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noteにはユーミンが足りない!【アマプラで聴けるオススメ5曲】

こんにちは。
早速ですがこちらをご覧ください。

ユーミンタグ

「松任谷由実」タグ検索で出たnote内の記事投稿数……。

♯松任谷由実 315件
♯ユーミン  229件  
(6/27現在)

すくね

すみません、驚愕のあまり創英角ポップ体になってしまいました。

ただ、この記事数、ユーミンの曲数より少ないんですよ……!?
これは由々しき事態です。

「つくる、つながる、とどける。」を掲げるnoteさんにとって、シンガーソングライターとして40年以上、ご自身のクリエイティブをファンに届けてきたユーミンは、先駆け的存在といっても過言ではありません(言いがかり)。

そこで、少しでもnote内のユーミン記事を増やすためにも、私が皆様にお勧めの曲をご紹介したいと思います。

紹介、といっても正直際限なく曲があるので、ルールとして、いつの間にか会員になってたことでおなじみの、「Amazonプライム会員」であれば、AmazonMusicで会員特典としてフルで聴ける曲からチョイスしたいと思います。

①「78」(1979年「悲しいほどお天気」より)

78とは、枚数。
そう、まさかの「タロットカードソング」です。

ユーミンといえば「春よ、来い」等のバラードを思い浮かべる方は、面食らうかもしれません。
劇的な曲の幕開けに低い歌いだし、そして神秘的でどこか不穏な歌詞……。

生命(いのち)をかけるほど 何かを望むなら
カーテンをあけてお入り

不敵な笑みをたたえるユーミンに招かれるままにカーテンを開ければ、そこはめくるめくユーミンワールド! といった感じでしょうか。
スピリチュアルな世界に興味を持っているユーミンは、この曲で存分にその世界観を発揮しています。
シルフィやサラマンデルといった、ゲームなんかでおなじみの精霊まで出てくるのですから、ひょっとしたら、若い人のほうがすんなり聞ける、ってこともあるのでしょうか。

サビの力強い男性コーラスにも要注目なこの曲、深夜テンションで聴くとさらにあがりますよ!

②「私を忘れる頃」(1983年「VOYAGER」より)

ユーミンの歌詞は、繊細な心理描写が注目されることが多いですが、「景色」というのも、とても重要なユーミン要素です。
「私を忘れる頃」も、まさに景色の曲です。

舞台は長崎県稲佐山。
歌詞の主人公が、真冬の展望台で別れ話を切り出して、という歌詞の内容なのですが、高台から見えるふもとのコンビナートや、徐々に暮れていく空など、景色の描写が、時間経過とともに緻密に描写されています。

宵の明星 ふう手が届きそう
ふりむけば すっかり青い夜
     ~~
宵の明星 ふうどこへ行ったの
満天の銀河に埋ずもれて

別れ話を切り出す、という気を張る場面で、どこか集中できず、ぼんやりと景色に注目してしまうのは、むしろ自然な心理かもしれません。
夜景と星空の中でポツンと別れ話をする2人の虚無感のようなものがきれいに表現されていると思います。

そしてなにより! この曲は間奏を堪能していただきたい……!
たゆたうような、豪華なアレンジは必聴です!

③「月夜のロケット花火」(1985年「DA・DI・DA」)

青春が終わるときの侘しさと「花火」。
これほどまでにモチーフとして最適なものもありません。

もうすぐ就職していく大学生が、最後の夏休みに集まって花火に興ずるといな内容です。
大学に限らず、高校とか中学でも、最後の夏休みというのは感慨深いものがあると思います。旅行なり、めったに行かなかった地元のお祭りにみんなで出かけたり……。私もおぼえがあります。

防波堤に腰かけて 誰もがはしゃいだ
満月が海原に道を作ってた
黙らないでよ せつなくなるわ
波が聞こえる

歌詞を切り出すととても詩的です。
夜は波の音はとても静か、というかゆったりしたリズムをとってくれるので切なく感じるんですよね。
はしゃいでいられる時間の終わりを告げているようで……。

ただ、曲調は軽快で、打楽器の合いの手が心地よいんですよ。
夏らしい、リゾートを感じる一曲ですので、これから夏本番にとてもオススメの一曲です!

④とこしえにGood Night(夜明けの色)(1988年「Delight Slight Light KISS」より)

バブルという狂乱の宴が終わるころ。
騒ぎつかれた主人公は何を思うのか。

1988年、世はバブル全盛期。ユーミンの人気もとんでもないことになっていたとか。
実際、発表するオリジナルアルバムが、当たり前のように200万枚セールスを突破する勢いだったわけですしね。
ユーミン本人としても、レコードからCDへの大量消費時代を見越してか、「雑誌のように読み飛ばせるような」アルバムを目指していたそうです。

騒ぎ疲れて眠るのも もう厭きたわ
海の匂いの霧を 胸いっぱい吸い込んで
さよならとつぶやいた きのうまでの私に
こんな心をきみに見せるよ

絶頂の時代にあっても、歌詞の世界では少し遠くから時代を見つめています。
もちろん、単なる時代への警鐘めいた歌詞ではなく、二人の男女の信頼関係や、男性のセーターを女性が着る、みたいなちょっとトレンディなやりとりもあったりして、ドラマ的な趣もあります。

所謂、ドゥーワップな曲調に、ユーミンの歌声から金管楽器の音へとつなげてゆく編曲とか、遊び心満載の曲となっていますので、おしゃれな大人な曲として、楽しんでいただきたい一曲です。

⑤「Cowgirl Blues」(1997年「Cowgirl Dreamin′」より)

これですよ! こういう曲をご紹介したい!
ユーミンってかっこいいんだぞ、っていうのが存分に堪能できる曲です!

愛した彼のもとへ、一人ハイウェイを飛ばす女性。
ユーミンは、アメリカ映画に出てくるハイウェイのダイナーのウェイトレスが好き、という話をされていましたが、まさにアメリカ映画の情景です。

帰りたいよ帰りたいよ あなただけのもとへ
哀しそうに 壊れそうに 歌っているラヴ・ソング

サビの力強いリフレインと、歌詞のまっすぐな思いがつまったロックな一曲です。
絡みつくようなサビのアレンジとともに、聴くものを一気に乾いた夏の朝へと誘います。
リンク先はベストアルバムですが、初めてこの曲が収録された「Cowgirl Dreamin'」は、ジャケットもめちゃめちゃかっこいいんです!
どこまでも続くアメリカのハイウェイの真ん中に、ばっちりドレッシーに決めたユーミンが一人。
表題曲であるこの「Cowgirl Blues」も、ぴったりとこのジャケットのイメージです。

ライブでも大変盛り上がる曲ですので、これからファンになる方にぜひ聞きこんでいただきたい一曲です!

最後に

あー楽しかった。好きなことを紹介するのは、健康に良い!(きっと、恐らく、多分)

ユーミンの記事がnoteで増えてくれれば大変うれしいですが、とにかく自分でもどんどん発信していきたいと思います。

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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