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書き方参考

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文章を書くのが苦手なnoto初心者カレイの煮付けが参考にしていく記事をまとめる
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記事一覧

人を動かす文章のつくりかた

 見ず知らずの誰かに考えを伝えるのは難しい。その考えで誰かを動かすのはもっと難しい。  僕は、ビジネス書、特に啓発書を編集する仕事をしてきた。文章で見ず知らずの誰かに考えやノウハウを伝え、誰かの行動を変えさせる。そのサポートをする仕事だ。そんな仕事をしていくなかで、おぼろげながら「こういう文章が人を動かすんだろうな」ということがわかってきたので、今日はちょっとそのあたりの話をしたい。 注)本というパッケージをつくるなかで見えてきたノウハウなので、あらゆる文章に応用可能かは

文章は上手に書いてはイケない~ダメな表現を回避する14のガチテクニック

スッキリ、楽しく、読みやすい――。 そんな風に文章をスラスラ書けたら、どれだけ嬉しいだろう? ちょうど20年前、出版業界へ足を踏み入れたオレは毎日そのことばかりを考え、そして入社2年目の終盤に差し掛かったころ、ある絶望的な欠陥に気が付いた。 オレ、文才、ない……( ;∀;) 寝る間を惜しんで文脈考え、表現に工夫を凝らしてみても、いざ上司(編集長)の原稿チェックを受けるや、紙が真っ赤になるまで赤字が入れられる。 あまりに修正が多くて余白スペースがなくなり、用紙の裏面に及

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本文のポイント (noteのはじめかた)

これからnoteをはじめる人の入門ガイド。 読みやすく、また読まれやすいnoteの書き方を紹介します。 このガイドはあくまで、初心者のための基本的なガイドです。情報を伝えるための書き方ですので、小説やエッセイの場合には、逆に無視したほうがよい点もあります。慣れてきたら、アレンジしたり作法を崩すなど、自身に最適なスタイルを模索をしてみてください。 ・まず冒頭に「これは何か」を書こう ・箇条書きで要点や目次作ろう ・一つの記事で一つのテーマを扱おう ・長い文章は分割しよう ・

“共感できる文章”をつくる。心に残るnoteのコツ

今月は久しぶりにいろんな媒体の記事を書いて、公開が楽しみな最近です。 noteのフォロワーも1万人を超え、最近はちゃんと届けたい人に届けられるようになってきたなと思っています。 先日、Twitter(に限らず全てのSNS)の師匠から、こんな嬉しいお言葉をいただいたので、今日はnoteを書くときのポイントを私なりにまとめてみようと思います。 ▲noteに限らず全ての記事を書くときに気にしているポイントはこの3つ。今回は以前書いた記事の中でエンゲージメントが高かった「め

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「周りをかわいい人で溢れさせたいんです」

「周りをかわいい人で溢れさせたいんです」 その誘いにとても驚いた 駅のホームを出て人混みの中を 早歩きで歩いていた時である 「すみません!」 斜め後ろから女性の声がした あぁ、よくある美容師さんのカットカラーの誘い、もしくはエステの誘いだろうな、と振り返った いつもの私なら会釈程度でその場から去るのが常である 「呼び止めてしまって、すみません。あの、かわいいですね!」 そう言う彼女の方がとてもかわいかった 前に出すはずの足を思わず止めてしまった 立

「好きなことして生きる」で苦しむのやめよ〜

最近「好きなことして生きる」って言って活動してる人をよく見かけるんだけど、それをみて「わたしも好きなことを探して、それを生業にしたい!」って思って苦しんでる人がいる気がする。 好きなことを生業にするっていう概念を知ること自体はいいことなんだけど、そう思うことでせっかく幸せなのに不幸になっちゃう人もいるんじゃないかなあ。 「好きなことして生きる」って掲げてる人の多くは、好きなことして生きるために好きなことして生きてるんじゃないと思う。すごくややこしいけど。 たまたま好

文章を書くのが苦手な人は「濃縮還元ジュース」のように書こう

 考えたこと、思ったことをパッと文章にできる人がいます。「あっ、これ書こう!」と思ったら2秒後にはPCに向かって書き始められる。そういう人は15分や30分ほどで一本の記事を書き上げることができます。  ぼくはそういう芸当ができません。思っていること、考えていることを文章化しようとしてもうまくいかないのです。  それは、思考がまとまっていなかったり、考えすぎたりするからでしょう。「どう見られるだろう……」という自意識が邪魔することもあります。1行進んでは1行消し……そうこう

読みやすい文章は「デザイン」が優れている

 村上春樹さんや林真理子さん、糸井重里さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん。彼ら彼女らの文章は、スルスルと読める。とっても読みやすい。  その「読みやすさ」の正体ってなんだろう? と考えてみる。  読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう!」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。  漢字とひらがなのバランス、改行の位置、「(会話文)」の割合などを計算し、「ビジュアルとして」読みやすくデザインされているのではない

タイトルのポイント (noteのはじめかた)

これからnoteをはじめる人の入門ガイド。 読みやすく、また読まれやすいnoteの書き方を紹介します。 このガイドはあくまで、初心者のための基本的なガイドです。表現に必要であれば、意図的に崩すことも重要。慣れてきたら、アレンジしたり作法を崩すなど、自身に最適なスタイルを模索をしてみてください。 ・あなたの伝えたいことを、伝えたい相手に、伝えられているか? ・長さは15〜25文字程度に ・キャッチーさを加えよう ・キーワードを含めよう ・カナと漢字のリズムに注意しよう ・タ