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「期待とはあらゆる苦悩のもと」

紅白で"乃木坂46の齋藤飛鳥"を見納めをするために、テレビはNHKをつけて待ってる。

最後のシングル「ここにはないもの」
心に染みる言葉ばかりで、最近は別れが増えてきたからより一層その言葉に深みを感じる。


そんなことは置いておいて、
長らく更新していなかった。



noteに文章を綴ることが以前と比べて減った。文字に起こすこと、他人の誰かに見えるようにすること、これらに対して怖さを覚えた。

多分、正直な気持ちだと思う。

それに覚悟はあるのか。自問自答していた。

今年は、たくさんの出来事がありすぎて心が追いつくことが出来ないことが多くて、どこか一歩引いてる自分がいたのも事実。


就職活動、教育実習、大学サッカー、エスタジでのフットサル、アミーゴでの指導、毎日充実して過ごすことができた。


関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました。
感謝は言葉だけでは伝えきれません。


それぞれの出来事とともに1年を振り返る。





就職活動

1月から本格的に面接を受けるようになり、第1志望の企業に進むことを決めた。4月からは東京に生活の拠点を移す。九州脱出します。

就職活動を通して、自分自身を見つめることが増え、精神的にも傷を負うことが多かった。

見えていなかった自分が見えることは、意外とパワーを使うことが多く、自分の傷口に染みるように言葉をかけてくださった色んな会社の人事の方には感謝したいです。

幸いにも、内定先は丁寧に何回も面談を重ね、10回は面接・面談をしたのでこの企業に安心して進めるきがします。内定先は採用をよりよくしていく企業なので、色んな企業の方と話し、色んな経験が出来たことは貴重な経験だった。




教育実習

密度が高かった。授業準備から、授業実践、部活。本当に色んな準備が必要で、生徒目線から見えないものがたくさん見えた。先日、恩師にも進路報告をしに行くと、「挑戦してこい」背中を押してもらえました。

詳しくはこちらを読んでください。


指導者経験

4月からアミーゴの指導をさせていただいた。
中嶋さんがボルクバレット北九州の監督就任のタイミングでお話を頂き、試行錯誤の日々だった。

ただ、右も左もわからないことばかりで、自分の指導に伸びがないことに絶望。悩み、考えすぎると、自分が外に矢印を向けていることに気づくことがあった。


そんな中で、楽しく笑顔でプレーをし、グングン伸びていく子供たちを見ていると、一歩踏みとどまれた。一回、心は崩れたけど、そこから振り切れて自分が伝えれることを伝えることは少し出来たかなと思う。

あとは、エスタジでの活動を子供たちや保護者さんが気にかけてくれて、
見に来てくれて、それが僕の活力だった。




あ、涙出てきた。またや、また。


最後の挨拶も泣いたし。



子供たちに負けないように、いや、子供たちにとってはいつまでも「コーチ」だったことは変わらない。


だからこそ、いい兄貴、いいコーチでいるために、東京でも変化したい。



大学サッカー

目標叶わず。
先輩たちと、同期のみんなと、後輩たちと、目指した場所には届かなかった。

だけど、この1年間は自分が経験してきたことを惜しみなく伝える作業を出来たと思う。

だからこそ、毎回の練習がかけがえのない時間だった。
誰かと目標に向かって進むことが好きなんだな、自分。と。

ただ、サッカーを続けたからこそ、再会できた仲間もいたので、サッカーが作ってくれた関係は素敵だなと。

社会人なってもボールは蹴り続けようと思う。

残りの時間で部活いけるときには顔を出したいので、うるさい先輩の相手をしてください!!



フットサル


エスタジでの2シーズン目。

痺れた。


1年間でこんなにも鳥肌が立つほど感情が揺さぶれれる経験を出来るとは思ってなかった。

実は、さっきも書いたけど就職先は東京。
内定をもらってのが4月の頭。


九州リーグの開幕前には、今年でこのチームを去ることは決めていた。
だからこそ、この環境でどこまでいけるか、恩返しはピッチの上で。
覚悟を決めて挑んだ一年だった。


九州リーグは、引き分けが多くも、上位に勝つ気持ちよさ、接戦をものにできなかったもどかしさ、色んな経験ができた。
個人的には、リーグ戦5ゴール。

キャリアハイ。
小学四年生からディフェンダー人生だった自分がこんなに点を取れるとは。
味方の人にたくさんパスを出してもらった。感謝です。


頂杯。

また、貴重な経験をさせていただきました。
あの強度を強さを体感できたことで、また、自分のアップデートを出来た気がした。

この大会から、自分のセグンドへの少しの自信が、武器になっていった。
そんな感覚だった。


1月末、選手権九州予選がある。
最後、このチームで勝って終わりたい。




タイトルの言葉


今年は、目標を決めずに進んできた。

でも、テーマはあって、
「伝える」「未開拓の地へ」


1月に決めたテーマだったけど、こんなにもこのテーマ通りになる1年になったことがびっくりしていて。


伝えているけど、それは伝わっているのか。伝わっていないことも多い。と思うこともあった。

伝えるためには、相手の背景を汲み取り、言葉を噛み砕いて、表現すること。言葉だけでなく、行動でも。

でも、この背景は「見えないもの」ばかりで、その見えないものを見る作業は正直しんどかったりするし、自分の感情を捨てなければいけない。

感情を捨てることに辛さを感じることも多かった。
でも、見えてるものだけで決めることほど、愚かなことはないとも、実感した。



だから、今年は「期待しなかった」
期待していませんでした。

タイトルの言葉はシェイクスピアの言葉で、この言葉には2週間前に出会った。

色んな出来事が多かったからこそ、感情を殺した時間も多かった。

でも、感情を出していいと決めた時ほど、最高に震える時間が多かった。

この心持がいいのかもしれない。

そう思えた一年だった。


人は、物事や人間関係において、「こうであってほしい」「こうしてほしい」「こうなればいいのに」
そういった期待から、現実にならなかった時に不満になってしまうんですよね。
それが、悩みの種になっているとも言えると思うんです。

これは、私も経験したことがあります。
なんなら、最近思ったこともありました。

期待は、希望や願望であって、必ずしも現実世界でそうなるとは限らない。

でも、それを怒りに変えてしまってはいけないと思うんです。
期待をすることは、"最高"を想像してしまうもので、"最悪"を期待する人なんて、ほとんどいないと思います。

それが現実にならなかった時、納得できない感情が邪魔をしてきちゃう。
これも、よく分かります。

でも、冷静に考えれば
自分はそれを提案してないし、自分の中で勝手に抱いた期待であって、叶わなくて当たり前だと思う感情を失ってしまっていたんだと。

日向坂46 小坂菜緒 ブログ 「夜になるのが早くなってきて、何時になったら家の電気をつけようかと迷いに迷い、ギリギリを目指していたらいつの間にか真っ暗になってしまう。日に日に暗くなる時間が早まっていくから、もうお手上げの状態。いや、暗くてもお構いなしの私が悪いのか。」より

人は勝手に期待をし、上手くいかないことに失望し。

最後の1ヶ月はそんな問いの答え合わせだった。

もう少し、いや、もっと前に、高校時代に、
気づいていれば。

そんな後悔もあとが経たないが。


それが、人生で生きることなのだと思う。






今年は、最高な1年でした。

見たことのない景色を色んな人が見せてくれました。

自分を支えてくれる大切な人の存在に気づきました。

その分、たくさんのパワーを使いました。

何かを失ったかもしれません。


けど、得たものが多すぎた一年でした。





あと少しで2023年。どんな年になるのか。



来年は大変な1年になると思ってます。

苦労することが山ほど降りかかってくると思ってます。



正直、長崎、佐世保から離れるのが凄く寂しくなってきました。

そう思えるほど、愛着が湧いてるし、色んな思いが詰まってます。

この1年の時間が、経験が、僕を支えてくれると信じてます。




悲しみよ 泣き出すなよ
強がりとバレてしまう
ジタバタしながら
生きてくことは愚かだけど
いつの日かわかるのかな
この決心の答え合わせを…
大切なその手を一度離したって
また会える日まで



最後、飛び立つ前に会いに行くからね。


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