レトロフューチャー好きかも
昨晩に引き続き自身の趣味の曖昧さについて。
これまで僕は昔のモノとモダンなモノの両方が好きな場合を、“大正ロマン”と言い換えて納得していた。
だが、もしかするとレトロフューチャーという概念も当てはまるかもしれない。
レトロフューチャーとは、文字通り過去の人々が思い描いていた未来像のことであり、やや空想的な未来予想であったりアイテムを指す。
昨今では主に時計などに用いられる表現としても有名だ。
僕がドラマ『スター・トレック』に惹かれているのもその辺りかもしれない。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も然り。
僕は書斎としてデスクにイスではなく、今では文机を用いている。
だが和室ではなく、更には文机の上にニキシー管風デジタル時計も置いている。想像するとややアンバランスかもしれないが、これが実際奇妙ではない。サイバーパンク、スチームパンクほど意図的に発想されたものではなく、レトロフューチャーとは非常に曖昧で、楽観的でもあろう。
人々がレトロに惹かれるのは、その懐かしさという意味での楽天的なところではないだろうか。
いざWikipediaで調べてみると、これまた愉快な未来予想図がたくさんあるではないか。
個人的なマイブームとしては東ドイツの歴史・文化を調べることなのだが、その先にあるソ連という国への漠然とした興味とも相まって、画集か版画でも欲しい気持ちになってくる。『未来少年コナン』におけるインダストリアの世界。
とはいえ、レトロフューチャー・ファッションと画像検索すると、どれも妙ちくりんで滑稽どころか笑えない。なんとなくSFっぽいではない、レトロと未来性の融合となると、なかなかどうして奥が深い。
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