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普通じゃ売れない 儲かる非常識(日経ビジネス2021.09.06)

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お久しぶりです。すっかり秋も終わりそうになっていますね。前回から随分間が空いてしまいました。毎週更新しようと頑張っていたんですが、なんと8月下旬にコロナに感染しまして、そこから時間が立ってしまいました。コロナのお話はまたどこかでさせてもらいます。

今回のテーマは「普通じゃ売れない 儲かる非常識」ということで、コロナ禍において非常識と言われるようなことで利益を上げている事例を紹介しています。

・大阪王将・・・それぞれの地域特性に合わせてメニューや値段を変えるなどの「マイクロマネジメント」を導入。
・北の達人コーポレーション・・・売上ではなく利益を追う。売上は増やすな、というルールがある。
・旬八青果店・・・オフィス街に青果店を出店する。
・日産科学・・・研究員が営業もやる。
・サントリー食品・・・ラベルレス伊右衛門。
・600・・・化粧品やアクセサリーなどの対面販売が有利に見える商品を無人販売。

どれもエッジが効いてて面白いですよね。
僕が思うのは経営に常識なんてないってこと。常識が生まれれば非常識が生まれ、やがて非常識が常識になり、また非常識が生まれ…のサイクルなんだと思います。常識に縛られていればダメだと思うけど、逆にその常識に気づけることが、新たなビジネスチャンスにつながるのではないかと思っています。会社の会議でも、みんな「当たり前のこと」を言うんですけど、それは逆にチャンスだなぁっていつも思います。無難だなぁとか、誰でも考えつくなぁ、とか思えるのはラッキーなんだなと。それとは違うことをやればいいだけだから。それに気づけるっていうのは、世の中の流れを捉えることだったり、人々の嗜好性を把握することだったり、常態化しているものを掴んでおく必要があるんです。どこか俯瞰してみているような視点が必要ですよね。よく見てみるとみんな同じ行動してるなぁ〜とか。
だから僕は基本的には人と違うことをやりたがっちゃいます。このブレストも、どこの会社もやらないと思っているのでやってる。毎週1回社員全員でブレストしたり、道徳教室っていって、啓発本を読み合ったり。それって絶対やらないじゃん。だから価値がめっちゃあるなって思ってる。
絶対やらないだろ!ってこと、実はめっちゃたくさんあって、それをやっていけば、単純に目立てるし、それだけで価値が生まれるから、すごく楽なんですよね。むしろこれを書いていて、改めてその事に気づけたので、新しいビジネスやるときには参考にしようっと。

今回のブレストで僕が思ったのは「個性が大事」ってこと。
まぁそれは翻ってさっきの常識的なものとはかけ離れたものにつながるのかもしれない。コモディティ化されたものって個性的ではないですよね。個性的ってどこか変わっていて、エッジが効いてたり、なんか理解できなかったり、つまり見る人の常識とは少し違うものな気がしています。それを意識的につけられるかってのが大事なのかも。そこに人は惹かれていく。

僕が今描いている未来は、今会社で運営している「ジェリーの謎解きルーム」を全国展開したいなと思っています。そのお店をどんなお店にしたらいいのか。金太郎飴みたいに判で押したような店にするべきか。いや、僕は各地の個性があふれるお店にしたほうが、今の時代にはフィットするのではないかと思っています。静岡なら静岡らしいお店に。
そしてブレストの中で出たキーワードは「地域の一本桜を目指す」。いい言葉ですよね。その桜見たさに、つい足を運んでしまうようなお店。目指すべきはそういう姿ですよね。それがどんなものなのかはこれから明らかにしていかなければならないですが、すごく大事なキーワードだと思います。

謎解きゲームの新しい形として、僕としては「電話BOX謎」を提唱したい。電話BOXに閉じ込められて謎を解かないと脱出できない。完全無人販売で、勝手に自ら閉じ込められ、頑張って脱出する。色んな所に持っていけるので、空きスペースとかの活用にもつながる。電子ギミックも入っているので、どこかの電子系に強い会社さんとコラボして作れないかなぁ〜。

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