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初フルマラソン体験記@11/20神戸マラソン

どうも!づーみんです。

去る11月20日に開催された神戸マラソンにエントリーし、人生初のフルマラソンに挑戦しました。

このツイート予想以上に反響がありビックリでした。また、個人のInstagramでも投稿をしたところ、そちらも反響がありましたので、頑張った人にやさしい世界やな~って感じました(笑)

さて、このnoteでは、ランニングを始めたきっかけや、初マラソンへの挑戦、体験して感じたことなど、より詳細を含めて書いていこうと思います。

ランニングを始めたきっかけ

そもそも、ランニング自体を本格的に取り組むようになったのは、コロナ禍がきっかけでした。仕事の通勤やお客さん先への訪問(づーみんは営業職です)や週末のサッカーなどで、づーみんはもともと体を動かすのが好きということもあり、普段からよく動いている方法でした。

それがコロナ禍で仕事もフルリモートになり、1日中PCの画面とにらめっこし、気づけば一歩も歩かずに1日が終わるという日も。また週末のサッカーも感染防止のため中止になり、づーみんの体は運動不足に。

「このままではイケてないおじさんになる!やばい!」とZoom越しに映る顔がぷっくり丸くなっていくことに危機感を覚え、一大決心。ここからランニングをするように。2020年5月11日から走り始め、まずは21日間、次は40日間、その次は3ヶ月連続と徐々に走る日数が増え、毎月100キロランを継続的に走るようになりました。(2020年5月以降、100キロランは毎月継続中)

牧師先生も「危機を機会に変えなさい」とよくおっしゃるので、振り返ってみると、まさにコロナという危機を機会に変えることが出来たなと今になって思います。

初のフルマラソンへの挑戦

さて、そんなきっかけでランニングを始めたづーみん、日々の成果を試してみようと2021年10月にハーフマラソン(ロケットマラソン@大阪)にたけっちさんと一緒に出場し、サブ2を達成!

初の大会、ハーフマラソンは、むっちゃしんどくて、後半はホンマ死にそうになりながら走ってました。。

初のハーフマラソンでサブ2を達成!

そして、2022年を迎え、どうせやるなら挑戦してみるぞ!という想いで『今年はマラソン大会に出場し、サブ4を達成する!』という目標を立てました。(今思えば無謀な目標でした、、)

そして、11月20日の神戸マラソンに無事に当選し、ここに標準を定めることにしました。

初マラソンを体験!

去年ハーフマラソンに出場した時の記録が1時間57分だったので、フルマラソンならさらに後半がきついだろうということで、目標をサブ4.5に修正。30キロ時点までは3時間以内に走り、残り12キロを1時間半で走ろうという計画でした。

結果は、ネットタイムで4時間45分26秒。残念ながら目標には未達でしたが、無事に完走できました!

初のフルマラソン!後半からビックリするぐらいの減速、、

中間のハーフ地点までは割と順調で2時間を切るペースで走行。普段一人で走っているので、大人数で一緒に走ることや、非日常の神戸の公道を走ることにテンションも上がって、順調な走り出しでした。

15キロあたりで、後方からものすごいスピードで走ってくるランナーが。ゲストランナーの野口みずきさんでした。ミーハー丸出しで、野口さんに伴走しましたが、あえなく5秒ほどで脱落。金メダリストはぇー。

ここらへんまでは初マラソンの興奮によるアドレナリンパワーや体力の余裕もあり元気でしたが、ハーフを過ぎたあたりから様子が変わってきました。あ、足が重い。。

そして、25キロを過ぎたあたりから、経験したことがないペースでの走行距離に足が限界を迎え、股関節が痛い、膝も痛い、足の指が痛い、という三重苦のハードモードに突入。(おそらく、ここらへんでアドレナリンも切れていた。)ここから、残り17キロほどのゴールまでの道のりが果てしなく遠かった、、、

しかも、28キロ当たりで、ランニング計測用のApple Watchの充電が切れてしまい、自分の走行距離やスピードが分からなくなり、何より、完走データが残らなくなってしまうのがショックで、さらにメンタルへの追い打ちに。

目標の4時間半までどれぐらい時間が残されているのか、どれぐらいの速度で走ればいいのか手元では分からなくなり、スタッフの人に「今何時ですか?」と聞いたり、5キロごとに表示される時計でおおよその現在地を確認しながら走りました。

そして、32キロ地点ぐらい?でサブ4.5のペーサー集団が後ろから現れ、この集団に着いていけば目標は達成できるぞ!と思いましたが、残念ながらそれについていく体力は残されておらず、無情にも目標は遠くに消えていきました、、あぁぁ

くそー、未達や、、と思いながらも、でもなんとか最後まで走りきろうと気持ちをきりかえ、沿道で応援をしてくださる地域住民やボランティアや運営スタッフの方々の励ましに力を受けて、「最後まで!最後まで!」と何度も自分に言い聞かせ、5キロごとのエイドの補給(給水&バナナや羊羹などの食事)でテンションを保ちつつ、ゴールを目指す。

今まで最長で30キロまでは走ったことはあったけど、それ以上は走ったことがないから、これは自分史上初の挑戦だなー
挑戦って負荷がかかるもんやなー、でもこうやってチャレンジできる健康な体で生まれて良かったー、、

とか色んなことをボンヤリとした頭で考えつつ、ふらふらになりながら、やっとこさの思いでゴーーール!!

『いやー、やった終わったー!!!、無事にゴールできたー!!!ほんまきつかったー!!!休める―!!!フルマラソン走りきったー!!!おっしゃーーー!!!』

とゴールしたことへの安堵感と達成感と感謝の想いが溢れてきて、図らずも涙が出てきて、ゴール横でおじさんが一人でおいおい泣いてしまいました笑。

映画を見てホロリと泣くことはあっても、こんなに感情が動いて泣いたのは娘の出産時以来かな?というぐらい自分でも不思議なぐらいの感情の揺れっぷりでした笑。

実は、づーみんは大学生ぐらいまでは煙草を吸っていた時期があり、長距離とかは特に苦手でした。サッカーをしても体力が続かず、すぐにへばってました。。そんな不健康だった自分がまさかフルマラソンを完走に出来るようになるとは。こんな健康な体になるようにしてくださった神様に、感謝の想いが溢れてきて、涙ながら感謝の祈りを捧げました。

その後は、完了メダルとフィニッシャータオルを受け取り。あちこちで完走したランナーたちが体を休めていて、疲れてはいるものの、皆さんいい顔をしてらっしゃる。ランニングって最高やね。

学び

①飛躍はない
トップ選手とすれ違ったときに感じました。
いきなりあそこまで到達するのは無理やなとー。
そのように有名人とかを見て、自分もああなりたい!と思っていきなりそこまで飛躍するのは難しいんだなと。そうでなくて、まずは自分の位置でコツコツと努力を重ねるしかないんやなと感じました。飛躍はない。コツコツが勝つコツ。

②まだまだ成長できる
4時間45分はまだまだ早めることが出来そう。練習方法を変えたり、長距離でも走れるトレーニングを重ねたら、サブ4(4時間切り)はいけそう。あと、栄養補給のタイミングをもう少し早くしても良かったかもな。途中我慢したことで、エネルギーが切れてしまったかもしれないので、ここらへんはまだまだ改善の余地があり。「伸び代ですねぇ」

③挑戦には苦痛がついてくるが、乗り越えた後の喜びもデカい
むちゃくちゃしんどくて、挑戦には苦痛がついてくるなと。そりゃ挑戦って経験したことがない、自分にとって初めてのことだから、そりゃ苦痛も味わうなと。
でもその苦痛が楽しかったりもする。今挑戦してるんだーって。笑
そして、その挑戦後には達成感とか喜びも大きい。よーし、出来たぞー!って。こらからも苦しいな〜、、と思うぐらいの挑戦を続けていこうと思います!

長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!
これからもランニングライフをエンジョイしていきます!

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