木曜日の朝に。 52朝

「おはようございます。」

会ったことはないけれどいろいろを知ってる素敵な女性と、腕を組んで歩いて、それは旅行先で、ホテルに帰るフェリーに乗り遅れて、USJのウォーターワールドみたいな世界観のアメ車風のボートに乗せてもらって、水銃に撃たれながらエメラルドグリーンの綺麗な海を渡り、地中海風のホテルへ着いた──

目が覚めて、知らないうちにアラームを止めて寝ちゃってたことに気がついて、慌てて起きる。次女も三女もすでに起きていて、洗面所からスマホで流す音楽が聴こえる。

もっさんもっさんの寝ぐせ頭で白湯をトポトポいれて、塩とレモンも入れて、ズズズとすすりながら、
「あの子に夢で逢えちゃったな…」
と今朝の夢を思い出してホクホクして。

卵を二つ、チャカチャカと混ぜて。

体重測定で3kgも増えてたことに焦る次女は、ダイエット宣言をし始めたから、ほんのりご飯の量を減らしておく。夏には沖縄への修学旅行が控えているから、それまでになんとかしたいとかなんとか。

高校生の時って、食べれちゃうからな。
学校帰りにコンビニで肉まんとか食べても、普通に夕飯食べれちゃってたし。甘い物とか永遠に食べれる気がしてたもの。
そういう時期なんだろう。

三女はスポーツテストの1000m走があるとかで、「今日がおわれば…」と呪文のように言いながら、たまたまとった昆布の佃煮の長さに「なっが！」とツボって、謎のハイテンションになっていた。

「いってきま(す)」

昨日、仕事から帰った夫と晩酌をしながら話していたのは、会社の営業のヨシヒコ君(仮)のこと。

ヨシヒコ君は夫の中学からの同級生で、頭も良くて気さくて気遣いのできる、いわゆるデキル人で、営業成績も良く、4月から昇格もしたのだけれど。上からの重圧がますますかかるようになったせいか、最近元気がなく、体調も悪そうなのだと言う。

「サウナなんて熱いから嫌だ」って絶対入らなかったヨシヒコ君は、最近1人でサウナに行くようになったのだとか。

ストレスが溜まったり、本当に疲れてしまうと「1人になりたい」のかもしれない。誰にも気を遣わずに、ただただぼーっと1人で過ごす時間が必要なのかもしれない。
夫もよく、テレビを観ているのかいないのか分からないけれど、ぼーっとしながら焼酎を飲んでいる。そういう時はあまり話かけないようにしている。

何かしら環境が変わって、知らず知らずたまっていた疲れが出やすくなる時期だものね。
ぼーっとする時間もとっておかないとね。

さてさて、

そんな今朝はaikoを♪

コナン君の映画の主題歌♪とテンションあがって、参観日の振休の三女とさっそく観てきた。「100万ドルの五稜星」観終わってすぐ、三女の顔を見ると、あんぐりしていた。

「えっ、えっ、どういうこと!?」

𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲🎧

今日から気温がグングン上がってくるみたい。そろそろ半袖かな。
日焼け止めも忘れずに。