴書を買うお金や地下鉄の交通費など出せなくても、アル中なので、毎日昼頃から酒を飲んでぐだぐだ過去の栄光に縋っていたようです。

私は、4人兄弟の年の離れた末っ子です。このような家庭環境で生きてきた兄弟たち。もちろんストレスがたまり、そのストレスのはけ口は年下の私でした。

兄弟たちは父親と同じように、理不尽に怒鳴ったり殴ったり物を投げつけたりしてきました。よって、すっかり兄弟のことも嫌いです。

実家を出る際、次女が一番嫌いでした。次女は私を家から追い出したかったようで、早朝から大きい物音を立てたり、人の洗い終わった洗濯物をわざわざ汚い籠に入れるなど、いやがらせが多かったです。私の飼っていた猫を殴ったり。今書き起こしていても殺意が芽生えます。

そう、当時実家にいた頃は、毎日次女を殺すことばかり考えていました。物音にイライラしすぎて、耳栓をしないと実家で過ごせなくなり、実家を出る決意をしました。人殺しになる前に家を出られてよかったです。

乱雑になりましたが、兄弟仲も悪く、父親とも仲が悪いです。そして金銭的支援が望める実家でもないし、兄弟でもない。母親は生前よく言っていました。

「兄弟は大人になったら他人なんだよ」

と。確かにそう思います。兄弟それぞれ家族を作るわけですし。自分の生活がありますから。

ちなみに父親は脳の血管が切れて入院しているそうです。元々脳梗塞で何回か倒れていたようですが。そのまま死んだとしても葬式にはもちろん行きません。人殺しになるのはよくないので。

③今までの職歴と給料

ここが一番貧困についてわかる話ですね。時系列で簡単に書きます。

・受信コールセンター（正社員）勤続3年ほど。手取月収17万円。ボーナスはお小遣い（勤続3年間で20万円くらい）実家暮らしから一人暮らしへ。交通事故に合ったり、入院するのもこの時。電話嫌すぎて鬱になって辞めた。

・図書館司書（パート）勤続1年未満。時給800円くらい。手取月収11万円。ボーナス無し。実家にいた。お局さんやおばさん達に絡まれて辞めた。父親に騙されて30万円借金したので、オナクラでバイトしていた。オナクラは客一人20分で1000円くらいのバック。稼ぎは客入りによる。

・事務職（という名の軽作業、契約社員）勤続1年ちょっと。手取月収13万円。ボーナスは夏冬に1ヵ月分。一人暮らしになったので、給料が足りなくオナクラのバイトは継続。とんでもない職場（週三日米を炊いてみんなで食べる）で、いじめに合い、体調を崩し辞めた。

・本屋（パート）勤続1年くらい。時給850円くらい。手取月収11万円。ボーナス無し。一人暮らしのため、とてもお金が足りず、キャバクラでバイト。キャバクラは時給2500～3000円。20時～1時までで12000～15000円程。昼の本屋での激務と、夜のバイトで疲弊。鬱悪化。生活保護になりたくて退職。

この辺りで自己破産。それまで奨学金や借金返済していた。

・運用保守（契約社員）勤続2年半。手取月収17万円。ボーナス無し。一人暮らし継続中だが、返済もないので、バイトしなくても大丈夫になった！すごい！仕事初めくらいは鬱悪化して自傷やらODやらしていたけど、病院に嫌気がさして行かなくなった。人員削減のため、チームから除籍、会社と折り合い悪く退職。

で、今の無職に至ります。

ちなみに昨年の10万円給付は、なけなしの貯金と共に引越し代で消えました。家賃は前回の賃貸より少し高いけど、都市ガスなので光熱費は少し下がってちょうどいい感じかなと思います。

現在貯金2万円。

一ヶ月も生きられませんね。一日で使い切ってしまえる金額です。

随分長く書いてしまいましたが、改めて自分のお金の無さ、人生を如何に無計画に生きてきたかを実感しました。

これから少しでもやり直せたらいいなと思います。