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第112回 アメリカの軍需産業の発展

※諸事情で、6日間休んでました⤵これからも断続的になるかも知れませんが、宜しくお願いします!(清盛の時代、深掘り源氏も同様)

ミッドウェー海戦の勝利で優位に立ったアメリカは、墜落して回収した零戦を研究し、それよりも性能が高いグラマン戦闘機を開発しました。
そして日本からの食糧、武器弾薬を積んだ輸送船が次々と撃破されていきました。
アメリカ国内の軍需産業はデュポン社、車から戦車・戦闘機へと転じたフォード社など飛躍的な発展を遂げていました。デュポン社はフランス革命から逃げてきた一家であり、ローズベルト大統領と姻戚関係にありました。両社はそれぞれヨーロッパ各国に兵器を売りさばき、自国の武器も扱ったので利益は巨額でした。
デュポン社は第一次世界大戦で連合国の火薬の40%を担い「死の商人」とも呼ばれていました。大戦後は、化学メーカーの方に転じ、ナイロン・フィルムなどを手掛け、また莫大な利益を得るなど抜け目がありませんでした。
アメリカの失業率も10%近くあったものが、あっという間に1%台にまで落ち着きました。実はニューディール政策では景気は回復していませんでした。それはみんな知っていました。この第二次世界大戦参戦で本当に景気が回復した事実をローズベルトは実感したのでした。(続く)

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