田山修一

トレーナー&リラクゼーションセラピストをしています。身体、健康、運動など学んだ…

田山修一

トレーナー&リラクゼーションセラピストをしています。身体、健康、運動など学んだことを整理しつつ発信していきたいと思っています。

最近の記事

リラクゼーションセラピストの豆知識    くすぐったいの謎

リラクゼーションのお客様から「太腿の前側は触れれるとくすぐったいので避けてください」と言われた事がありました。そして、「なんでくすぐったいのですかね〜」とも。。 「くすぐったい」この感覚は昔から研究されていますが、まだ解らないことが多いそうです。 「くすぐったい」場所は、脇の下、脇腹、足の裏が一般的ですね。あとは膝頭、腿の前がくすぐったいと言う人もたまにいます。私は脇腹は苦手ですが腿の前なんかは大丈夫です。 このように、体の同じ場所を触られてもくすぐったい人とそうでない

    • リラクゼーションセラピストのための豆知識 背中、腰の痛み 原因はなに?

      先日、お客様から「背中が痛いんですよね〜」「多分お腹から来ていると思うんだけど、、」とのお話がありました。 我々のやっているリラクゼーションは治療ではありませんから、診断や治る、治らないという話ではありませんが、何で痛くなっているか予測できたり、一般的な傾向は知っていた方がいいと思います。 話はお客様に戻りますが、 原因がお腹(胃腸系)と訴えているのですが、なぜかと伺うと「食べると痛くなるから」だそうです。 断定はしませんが、この症状であれば可能性(胃腸系の原因)もあ

      • 熱中症を防ごう 経口補水液とは

        水分補給において「どんなものを」「どのくらい」摂取すれば良いのか解説してきましたが、今回は熱中症対策で最も有効な「経口補水液」について解説します。 経口とは、口から与える事。補水とは、身体に必要な水を補給する事(水と塩分を同時にと書いてある場合もあり)です。 ●水と同時に塩分を摂取する理由 水中毒のことは「熱中症を防ごう 運動中、水を飲んじゃダメ?」で解説しましたが、水中毒を防ぐためだけではないのです。 ①水の吸収率を高めるため  口からのんだ水は小腸でほとんど吸収さ

        • 熱中症を防ごう 水分と塩分の補給

          熱中症を予防する上で「水分と塩分の補給」が大事な事は前回までの記事で解説していきましたが、「どんなものを」「どのくらい」補給したら良いのでしょう。 ●どんなものを補給したら良いですか? 熱中症が疑われたら「経口補水液」が最適です。 日常的、予防的な目的であればアルコール以外のものであれば何でも水分の補給にはなると言われています。 ◎ スポーツドリンク、食塩水 ○ 水、麦茶など △ お茶、烏龍茶、コーヒー × アルコール類 ◎ 運動中の水分、塩分補給にはスポーツドリン

        リラクゼーションセラピストの豆知識    くすぐったいの謎

          熱中症を防ごう 運動中、水を飲んじゃダメ?

          熱中症を防ごうシリーズとして、水分補給について解説していこうと思います。 今でこそ水分補給の重要性は認知されていますが、20数年前では運動中に水を飲んではいけない。と言われていた時代がありました。当時私も「水を飲み過ぎるとバテる」と指導されていた事を覚えています。 ●何故「水を飲み過ぎるとバテる」と言われることになったのでしょうか? 激しい運動を行い大量に汗をかいた時、水をたくさん飲むと「水中毒(希釈性低ナトリウム血症)」になり、めまい、手足の痺れ、けいれん、力が入らな

          熱中症を防ごう 運動中、水を飲んじゃダメ?

          もみほぐしの後、肩をポンポンと叩くのは何故ですか?

          リラクゼーション、整体、マッサージと色々な施術がありますが、目的や施術者の持つ資格など様々です。共通していることの一つに、施術の最後にベッドに腰掛けて肩などをポンポンとリズムよく叩いて終わる、施術終了のルーティン(クロージング)があります。 今回はリラクゼーションセラピストとして、肩たたきとクロージング目的について書いていきたいと思います。 ●叩打法(こうだほう) 手を使って対象部位をリズミカルに叩く技術です。こぶしだけでなく、手の指や甲など手の使い方で色々な名前の叩打

          もみほぐしの後、肩をポンポンと叩くのは何故ですか?

          熱中症を防ごう 暑さ指数とは

          前回の記事では「小学生のマラソンの距離」について書きましたが、今回はマラソンをする上で気をつけたい「熱中症」について書いていきます。 全ての運動において注意が必要ですが、特に持久走は熱中症のリスクが高い運動だと思います。前回の記事で紹介した日本陸上競技連盟のガイドラインでも「高温多湿化での運動を避けること(気温28℃湿度60%以上)」や「適切なウェア、シューズを用いること」と言った項目が熱中症予防に関わる項目ではないでしょうか。 ●「高温多湿下での運動を避けること」 高

          熱中症を防ごう 暑さ指数とは

          親子の運動講座            マラソンはどのくらい走っても大丈夫?

          コロナウイルス感染拡大の影響により、学校が始まらず子供達は家で勉強や運動をして過ごしていることと思います。自粛もひと段落しそうですが、今後も何らかの自粛生活は続きそうな気がします。 そんな中「子供(小学校3年生)のマラソンはどのくらい走らせても良いんですか?」といった内容の質問を受けました。休校中に子供と一緒に走る機会が増えていると思いますが、どのようにトレーニングするべきか悩ましいところだと思います。 自己流など誤った方法で行うと効果的でないだけでなく、安全面でも危険な

          親子の運動講座            マラソンはどのくらい走っても大丈夫?