営業とは。
営業というのは
仕事なのでしょうか。
行動であったり
心の状態であるような気が
します。
よく、営業行為とか
営業スマイルとか
いうじゃないですか。
たとえモノを売らないにしても
相手の心をこちらに
向けさせようとする
技術であることには間違いないと
思います。
高齢者の仕事は実務が多いです。
というか実務ができる
何かスキルがないと
高齢者になると
働けないと思います。
そして、
何かスキルの中に
「営業」というのが
入ると思うのです。
ただ違うのは
何かモノを作ったり
直したりする仕事には対象が
あるので、青天井というのは
ないと思うのですが、
営業の世界というのは
基本、青天井です。
売れれば売れるだけいい。
というような感じです。
もちろんそうでない営業も
ありますが、普通は
よりたくさん売れた方がいい
となります。
そのうえ、
売れなかったときには
困るので、
予算とか目標というものが
あります。
営業の仕事をやったことない人には
分からないかも知れませんが、
この数字というものは
とても厳しいものです。
しかし、
この営業職は
年齢を問わず募集があります。
私が若い頃は
営業ばかりしていて
他のことを知らないと
年を取った時に仕事が
無くなるとおもっていました。
しかし、
今の現実をみますと
むしろ逆で
「営業なら何人でもほしい」は
ありますが、
「実務のできない管理者はいらない」が
トレンドだと思います。
後者はこれから将来を担う
若い人たちの貴重なポストを
奪ってしまうのです。
今の時代は機械やIT技術が
進んでいるので
幼いスキルをカバーする手段は
あります。
しかし、
それらを使って
成長してほしいのは若い人
なのです。
と、今の社会は言っているような
気がします。
ここからは私自身についてです。
営業の仕事は自分の人格形成に
とても重要なものでした。
なにより、お金を払ってもらう
ということは、
その人の様々な事情や
考え方、価値観を
目の当たりにすることになります。
私が営業していたときの商品は
お金であり時間でしたので、
新社会人から高齢者、
街のたばこ屋さん(今はもうないかな)
から上場企業までと
様々だ立場の人の考え方、価値観に
接してきました。
とってもややこしい事情も
たくさんありました。
それを踏まえたうえで
お金を払って自分の商品・サービスを
買ってもらう。
これはスキル以外の
何ものでもないですね。
とても貴重なものです。
だから、
いくつになっても
需要があるのだと思います。
私は長い間営業をしてきましたが、
仕事で関わった人で
覚えている人には
営業の仕事をしていたときの
人が多いです。
それだけ心が揺り動かされる
仕事なのでしょう。
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
でも辛い仕事です。
明日も書くことを
続けます。
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