ホラクラシーと給料の話

みなさんはホラクラシー経営をご存知でしょうか?

ホラクラシー経営とは、これまでの組織論とはまったく違う考え方です。

これまでの組織はヒエラルキー型といって、階層がありました。社長→専務→部長→課長→主任・・・と上から下に段階を経ています。これは従来の組織の形です。

それに対してホラクラシーとは階層のない組織の形です。つまり、部長とか課長とかそういう肩書がなく、すべてフラットです。

といいながらも上下関係がないわけではないですが(先輩を敬うとかいう意味で)、組織の形、ひいては仕事のやり方に関してはフラットです。

このことによって意見が出やすい環境ができます。上から言われたことが絶対ではなく、フラットな形でそれぞれがアイディアを平等に持ち寄って判断していくからです。

そしてフラットということは、それぞれに責任が伴います。誰かのせいにはできません。自分で一個という考え方です。

このホラクラシー経営を弊社は導入しています。

といっても、いま2人で活動しているのでホラクラシーもクソもないんですが、ホラクラシーの組織の形を意識して経営をしています。

今後、たくさん人が増えてくるでしょう。その時のために、ホラクラシーの考え方を勉強して、円滑に仕事が進められる環境を構築していきたいなと思っています。

こんな説明をしても、ホラクラシーとはなんぞや?ってなると思います。正直僕も完璧に理解しているわけではないので、ここからは弊社で導入している雇用制度についてご説明します。

いまさりげなく求人をかけています。そこにも書いていますが、待遇はこんな感じです。

●勤務時間:自由

●休暇:自由

ポイントはこの部分。勤務時間、休暇はすべて自由です。いつ来てもいいし、いつ休んでもOK。ちなみにどこで仕事をしてもOK。

なので、いま企画営業のスタッフがおりますが、彼は普段会社に来ないし、どっかで仕事しているし、適当に休んでいますw

すごく自由なんです。ただ、そのぶん結果がつきまといます。つまり、結果が出ていなかったらサボっているのとイコールなので、給料などは厳しく見るよ、ということ。自由と責任は正比例するものなのですね。

でもこれからの社会ってこういう風であるべきだと思うのです。

むしろ、人々の幸せを考えたときに、時間や休みで縛るのってナンセンスだと思っていて、目的があって、それを遂行するために何をするべきか、ということに終始するべきだと思っています。それが超零細企業の在り方だと思うし、勝ち方だと思います。まぁこういう制度であれば、仕事の時間が長いとか、休みがないとか、文句は言えないでしょうし笑

ただ、裏を返せば永遠に仕事ができてしまうわけで、そのあたりはブラックになりそうな感じがしますけど、スタッフにそのことを聞いても、「仕事が楽しいからぜんぜん気にならない」とのこと。

僕が言えば問題あるんでしょうけど、仕事が楽しければなんでもオッケーだと思っているので、今のところはいいのかなと思っています。

ただホラクラシーに関してはこれから検証も重ねながらどんどん進化させていくので、またこの辺は社員が増えていったら課題も見えてくることでしょう。


採用ついでに、給与についていま考えていることを。

自分で給与システムを作ってみました。

基本的な考え方は、年齢給+能力給+ボーナス

年齢給=ベーシックインカム的なもの。年令によって給料が上がる

能力給・ボーナス=会社の業績によって支給される。チームで分配。

※いずれも業績が振るわない場合は満額でない場合がある

年齢給は基本的にはほぼ年齢=給料です。例えば30歳なら30万/月 って考え方(厳密には年齢×0.9くらい)

能力給・ボーナスはチームで分配が基本です。チームと触れていますが、僕はチーム採算性にしたいと思っています。(いま2人なのでチームもクソもないですが、5人1チームくらいのイメージ)

全体の利益で黒字か赤字か判断して、その次にチームでの業績を見る。良いチームには良い評価をして、能力給を分配(このあたりの分配の仕方は考えてません)。チームに支給された能力給はそれぞれの役割によって分配する。

個人的な考えとしては、リーダー50%、それ以外をみんなで分ける(分け方はリーダーに決めさせる)

※ホラクラシーといっておきながら、僕はリーダーは必要だと思っています。リーダー以下同列。まぁ、でもそうなるとリーダーの適性を評価する制度も決めないといけないですね。数字で見ればいいのか。それは今後の課題ということで。

で、能力給が支給される割合は、会社の粗利益額で決定する仕組みになっています。これはあえて詳しくは書きませんが、稼げば稼ぐほど分配されるっていうシンプルな仕組み。もちろん、増えるということは減るということもあります。業績が振るわなかったらみんなで痛み分けです。

なので、会社として、チームとして、明確な金額目標ができ、それに向かって邁進していく仕組みになっています(たぶん)。もちろんアップデートしていきますが。

つまりいいたいのは、超零細起業である僕らは、売上こそすべてであり、それがなければ給料はないよ、というシンプルなもの。そのぶん頑張ったらみんなで分けようね。ってことです。もちろん未来への投資もしたいので、それも残しつつ。

なので、もしも維新で仕事したいなぁなんて一ミリでも考えて頂ける人がいるのであれば、つまるところ会社を一緒に作っていく、まさに小さな小舟で浅瀬を漕いでいる状態だから漕手になってくれないと余裕で沈んじゃうよ、というガッツリ一緒にやっていくイメージを持っていただけたらなと思っています。

詳しく会社について聞きたい方は直接ご連絡いただけたらと思います。


今度は欲しい人材について書こうかなぁ。

今日はこんなところで。

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