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Canon EOS1000F(1990年~)

一眼レフ入門機として大ヒットしたEOS

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社会人1年目、1992年に会社で知り合ったカメラ愛好家な方々に感化されてシグマのズームレンズ2本付きのセットを購入しました。 ′
これを買う3年前にEOS850を買って持っていたんですが、EOS850からかなり進化したAFやAEに感動し、即購入しました。


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これを買う3年前、EOS850を買ったときにEF35-70mmのレンズも買ったんですが、このカメラはシグマのズームレンズ2本付きで買ったため、EOS850のEF35-70mmは売っちゃいました。


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数十年ぶりに使ってみることにしました。すでに当時買ったシグマのレンズはガビガビになっていたので、古いフィルムカメラに合いそうなカールツァイスのプラナー50mmを装着。
で、フタを開けてみると・・・ 案の定、シャッター幕が。。。

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ご存じのかたも多いかと思いますが、このEOS1000を含めて、(ネット情報によれば)1987年発売のEOS650から1995年発売のEOS55までのEOSシリーズ(EOS-1系とEOS-3を除く)は、年劣化によリシャッター幕を受け止めるダンパーゴムがコールタール状に溶け出してシャッター動作に不具合をきたす場合があるようで、このEOS1000Fも発生していましたorz


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とはいえ、まったく撮れないわけじゃないと思い、フジカラーの記録用カラー100(現在では手に入りやすい格安のフィルム)を装着。


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フィルムが現像から帰ってきたので確認すると、半分くらいがシャッターミス。やっばリダメでしたorz


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さすがにカールツァイスのプラナー50mmだけで24枚撮るのはキツかったので、手持ちのレンズを色々変えて撮影したんですが、この時代のフィルムEOSでもデジイチ世代のEFレンズは問題なく動作します(て、当たり前ですが)


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ちなみに、買ったときは知らなかったんですが、このEOS1000Fという型はヨーロッパ向けモデル(QD無しの廉価版)で、当時、ホームセンターや量販店では社外レンズ付き(まさにこれがそうなんですが)で国内で結構流通していたようです。そのためだいぶ安くなっていた記憶があります。
私にとってこのEOS1000Fというカメラは、このカメラを買ったからこそEOS-1を購入し、そこからカメラと写真に熱中することになったので、そういう意味では思い出深いカメラです。はい。


フィルムの時代、Kissシリーズの前身となったEOS1000の話でした。