キャンパスライフなひととき。
前の方の席しか空いていなかった。
明るく新しい大ホール。右肘のメモ台を出し(スマートに隣を見てサクッと小さなテーブルをスライドする)、配布資料とボールペンと肘を置く。
座席の傾斜により、前席の頭髪やスマホ画面は丸見えなのだけれど、それは薄目としておく。
さて。
話は、1498年ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を開拓した時代にまで遡り、のちにフランシスコ・ザビエルがキリスト教布教のため日本を訪れた後、ゴアでルイス・フロイスはその話を聞く。
講義は、『イエズス会宣教師ルイス・フロイスから見た京都』から、京都の人気にせまる、というもの。
ルイス・フロイスは日本へ渡り、そして京都へ。10年にわたり、彼なりの日本史を記者通信のように遺した───。
ふんふん、ほぉほぉ、おぉー、へぇー。。
確かに、確かに。そっかー、そうだよね。
っとまぁ、
60分の講義をザザーっと受け、
「歴史おもしろーっ!」
と、今さらながらキラキラお目目になっていた、ワクワクさん並み(いやワクワクさんて何歳だ?
エッ!?66歳!?そーなの!?全然見えなーい)の好奇心を抑えきれない、のは私だ。
オープンキャンパス同伴者、という立場な私だ。
横内教授のソフトな語りが心地よかった。
しかしながら、日本史には頗る興味があるものの、導入の世界史分野がなんともソフトな子守唄となり、ほぼワクワクさんな私の隣で、ビクンってなった次女。無意識に意識飛んでた自分にびっくりしていた。
ちょうどパワーポイントは『洛中洛外図屏風』を映しており、「狩野永徳!」と、そこからは急に目が覚めたようだったけれど。
何スイッチですか?
私はどちらかと言えば世界史が好きだったから、次女の語る日本史にはちっともついていけない。うっすら平安時代くらいは浅く触れられる程度。
それは『光る君へ』の視聴者の感想、もしくは、漫画『あさきゆめみし』の読者の記憶くらいのカジュアルなもの。
よくもまぁ、スラスラとあの似たような人物名を(藤原誰そ、徳川彼そなど)...と思うのだけれど、そういうのはきっと、いわゆるNewJeansの名前と顔が一致しているとか、NTCなんちゃらのメンバーと髪の色が(しかも曲ごとに違う...)とか、興味のなせるインプットなんだろう。
ちなみに次女は、『吉宗推し』なのだとか。
要するに、
この夏の私は、各校オープンキャンパスの同伴者というミッション=知的好奇心をくすぐりまくる旅行、が楽しみすぎるというはなし。
ワクワク...。
キャンパスライフなひとときに、
スキトキメキトキス♡
ちなみに私は、
ワクワクさんよりも、
ノッポさんのほうがタイプ。
ジャジャ丸ピッコロポロリ(にこにこぷん)の
ポロリがタイプ。
基本、口数の少ない優しい人が好きみたい。
#どうでもいいか 。
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