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飲食店マーケティングの為の  『MEO/SEO関連ニュース』(2022/9/16~10/15)

今回は、主に『GoogleのSearc On 2022』イベントについてとなっています。今後の検索の方法がいろいろと刷新されていきますので、SEOもこれまでよりも幅広く抑えていく必要があるでしょう。飲食店においては、やはりMap検索の重要性は変わりませんが、さらにメニュー検索での軸が出てきています。これに対応するためには店舗で提供している商品情報をキチンと拡充していくことが必要となります。店舗のメニュー情報の更新と共に写真データのアップデートも重要な管理項目となっていくでしょう。また、インバウンドを望めるエリアにおいては、海外の人からの検索も意識した投稿や情報登録もポイントとなりそうです。


・ Google 『Search On 2022』イベントでの発表内容
https://searchon.withgoogle.com/ja-JP/

 これまでのテキストボックスからだけでなく、人間の思考に近い検索サービスを実現しようとしています。画像、音声、文字等を組み合わせた的確な検索が可能になっていくとのこと。(googleではこれをnatural and intutiveと呼んでいるようです)言葉をあまり使わくともgoogleがそれらの検索意図を正確に理解して答えるようになり、自分のやりやすい方法で情報を調べることができるようになっていくようです。

①画像の翻訳
 これまでの翻訳は下記の左側のように翻訳した文字を上に重ねていましたが、今後は右側のように画像自体に翻訳した内容をキレイに合成した表示になっていくようです。

②検索の補助(Suggest)
 例)メキシコの旅行を探している場合。『best mexico cities』と検索窓に入力した際に様々なそれに続くワードのおすすめが出てきます。それらをタッチするだけで簡単に検索できますし、自分では思いつかなかったワードにも巡り合えるかもしれません。
  

その他にもTOPICの掘り下げとして、検索窓の下におススメのトピックが表示されるようになってきています。

③画像+ワードでの検索
 これまで、画像の検索は搭載されてきていましたが、今回はさらにそこにワードを追加することができるようになります。
例)シャツの柄で画像検索、その後にその柄と同じネクタイを検索。

⑤GoogleMap
・「neighborhood vibe」(正式名称かどうか不明)
 これから初めて訪問しようとしている地域についての雰囲気を把握するための機能。目的地を表示し、Googleマップのコミュニティが投稿したその地域の写真や情報をマップ上に表示して、人気のあるスポットを見ることができます。

コンピュータビジョンと予測ツールでGoogleMapの有益な情報をより視覚的な方法で表現することができるようにもなります。下記のようにその場所の時間帯による景色の変化も見ることもできるようです。

また、検索バーにあるカメラをタップし、景色に向けるだけで、瞬時にそこの情報が表示されるような機能も開発しています。

⑥FOOD
 ここは飲食店にとっては非常に関連の高いトピックですので、この変化に注目しておきましょう。

お気に入りの食べ物や場所を簡単に見つけられるようにしているとの事です。食事に関する情報を再構成し、探している特定の料理を表示できるようにしているとの事。また、それを提供するレストランの詳細情報を確認したり、ベジタリアン、ビーガンといった食事の好みや制限への対応も確認できるようになっています。このあたりは、インバウンド需要を狙うならばしっかりと表示しておくことは重要になるでしょう。

写真からその料理が何なのか?検索し、またその後にそれを近くて提供しているお店はあるか?といった検索もできます。ここではクイニーアマンを例にしています。

⑦Shopping
ファッションアイテムを検索すると様々な販売者が出品する商品を次々に見ることができます。

ショッピングをより楽しくする機能として『Shop the look』という機能もローンチしているようです。(下図でジャケットにあったシャツ、パンツ、靴を提案してくれています。)
こちらは、そのアイテムに組み合わせたぴったりなルックスを提案してくれるといった機能のようです。凄いですね。ちゃんと私の体型も加味しているんでしょうかw・・

また、商品の3D表示(360°写真)も数枚の静止画を登録するだけで簡単にAIが作成してくれるようです。これそのうち料理写真とかもそうなるかもしれませんねw

⑧Sustainability
 
環境に配慮した検索もできるようになってきています。
・燃料の種類によっての環境にいい(効率的な)ルートの検索

・自動車の年間燃料費が検索結果に表示(より環境にやさしい車を選ぶ?)

⑨Results about you(個人情報の管理)
 自分に対する検索結果についてコントロールできるようになるようです。自分の電話番号、住所、メールアドレスと含む検索結果の削除をリクエストできるようになるとの事です。

・Googleマップでお気に入りの場所をリストアップしよう・

https://news.yahoo.co.jp/articles/16ce307931c64b38dc3e13fd16aeae8099a1e06b

 こちらはすでに、活用している人が多くなっていますが、参考までに載せておきます。


・Google、アルゴリズムアップデートはなるべく同時ではなく別々に展開する

https://www.suzukikenichi.com/blog/google-keeps-updates-separated-from-each-other/

影響範囲が大きいアルゴリズム アップデートを極力同時に実施しないように Google は努めているようです。サイト管理者からするとアップデートが重なると変化の要因分析が複雑になるので、間隔をあけてのアップデートはgoogleのやさしさといったところだろうかw

・Google、初のスマートウォッチ「Pixel Watch」。Fitbitのヘルスケア機能を搭載
https://news.yahoo.co.jp/articles/69f9d4259cbae45534b665f440830d2ca47983bf

Googleの機能とFitbitのヘルスケア機能が組み合わせられた、Google初のスマートウォッチ製品が発売された。

・役たたずなSEO目的ページをサイトごと落とすGoogleの新アルゴリズム「ヘルプフル コンテンツ アップデート」
https://webtan.impress.co.jp/e/2022/09/30/43391

グーグルが画期的な検索アルゴリズムを導入する。その名も「ヘルプフル コンテンツ アップデート」。まだ英語圏だけのこのアップデートの仕組みについての解説です。

gogleからの案内はこちらに記載されています。
https://developers.google.com/search/blog/2022/08/helpful-content-update?hl=ja

ベースとしては『ヘルプフル コンテンツ アップデートは、訪問者に満足感を与えているコンテンツを高く評価し、訪問者の期待に応えていないコンテンツとの差別化を図ることを目的としています。』といった思想をもとに行われていますので、そちらに沿った記事をきちんと作るといった事が重要になってくるでしょう。

・検索結果でECサイトの露出を改善するための6つの秘訣 by Google
https://www.suzukikenichi.com/blog/6-tips-to-enhance-ecommerce-websites-presence-in-search-results/

検索結果での EC サイトの露出を改善するための 6 つの秘訣を Google の Alan Kent(アラン・ケント)氏が動画で解説しています。詳細はリンク先及び動画でご確認ください。

①すべての商品をインデックスさせる
②正しい値段が検索結果に表示されていることを確認する
③値段と在庫状況の時間差をなくす
④リッチリザルトを表示できるようにする
⑤商品在庫データを提出する
⑥[ショッピング] タブに掲載する

・Webマーケティングで苦手な領域1位は「SEO外部対策」 SNS活用には積極的か【ニュートラルワークス調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2022/09/22/43339

デジタルマーケティング支援をしているニュートラルワークスは、企業のWebマーケティング担当者を対象に、2022年のWebマーケティング活動に対する意識調査を行って発表しています。やはりSNSへは注力しているところが増えていますね。webマーケティング担当者が苦手な分野はSEOのようです。環境変化のはげしいwebマーケティングにおいてすべてを網羅することはかなり困難になってきています。うまく外部を利用しながら行っていく必要はあるのでしょう。

・グーグルが行った「SEO業者の締め出し」対策!
https://news.yahoo.co.jp/articles/c754a35583de5b710154f5c2d8893b69f7e5d93f

 SEOに関わっている人ならば知っていることですが、再度確認の為にも取り上げました。

・Google・Yahoo!・Metaのデジタル広告に"世界初"の規制拡大、経産省
https://lab.kutikomi.com/news/marketing/disitalplatformregulation/

取引条件を変更する場合の事前通知や政府への報告書提出を義務づけ、立場の弱い広告主との公正な取引を促す狙いがあります。デジタル広告分野にこのような規制が拡大されるのは"世界初"とのことです(毎日新聞参照)。
最近のネット広告はその掲載先が、自動でコントロールされていることもあり、広告主側からは見えなかったりしますので、企業イメージの傷つきかねないサイトへの掲載や、不正プログラムによるクリック等のリスクも出てきました。これらを是正する意味でも「デジタルプラットフォーム取引透明化法」は意味がありそうです。

・AppleのMRヘッドセット、虹彩認証機能を搭載か
https://gori.me/apple/apple-news/144453

METAバースの実現まではまだまだ道のりはありそうですが、少しずつ進んでいるようです。appleが現在作成していると言われているMRヘッドセットについてニュースです。大分Meta Quest Proよりも軽く、昨日も拡張され薄くはなっているようです。外向きのカメラも14個付いているようでARも強化されそうですね。


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