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シュウマイエッセイ寄稿と、今、京阪神で行きたいシュウマイ店8+1

あの名店のことを書きました

みなさん、ごきげんよろシュウマイです。

関西方面在住の方は愛読者も多いと思いますが、京阪神のグルメ情報誌「Meets Regional」2024年5月号「みんな大好き!王道の皿。」にて、エッセイを寄稿させていただきました。

P56からはじまる「わたしの好きな、中華の皿の話。」のなかで、シュウマイ代表?として「幸せの黄色いシュウマイ」と題した一文を書きました。この名前を聞いただけでどの店のシュウマイかわかる方は、関西のシュウマイ通!?そう、大阪難波の「一芳亭」であります。

この店の「幸せの黄色いシュウマイ」の素晴らしさは、改めて言うまでもありませんが、なぜ私がこの店の一皿を選んだのかは…ぜひ本誌をお買い上げいただき、一読ください。通販でも購入できますので。

Meetsに登場した、今まさに食べたい京阪神のシュウマイたち

さて、関東を拠点とする私。先月、別仕事で神戸にいき、久々に関西のシュウマイを食べましたが、改めて、関東のシュウマイとは異なる文化があるなあ、と実感(ある意味、横浜と神戸の中華街の違い以上の違いがあるかも)。そのことは、拙書「シュウマイの本」で私なりに調査し、まとめたつもりでしたが、やはりまだまだ関西エリアのシュウマイは奥深く、さらなる調査により、その東西の違いを丁寧に導き出す必要があると、感じたのであります。

そして今回寄稿した「Meets Regional」を一読者として読んでみると、その思いはさらに強まりました。さすが京阪神に拠点を置き、日々リアルにグルメ情報を探るメディア。新旧の京阪神を象徴するシュウマイにまつわる情報が濃密に掲載しているではありませんか。

そんなわけで、次回京阪神に行った際は必ず立ち寄り、食べなければと思う「Meets Regional」掲載のシュウマイを、メモとして皆様にも共有したいと思います。

※本誌をゆっくり読みたいと言うネタバレ禁止の方は、読みたくないかもしれませんが、本誌はあくまで中華全体がテーマなので、シュウマイに特化して探すこと自体難しいと思います…裏読み的楽しみとしてご一読してみてください。

順徳(神戸/元町)

本誌特集二番目「汁そば」代表店として紹介されるこちらは、先日私が神戸旅で巡ったシュウマイ店のひとつ。シュウマイは小ぶりで素朴ながら豚と海鮮の複合的旨味が素晴らしかったので、シュウマイについては触れていませんが、掲載されていてちょっと嬉しかったです。汁そばも偶然食べましたが、シンプルな味は素晴らしく、コスパも最高。改めていきたいです。

来夢来人(大阪/岡町)

ワインに合う中華のお店、シュウマイもイノシシを使用!薬味も味付けも一味違いそうなので、これはワインとともに味合わなければ、です。

おばちゃんとこ(大阪/千林)

実はこちらが南森町にあるとき、一度立ち寄ったことありました。その際はシュウマイを出している曜日?でなく、別の理由もあり時間なく諦めたのですが…移転オープンして、焼きシュウマイも新たなメニューに!これはリベンジ必至、ですね。

酒家えの吉(大阪/天下茶屋)

ここは、今回私が寄稿した「幸せの黄色いシュウマイ」から暖簾分けした、息子さんが営業するお店。本店のシュウマイがそのまま…ではなく、ある意味皮が手作りなのはここだけ!幸せの進化版を味わいに行かねばです。

鳳泉(京都/京都市役所前)

こちらは、前出の一芳亭とエッセイで取り上げるのを迷った、関西の思い出深きお店。京都中華という存在をここで初めて知りましたし、シュウマイも京都的やわらかさのなかに、豚肉とクワイの凛とした旨味と食感が、今でも京都シュウマイの代表格として脳裏に焼き付いています。
京都に行ったら必ず行かねば、と再認識しました。

飲茶爸爸(大阪/阿倍野)

本誌点心特集の中で気になったところ。「とびっこ焼売」の美しき佇まい、みているだけで想像できる食感…ひとつから点心が注文できるみたいなので、2軒目のシュウマイはしごとしても良さそう。

鳳飛(京都/北王路)

前出の「鳳泉」と並ぶ、京都中華を代表する「鳳凰系」の系譜を持つお店。私と同じエッセイコーナーで、くるりの岸田さんが紹介していましたが、そのシュウマイを愛する表現から、「鳳泉」とならびこれは京都に行ったら行かねば、の一軒に。岸田さんの行間からは、あまり知られたくない思いがひしひしと感じますが…でも、一回だけは行かせてください。

富ゆき UMEKITA(大阪/梅田)

本特集の〆を飾る、広東料理お任せコースのみの、今の関西を象徴する代表格なのでしょう。こういう店にはシュウマイは縁がないと思われがちですが…じつは、コースで提供されることは少なくなく、そういう時のシュウマイがまた希少かつ名品の確率大!
本誌で紹介されていたのは「オニテナガエビの焼売」。自家製XO醬、海老味噌ソース、油淋鶏ソースをかけていただくスタイルが美味しくないわけがない…一泊二日での関西旅なら、一泊目のディナーで挑戦してみたいです。

最後に、お礼

最後に。今回のエッセイ寄稿のご縁をいただいたのは、「オオサカチャオメン」のオーナーさま。2022年11月の下北沢のシュウマイイベントで、大阪から徹夜で車を走らせて出店いただいたシュウマイ熱血漢ですが、昨年、大阪出張の際に飲んだ際に「Meets Regional」編集長を紹介いただいたのでした。改めてお礼をお伝えするとともに、久々にチャオメンの個性あふれるシュウマイと、名物チャオメンを食べながら「麦ソー」を飲みたいなあ…と思った次第です。

ということで、京阪神の皆様、シュウマイメインで伺う輩はほとんどいないと思いますが、私およびシュウマイファンがお邪魔する際には、優しく出迎えてくだシュウマイ、です!


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