見出し画像

R.B.C 【セルフライナーノーツ】

画像1

「 R.B.C 」
1st及び2ndミニアルバムに収録されている、初ライブからずっと鳴らし続けてきた「シュレディンガーの嘘」の代名詞であり看板。
今回の再録は1st通称「赤盤」テイクの再録。
Akaida加入を機にこの曲は2nd通称「黒盤」テイクに生まれ変わり、ライブを重ねていく中で赤盤テイクの復活の案が出て今回に至ります。

【Vo. KANARIA】
結成時に書いた曲で、バンドと共に今日まで変遷と進化を続けてきた曲です。
まぁそもそも赤と黒はもはや別の曲なんだけど、歌詞については結成当初は夢の中にいるようなあやふやな描写でした。
今は「欲深い泥の淵で踊れ 悪い夢が醒めるまで」と、現実として歌う歌詞へ変わっています。
ボーカルのレコーディングは3テイクほど録って、よりライブに近いテイクが採用に。
自分ではどれが良いのか決めきれなかった部分も、ライブに近い、多少荒さがあるくらいが良いという楽器隊の意見で決まりました。
ミックスマスタリングは私が凝りに凝って相当時間を掛けましたね。

【Ba. Kuno】
加入後にあの曲とあの曲って同じ曲の別テイクなんだ!ってなった曲。それが今こうなりました。
「16ビートのロックンロールセッションを各々がどう捉えてるのか」をメンバーで戦わせて、静かに殴り合いながらこのテイクに落ち着いたと勝手に思ってる。4人がそれぞれ我儘な曲。
実は数ある曲の中で上位3位に入るぐらいには苦手な曲である。めちゃくちゃ考えてないと演れない。難しく考え過ぎなのかもしれないけど。
私は難しいこと考えながら弾いてるけど、皆さんに置かれましては脳みそ空っぽにして腰を揺らして頂けるとこれ幸い。

画像2

【Gt. Yo-hey】
シュレディンガーの嘘、結成時よりライブのキラーチューンの座を譲らない楽曲。
「黒盤」テイクに生まれ変わり全く別の楽曲となっていた時期もありましたが、Kuno加入にて「赤盤」テイクを再編成。
レコーディングではグレッチ+フェンダーアンプをフルボリュームで、その場にいたAkaidaに「うるさい」と毒付かれるほどの音量で鳴らしました。
ギターソロはBlast Cultで重ねたけど、グレッチの音が太すぎて抜ける音を作るのに苦労した。
この曲は赤盤テイクだけでも3回目のレコーディング。でも間違いなく今回がベストテイク。爆音で聴いてやって下さい。

【Dr. Akaida】
この曲は僕がまだ、フロアでシュレディンガーを聴いてる時に一番
「シュレディンガーっぽいなぁ」
って思った曲だったような気がします。
違う気もします。
まさか
そんな曲をこんな僕が、
しかもギターでなくドラムで…とは
世の中何が起こるかわかりませんね。
そんな僕のアンビバレントな感情を感じ取って頂ければこれ幸いです。
この曲のドラム恍惚ポイントは、多分ほとんど聞こえない
ゴーストノートと、ギターソロ後のベースと2人だけになるとこです。
よろしくお願いします。
ちなみにYo-hey(敬称略)がコメントしている、
僕がYo-heyに対して
「うるさい」
と言ったのは身に覚えがないので、恐らく僕に対する悪質な印象操作です。

画像3

◎R.B.C(歌詞はこちら)は2020年2月リリースの配信限定シングル「R.B.C / She's Boogie」に収録。現在DL販売、サブスクリプション各社で配信中です! 配信サイトへはこちらからどうぞ。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?