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2022年に人気だった記事たち


大晦日に書くつもりが爆睡していたので、日付が変わってしまいました。みなさまあけましておめでとうございます。

年始1発目で昨年を振り返るのもどうなのって感じがするんですが、毎年の恒例行事なのでね。よかったらお付き合いください。

2022年は出会いと別れの年でした。農産物評論サークルを立ち上げて100回目のコミケに出たり、ぶどうマニアとしてテレビに出演したり、日本でトップクラスのぶどう農家集団・JVCの品種検討会に呼んでいただけたり、久々にDJとしてお仕事をいただいたり、音ゲーマーなら知らない人はいない、あの杉本清隆さんのライブでゲストボーカルをさせていただけたり……あれ、なんかライター仕事とまったく関係ない出会いばっかりだな!?

いやいや、新しいメディアで連載が始まったり、ちょこちょこ書いた/編集した記事がバズったり、久々に書いた記事がヤフトピに掲載されたりもしていました。ライター・編集者としての仕事もちゃんとしております、本当ですよ……!

その一方で、10月には友達だと思っていた人たちに盛大に裏切られてメンタルがぶっ壊れ、ほぼほぼ1ヶ月半近く抜け殻になっていたりもしました。まぁ、つまんない事、嬉しい事、繰り返して結局トータルで半分になるってよく聞きますからね……!2ヶ月前はかなり荒れてましたが、冷静になってみると、それでも何とかギリ勝ち越せたかな……という感じの1年でした。今年は嬉しい事で全勝したいですね。

さて、少年Bが2022年に書いた53記事のなかから、話題になったり、ならなかったりした記事を抜粋して10本、そして編集した記事を5本、合わせて15本お届けします。

正月のヒマなときにでも、ぜひ読んでやってください。テレビの特番もいいけど、ウェブメディアもいいもんですよ。

1 断言しよう、「ぶどう」の沼は楽しいぞ! ぶどう界のすごい3人で怒涛のトークを繰り広げた【天下一ぶどう会】(ソレドコ 7/13)

わたしの2022年を代表する記事です。企画は株式会社はてな編集部。わたしは消費者代表・ライター・司会ということでアサインされました。

農研機構でシャインマスカットの育種に関わった、近畿大学の佐藤先生(研究者代表)とマスカットジパングを育種し、マツコの知らない世界にも出演された林ぶどう研究所の林慎悟さん(生産者代表)のおふたりをお呼びし、3人でぶどうに関するトークを繰り広げました。

取材というよりも普通に楽しくて、気がついたらぶどうトークで3時間を超えていたのもいい思い出です。

マニアックな内容ゆえ書くのも大変でしたし、編集さんも苦労したと思うんですが、おかげさまではてブでもTwitterでもめちゃめちゃ多くの方に読んでいただけました。ありがたいですね。ぶどうマニアとしても今後の名刺代わりになる記事になったんじゃないかと思います。

2 昭和懐かしの「アルミ弁当箱」が、令和ではお宝になっていた!(集英社オンライン 8/29)

瞬間最大風速ではこの記事が最も強かったんじゃないでしょうか。集英社オンラインで、というよりは転載先のYahoo!ニュースでめちゃめちゃにバズり倒し、3年ぶりにヤフートップにも載るという快挙を成し遂げました。ありがたいですね。

ヤフコメでもポジティブな意見がほとんどで、こんなに喜んでもらえるなんて、幸せな記事を書くことができたんだなぁ……と書いたあとにじーんと来ましたね。うれしい。

インタビューを受けていただいたマツドデラックスさんはお話が本当におもしろくて。文字数の都合で泣く泣くカットしなきゃいけないところもあったんですが、個人的には倍ぐらいの文章量で届けたかったです。でも、そんな長い記事だったらきっとみんな読んでくれないだろうな……笑

おもしろいところをどう切り取るか、どう見せるか、というところも改めて考えるきっかけになった記事ですし、やっぱりこれでいいんだと自分の書き方に自信が持てるようになった1本でもあります。

3 50代から専業YouTuberにジョブチェンジ!? 激戦区の鉄道系動画で人気になれたワケ(Workship MAGAZINE 2/24)

Workship MAGAZINEで年間ランキング2位になった記事です。まだ登録者が3ケタの時から観ていた、鉄道解説系YouTuberの鐵坊主さんにお話をうかがいました。

鐵坊主さんはカナダ在住。コロナ禍で日本に来れず、鉄板の「乗ってみた」動画が作れず、苦肉の策で事実をもとに鉄道解説を始めたら徐々に人気が出て……という、鉄道系YouTuberのなかでも異色の存在でおもしろいなと思っていたんですよね。今では大人気の鐵坊主さん、必見の記事です。

じつはまだサブチャンネルの「暇坊主」が開設される前にアポを取っていたんですが、ちょうど取材の直前にサブチャンネルで「鐵坊主は何者なのか?」の動画が出て、うわー!それ聞きたかったやつー!!!と叫んだのもいい思い出です笑

4 友達がほしくて「いい人」を演じていたら、心が疲れていることに気がついた(LIFULL STORIES 9/26)

2022年、もっともはてブで話題になった記事は、こちらのエッセイ。商業でエッセイを書くのは3年ぶりで、めったにない機会だったので嬉しかった反面「読んでもらえるかな~」と不安になっていたんですが、バズった上に暖かい言葉ばかりをかけていただけてよかったです。

いつも言ってる通り、わたしは書くのは好きじゃなくて、あくまでも取材が楽しいからライターをやっているんですが、たまにはこうやって違うジャンルの書き物をするのもおもしろいものです。3年ぶりはさすがに間が空きすぎなので、今年は年に数回ぐらいは書けるようにしたいですね。

わたしを知ってくれている人には「少年B=インタビューライター」というイメージがあるとは思うんですが、エッセイも書けるんですよ~!というところもアピールしていきたいです。よろしくお願いします。

5 飯塚芳幸が「日本一のブドウ名人」と呼ばれるようになるまで 畑の改良はいかに(マイナビ農業 11/28)

年イチで書いているマイナビ農業。今年は多くの同業者から「日本一のぶどう名人」と呼ばれる、飯塚果樹園の飯塚芳幸さんにお話をうかがいました。

元々単発記事の予定が、思ったよりもボリュームがあるという理由で3回の短期連載になったんですが、それもそのはず。取材時間はなんと4時間オーバー。1つめの記事もそうですし、2年前に同じマイナビ農業で書いた関口さんの記事もそうなんですが、ぶどうの取材になると時間を忘れがちなのは少年Bあるあるな気がします。

第2回、第3回はけっこう農家さん向けの内容も多いんですが、この回は飯塚さんの人となりやエピソードに焦点を当てているので、一般の方が読んでもおもしろいと思います。ぜひどうぞ。

6 お店選びで後悔したい、痛い目を見たい 清野とおる×パリッコが語るディープな町の飲食店の楽しみ方(メシ通 9/22)

2022年から編集としても関わることになったメシ通。そのメシ通で一番読まれたのはこちらの記事です。

初めての土地で知らないお店に入る勇気がない……そんなわたしが、「赤羽以外の「色んな街」を歩いてみた」(扶桑社)を上梓した漫画家の清野とおるさんと酒場ライターのパリッコさんにお話をうかがってきました。お店選びで後悔したいとは……!?

取材の後にはおふたりと一緒に飲みに行きまして、そこでもミラクルが起こっておもしろかったです。その顛末も記事にしているのでぜひ。

7 生き残りのカギはデザインにあった!? 紙の地図の今までとこれから(まっぷるトラベルガイド 5/26)

2022年から書くことになったまっぷるトラベルガイドの記事です。空想地図作家の今和泉さんとの連載はバックナンバーが有料になっているので、この記事を紹介させてください。

こちらは昭文社のスーパーマップル誕生秘話を受けて、地図づくりから当時からどのように変わっていったのか、そしてWEB地図全盛のいま、これからの紙地図はどうなっていくのかを空想地図作家の今和泉さんが切り込みます。

取材にはわたしも同席しており、写真にはちらっと写っています。3人とも地図にめちゃめちゃ詳しい方なので、一般の読者に届くようにいろいろと表現を工夫した覚えがあります。

8 広告だけで集客&収益化!?ハイパーカジュアルゲームのヤバさを制作会社に聞いた(Workship MAGAZINE 4/14)

残念ながらそんなに話題になったわけじゃないんですが、きっとみんな好きなんじゃないかな~と思った取材です。ハイパーカジュアルゲームって知ってますか?よくSNSの広告に出てくる、やたらと失敗する簡単なゲームの広告があるじゃないですか。あれです。

あれってほんとに成り立ってるの?あれを作ってる会社ってどんなところ?そんな疑問を実際の制作会社に聞いてきました。広告案件っぽいテイストですが、実際は1円ももらっていません。完全に単なる好奇心で作った記事です。読んでね。

9 金魚鉢のアイスティー!?ドリンクがとにかくデカい珈琲屋OBに、ヒミツを全部聞いてきた(メシ通 8/26)

埼玉県民の心のオアシス。なのにインターネットにまったく情報がない!そんな喫茶店「珈琲屋OB」に取材をしてきました。正直、もうちょっと話題になるかな~と思ったんですが……力及ばず無念でした。でも、個人的にはめちゃ気に入ってる記事なので、ぜひ読んでほしいです。

ぶどうやラーメンのイメージが強いかもしれませんが、喫茶店も好きなんですよ。OBは新百合ヶ丘までたまに行っていました。ドリンクがとにかくデカくて、インパクトがあるんですよね。お店の雰囲気や接客も魅力なので、ぜひ行ってみてください!

10 快適な絶景スカイライン……と思ったらやばい道!? ギャップがありすぎる険道「茨城県道236号」をゆく(ねとらぼ交通課 6/23)

ねとらぼ交通課の険道探索連載、不定期とはいえもう3年もやってるんですねぇ。今回は茨城県の「ギャップがありすぎる険道」こと茨城県道236号に行ってきました。頭文字Dの舞台にもなっているそうですよ。

伊勢原から松戸に引っ越して、なかなか近くに険道がないのでペースが遅くなっているんですが、機会を見つけてちょこちょこ書いていこうと思っているので、ぜひ見てやってくださいね。冒険っぽくて楽しいですよ。


以上です。2021年は65本書いて15本選んでいたんですが、2022年は書いた本数が53本。ちょうど月に1本ぶんぐらい少ないんですね。でも、ちゃちゃっと書けるニュース記事みたいなのが減ったので、執筆にかかる時間はむしろ増えているという……笑

続いてはわたしが編集した記事から5本を厳選してお届けします。

11 著作権侵害してしまった場合はどうすればいいですか?知らずに侵害してしまうことも!?【弁護士直伝!】(Workship MAGAZINE ライター:ぽな 4/19)

ぽなさんの連載「フリーランスのための白熱法律教室 〜弁護士さんに訊いてみよう!〜」の第8回です。リリース直後はそんなに伸びていなかったんですが、トレパクが話題になっていたタイミングでしたツイートがバズり、なんとWorkship MAGAZINEの歴代で最も読まれた記事にまで成長……!

この連載、お固い内容をやわらかくおもしろく紹介しているので、読みやすくておすすめです。あんましよそにこういう連載ってないのでオリジナリティもあって、毎回初稿を読むのが楽しいです。

なお、Workship MAGAZINEで過去イチ読まれた記事は昨年まではわたしが書いたこの記事だったんですよね。編集者としてはめちゃ嬉しいんですが、ライターとしてはちょっと悔しいという……笑 今年はライターとして、また歴代1位を更新するようないい記事を出したいですね。がんばるぞ~!

12 「悪くはないのですが、違う案も出してくれますか?」→こんなとき、あなたならどうする?(Workship MAGAZINE ライター:こげちゃ丸 7/7)

こちらもこげちゃ丸さんの連載「デザインの言語化ってなんだろう?」です。これ、デザイナーに限らずよく言われることありませんか?わたしも企画案もっと出してって言われた経験があります。

そんなとき、いったいどうすればいいのか。ベテランデザイナーのこげちゃ丸さんが答えてくれます。デザイナーはもちろんのこと、そうじゃない人も必見の記事なので、悩んでるビジネスマンは全員読んで!!!

なお、この連載は書籍化が決まりまして、今年の1/25に左右社から「デザインの言語化」というタイトルで発売になります。ぜひ買って読んでみてください~!

13 ツイ廃が伝える、フリーランスのTwitter運用法。「初心者○○」みたいな肩書き付けちゃってない?(Workship MAGAZINE ライター:ゆぴ 5/10)

Workship MAGAZINE編集部に所属しているゆぴさんの連載。こちらも初回から編集を担当しています。

わたしはアスペなんですが、診断はもう25年くらい前の話なので、まぁ今思うとADHDも入ってそうだなぁ……と思っていたりします。なのでわかりみが深すぎる。こういうことあるよね~!とこうすればいいんだ!が両立する連載なので、我こそは発達障害ぞというフリーランスは必見の記事になっています。

この回はTwitterの運用法について。みんな大好きTwitter、わたしもフリーランスとして、というよりはただのオタクとして使っているのでうまいこといかないことも多いのですが、仕事としても使わなきゃな……と思って読み返しています。役に立つのでぜひ。

14 フリーランスの事務代行業ってどんな仕事? 内容、報酬、始め方を聞いてみた(Workship MAGAZINE ライター:宿木雪樹 9/20)

こちらは単発記事。宿木雪樹さんに、フリーランス事務の嘉晶さんにインタビューをしてもらいました。

2人ともnoteきっかけで知り合ったわたしの友達なのですが、お二方はなんとなく知っている同士で直接の面識はなかったらしく、この記事をきっかけに3人でオンライン飲み会をやりました。そういう意味でも印象に残っていますね。

「フリーランス事務」ってけっこう意外な組み合わせというか、わたしも初めて聞いた時に「そんな仕事あるんだ!」とびっくりしたので、そこを取材できたのは楽しかったなぁ。宿木さんの取材を編集者として間近で見れたのも勉強になりました。ぜひ読んでみてください!

15 大晦日でも間に合う!料理家が1時間で爆速おせち5品を作ってみた 年末忙しくてもここまでやれる(メシ通 ライター:真野遥 12/29)

2022年からWorkship MAGAZINE以外のメディアでも編集者として活動することになりました。お声かけをいただけてありがたいですね。

こちらはなんと、1時間で作れる爆速おせち。時間もしっかり記載されていて、5品の工程がまとめて同時に書いてあるので、どんな人でも1時間できっちり作れるようになっています。すごいね!

大晦日に書くつもりでこの記事を選んだんですが、爆睡していたのでこのザマです。で、でも1時間で作れるので何なら今からでも間に合いますよね……!

と、いうことで、少年Bの今年の仕事まとめでした。2022年に編集した記事の本数は数えてないんですが、めちゃめちゃあるような気がします。なんだかんだで、編集者としての仕事の割合が高まってるようにも思いますね……ライターとしても編集者としても、たくさんいい記事を作っていきたいですねぇ。

と、いうわけで今年も懲りずにいろいろやっていくつもりなので、みなさまぜひよろしくお願いいたします!


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