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問2.化粧について考える

皆さん、自分に問いかけていますか?

モヤモヤしたことをそのままにしていませんか?

自分の心の中のモヤモヤを言語化出来るようになるプロセスこそ、学びだと私は考えています。

さて今回は脱コルセットについて書こうかと思ったのですが…

いきなり書くにはボリュームが多すぎたので今回は「化粧」についてだけ書いていこうと思います。(脱コルセットが分からない人は、ネットで調べてみてください)

女性が仕事の時も薄化粧をすることがマナーだ、という言葉を未だに聞きますが、今この記事を読んでくれているあなたはどう思いますか?

私はおかしいと思っています。

というか、私は365日中350日くらいは化粧していませんでした。

これもまた過去系で、現在は基本的に365日していません。

化粧が嫌いなの?と思う人もいるかもしれません。別に嫌いではないですし、新卒時代は空港内にあるコスメ専門の大型免税店に勤めていました。なので所謂デパコスと言われるものにはそれなりに詳しいですし、当時は結構買っていました。

そもそもこの「化粧が嫌いなの?」の前には「女性なのに」と言う文字が見えるのは私だけでしょうか。だって化粧をしていない男性にはこんなこと聞かないですよね。

そんなの当然じゃん!男性は化粧しないでしょう!と思っているあなたは思考停止状態なので、もう少ししっかり考えてみてください。価値観や文化にはそれが出来上がるまでの経過や背景があります。

何故、女性だけ化粧をして当然なのでしょうか。

何故、女性だけ美しくあることを強要されているのでしょうか。

良く考えてみてください。誰がそんなマナーを作ったのでしょうか。

基本的に社会の仕組みを作ってきたのは男性です。(諸々理由はありますが、そもそもそうでないと「女性の社会進出」なんて言葉は流行りませんよね。)何故、男性に女性が装飾しないといけないというマナーを強要されないといけないのでしょうか。

ここでまた「いや、私は女性に化粧していないことを注意されたことがある」と言う方が出てくると思うのですが、それはこのマナーを幼い頃から刷り込まれ、当然だと思ってしまっている女性=男性社会に染まっている女性です。つまり女性ではあるものの、中身は男性社会のルールがぎっしり詰まってしまっているわけです。

仕事中見栄えのことを考えるのは明らかに非合理的ですから、どんなに探しても化粧を強要することを正当化出来る理由なんてないのです。華を添える、なんて言いますけど女性は人間です。社内の人の目を喜ばせるための装飾品ではなく、人間です。

この前提を分かった上で、元も子もない話をすると、化粧をせずに会社に行っても私は一度も誰にも何も言われたことないですし、何なら「化粧していなかったんだ」と言われます。皆、口を出したがる割りに、他人のことなんて良く見ていないです。

ちなみに私は人の化粧やファッションを男女問わず、毎日チェックはするけど口は出さない真逆のタイプです。私がチェックしているのは、別に指摘したいわけではなく、その人の好みやその日の気分に人一倍興味があるからです。(人事が天職だと思う所以の1つです。)

私の話はさておき、毎朝10分でも30分でも1時間でも良いですが、その化粧に費やしている時間は本当に必要か。自分は本当は誰のために化粧をしているのか、等一度じっくり考えてみて欲しいなと思います。

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