無料で使える勤怠管理システム「フリーウェイタイムレコーダー」を初期設定してみた
初期設定の手順や操作画面をご紹介
システム比較検討をする際には、短時間で複数のシステムを導入し、初期設定を行いテスト検証する必要があります。
その忙しい最中に、初期設定が分かりづらいシステムに時間を取られるわけにはいきません。比較材料の1つとして、初期設定の流れを記録しておきます。
※今回の比較では「取り急ぎ打刻ができるまで」の初期設定を比較します
無料で利用できる勤怠管理システム「フリーウェイタイムレコーダー」
今回ご紹介する初期設定の手順は「フリーウェイタイムレコーダー」です。
3つの無料の勤怠管理システムの中では、無料で利用できるのは「従業員10名まで」という制限が目立ちます…
初期設定の流れ1.申し込み→ログインまでの流れ
1−1.フリーウェイタイムレコーダーのサイトの「料金プランを見る」
1−2.フリーウェイタイムレコーダーのサイトの「無料版ユーザーになる」
1−3.アカウント作成
1−4.メールで送られてくるURLとログイン情報でログイン
初期設定の流れ2.部署の登録
最初にログインをすると「部署管理で部署を設定してください。」とメッセージが出るので、それに従い設定を行います。
右上メニュー「部署管理」より部署を追加登録します。「営業部」「人事部」などの名称登録のみのようです。
初期設定の流れ3.社員の登録
3−1.マニュアルを開く
部署を登録した時点で、指示メッセージは表示されなくなりました。
次の指示もなく、メール等で案内も送信されていません。
そこで、右上の「マニュアル」ボタンより初期設定方法を探すことにしました。
PDFのマニュアルが展開されます。
目次の中に「初期設定をする」という項目がありましたので、マニュアルに沿って初期設定を行います。
3−2.社員の登録
右上メニュー「スタッフ登録」より社員を追加登録します。
初期設定の流れ4.打刻場所の登録
右上メニュー「リーダ管理」より打刻場所を追加登録します。「本社」「●●支店」などの名称登録のみのようです。
初期設定の流れ5.(ICカード打刻の場合)カードリーダーのドライバーをインストール
IC カードでの打刻をする場合のみ、必須の作業だそうです。
ソニー株式会社の「NFC ポートソフトウェア」のサイトからダウンロード・インストールします。「インストールガイド」も用意されていますので、参考にしつつインストールします。
https://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/felicaportsoftware.html
初期設定の流れ6.打刻する
6−1.複数名の社員が、共通の打刻画面から手動で打刻
1台の端末で複数の社員が打刻する場合は、共通の打刻画面から打刻します。
管理ページの右上メニュー「手動打刻」より、打刻画面へ移動します。
登録しておいた拠点と社員をプルダウンから選択し「打刻」ボタンをクリックします。
「出勤打刻」「退勤打刻」「休憩開始打刻」などではなく、打刻ボタンを全て共通で「本日●回目の打刻」というように記録されるそうです。
6−2.社員個人の打刻画面から打刻
スタッフが自身の端末から打刻する場合は、社員個人の打刻画面から打刻します。
この場合は、社員ごとに登録したログインID・パスワードを社員へ通知する手順が1つ追加されます。
ログイン画面より、全社共通の契約者IDと、社員ごとに登録したログインID・パスワードを入力し、「打刻ページへログイン」します。
打刻時に、社員を選択するプルダウンが固定されます。
フリーウェイタイムレコーダーの初期設定のポイント
①非常にシンプル
初期登録をしてから打刻できるまでの手順が非常にシンプルです。
1.部署設定
2.社員設定
3.打刻場所設定
最低限、上記の3ステップで利用開始できるため、15分程度で初期設定が完了します。
ただし、シンプルな分「シフトは登録できるのか」「社員によって異なる締め日は設定できるのか」「所定時間や残業集計の設定は?」などの細かい設定ができるのかどうかは不安になります。
②困った時には「PDFマニュアル」と「よくある質問」
画面の右上には常に「マニュアル」と「よくある質問」のリンクが表示されていますので、困ったときにはこの2つを見ると良いようです。
次回は、いよいよ3つのシステムを比較していきます。
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