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おげんさんと。

録画していた「おげんさんといっしょ」を観た。
昨年放送されたものも素晴らしく良かったのだけど、今回のものも大変良かった。
前回あまり聴けなかった「お父さん」こと高畑充希の歌声や、「たかし子」こと藤井隆のナンダカンダが聴けたというのは、痒いところに手が届いた感じがしてほんとに嬉しかった。

以下、思ったことをひとつずつ。

・バンドメンバー、さすがに豪華過ぎわろた
カースケさんのドラムの音、たまらん。なんであんなにタイトに叩けるのだろう。
長岡亮介とハマ・オカモトの竿物ふたりの安定感もすごいな。
鍵盤おふたりは、鍵盤ハーモニカ2台できちんと住み分けしてるのが凄いなぁ。ああいうのプロのお仕事だなぁと感じる。

・おげん
源ちゃんのJ-45、いい感じに年季入ってきたなぁ。かっこいい。GibsonのJ-45は年季が入れば入るほどかっこいいギターだな。
楽しそうにケラケラと笑う源ちゃん見てるとなんかホッとするのは自分だけだろうか。ああ、よかったねぇ源ちゃん( ´`)となる。
ああいう風にいい仲間に囲まれて、どんどん星野源というアーティストとして深化していって欲しいな。

・ゆるさ
お父さんの高畑充希、たかし子の藤井隆、次男の三浦大知。みんないい感じに力が抜けてて、観ててほっこりした。
ここ最近思っていた事なのだけど、「ゆるさ」って凄い武器になるなぁと。
「ゆるい」ってのは、人間誰しもにある時間や感覚なんですよね。だらりとする場面って。
それを、表現者もゆるりとしてるのを目の当たりにすると、落ち着くんですよね。
もちろん、表現者なのだからゆるさの中にピリッとした緊張感とかプロフェッショナルな仕事を見るからこそゆるさが活きるのだけど。
この「ゆるさ」、個人的にもっと考えていきたいところ。

最後に、新曲の「アイデア」について。
朝ドラを観ていた頃から聴いていたからかなり耳に馴染んでいたつもりでいたのだけど、この曲はドラマのオープニング1分半で収まるようなスケールの曲じゃないな。
さらりと聴くと爽やかな曲なのだけど、2コーラス目からの広がり方が凄い。
作詞家・星野源という目線で見た時に、源ちゃんは決して明るい詩を書くタイプじゃなくて、むしろなかなかに暗い世界を書いてきたタイプなのだと思うけど、「アイデア」は凄いな。
真夜中にも「おはよう」と言えるような達観性。鼓動の音がなる限り、苦しくても笑われても、中指立てて雨が止むまで歌えという反骨精神。
星野源にしか書けない歌詞だなぁと、えらく衝撃的だった。
音楽としてもめっちゃくちゃ面白いことしてる。MPCっていうダンスミュージックでよく使われる機材が使われてたり、後半の弾き語りタイムだったりとか。
容赦ない、凄いパワーを持った曲だなぁと思ったな。
iTunesStoreで購入したので、聴き込みたいところ。

おげんさん、またやってほしいな。ぜひとも。

#日記 #エッセイ #星野源 #おげんさんといっしょ #アイデア

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