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2021年に人気だった記事たち


気が付けば今年も残すところあとわずか。早いものです。

今年は緊急事態が日常という、なんかもうよくわかんねーなって感じの年でした。個人的には久々に北海道に行けなかった年でもありましたね。毎年行ってたのになぁ。

お手伝いをしている株式会社GIG(Workship MAGAZINE編集部)のお仕事にも慣れてきて、何なら執筆よりも編集した記事の方が多いかもしれません。今年は働き方もちょっと変わってきて、プレイヤーというより裏方のほうにゆるやかにシフトしてるなぁって感じもするんですが、でもまだまだプレイヤーとしてもやったるぞ!って気持ちもあるので、来年も楽しみにしててください。年始からさっそく記事が出る予定です。正月に書くので、まだ1文字もできてないけどな!!!

さて、少年Bが今年書いた記事のなかから、話題になったり、ならなかったりした記事を抜粋して15本、そして編集した記事を6本、合わせて21本お届けします。ちょっと多いけど、2021年だしまぁいい数字なんじゃないかなってことで。

正月のヒマなときにでも、ぜひ読んでやってください。テレビの特番もいいけど、ウェブメディアもいいもんですよ。

1 【ヨシ!】建築会社が作り上げた「現場喫茶」を建築士ライターが訪ねたら、業界の明るい未来が見えてきた(メシ通 4/8)

おそらく、今年いちばん話題になった記事。シェア数はTwitterで1200、Facebookでは500、はてなブックマークは330overと全方向で話題になりました。

メシ通4月度ランキングで2位を獲得し、年間を通じて「編集部のおすすめ記事」として取り上げていただけるなど、いまだに読まれている記事です。企画は編集部の田中雄飛さん。わたしは取材・構成・ライティングを担当しました。


2 「七味唐辛子沼」にご用心。その深みにどハマりした元エンジニア店主に話を聞く【魅惑の口上&風味】(メシ通 4/16)

メシ通といえば、この記事も外せません。そういえば、この記事も公開は4月なんですよね。

4月度ランキングでは3位を獲得し、上の記事と合わせてツースリーフィニッシュだったのもいい思い出です。ワンツーじゃないところがわたしらしいな、とも思いつつ、個人的にはすごく手ごたえのあった記事でした。企画・取材・構成・ライティングを担当しています。


3 辛い食べ物NGなライターが「辛くない七味」を専門家に注文して「風味調合」の可能性を探ってみた(メシ通 7/28)

そうそう、メシ通といえばこれも。「『七味唐辛子沼』の記事が話題になったので、続編を書きませんか」と編集部の田中さんに打診をいただき、ふたたび七色蕃椒堂の香川さんに協力いただいた記事です。

こちらも8月度ランキングで9位に入るなど、話題になりました。今年メシ通で書いた記事はみんなランキングに入ってるんですねぇ。ありがたや。企画・取材・構成・ライティングを担当しています。


4 「幻のカニ」花咲ガニとイバラガニ、毛ガニとどう違う? 食べくらべてみたよ!(知床ねむろマガジン 7/1)

知床ねむろマガジンで書いた記事です。編集は友達の宿木雪樹さん。Workship MAGAZINEでは宿木さんがライター、わたしが編集の立場なんですが、逆になったのも新鮮でおもしろかったです。

聞いた話によると、知床ねむろマガジンで歴代いちばん読まれた記事になったんだとか。記事が出た後に関東からカニの注文があったと漁師さんに喜んでいただけたなんて話もあり、ライター冥利につきました。わたしの記事で誰かが幸せになってくれるの、こんなうれしいことはないよなぁ~!!!


5 遊技機デザイナーってどんな仕事?パチンコ・パチスロから広がったサイバーなデザインの世界(Workship MAGAZINE 5/13)

歴代1位、というとこれもそうです。Workship MAGAZINE史上最も読まれたのは、今年の5月に出たこちらの記事でした。

友達のサイバーおかんことタナゴさんにお話をうかがったインタビュー。昼すぎにお宅にお邪魔したんですが、気付いたら外が真っ暗になっていました。それだけ熱中したおもしろい取材だもの、これが広く届かなかったらわたしの責任だぞ、と書いてる最中はプレッシャーが大きかったことを覚えています。


6 音ゲーの譜面制作ってどんな仕事? 音ゲーが好きすぎた結果、職人になった話(Workship MAGAZINE 1/4)

タナゴさんの記事が出るまで、WSM史上最も読まれた記事はこちらでした。まさか同じ連載の中で、1年で2回記録を更新するとは自分でも思わなかった。

Yamajetさんも元々友達なんですが、ふとした雑談の中の仕事の話がすごく気になって、なんかの機会にぜひ取材させてもらえないかなと思ってたんですよね。この連載「超ニッチ、でもオンリーワン」、もはや仕事の域を超えてライフワークになりつつあるんですが、きっかけは「やまじぇさんの話を聞きたかったから」でした。そんな理由なのかよ!


7 営業はしない。ライバルも見ない。プロ廃道探索者の「自己防衛の仕事術」(Workship MAGAZINE 3/30)

もはやライフワーク、みたいな感じで取り組んでる「超ニッチ、でもオンリーワン」。今年を振り返るとどうしてもこの連載中心になっちゃうんですが、10年見てたサイトの管理人さんに話を伺えたのも、記憶に残る出来事でした。

記事としても、1万をはるかに超えるPVを叩き出しつつ、平均滞在時間が5分弱……あまりの数字に「これバグってない???」と思ったほどです。それだけ、他にも興味を惹けるような記事が書けたのならうれしいな。


8 お笑い界のゴーストライター!?「ネタ作家」に聞いて分かった、自分の“おもろい部分”の引き出し方(Workship MAGAZINE 4/13)

引き続き「超ニッチ、でもオンリーワン」から。こちらははてブで話題になりました。WSM史上、最もブクマされた記事です。

お笑いをされているだけあって、インタビューがとにかく盛り上がって楽しかったです。だけど「周りを否定する心が自分にあるから、自分自身も苦しめられているって場合がある」なんて本質を突くような話がこぼれたりして……。芝山さん、取材関係なく一緒に飲みに行ってみたいかたのひとりです。


9 TikTokの再生回数が伸びない!? 成功のコツをセイト先生に聞いてきた(Workship MAGAZINE 6/17)

Workship MAGAZINEのインタビュー記事です。技術系のYouTuber、TikTokerとして活躍するセイト先生にお話をうかがいました。

これ、一見普通のインタビュー記事ですが、じつはSEOを意識して取りに行った記事。「TikTok 再生回数 伸びない」というワードで検索上位を取りに行くという目的がありました。自分にとっては初めての試みだったので、なかなか大変だったんですが、すごくいい経験になりました。

SEOって言うとどうもセコいとか、読者を向いてないとか、そういうイメージがあるかもしれませんが、ライターにできる、数少ない「読んでもらうための努力」だと思うんですよね。

10 Workship MAGAZINE編集部が考える「いいライターの条件」とは(Workship MAGAZINE 3/4)

WSM編集部でぶっちゃけトークをした記事。いい感じにぶっちゃけてしまったので、ライターではない人が読んでも楽しいんじゃないかな。これもけっこう話題になりました。

「編集者」ではなく「ライター」という肩書で登場したのは、ちょっとデリケートな問題だよなぁと思ったから。編集者が「ライターはこうであれ」と書くと、どうしても上から目線に見えちゃうし、感じがわるいですよね。

もちろん、書くわたしとしても「ライターはこうであれ」なんて思ってないので「いちライターである少年Bの疑問に編集部の面々がそれぞれの立ち位置で答える」というかたちで進行しました。ちょっとでも参考になったらうれしいですね。


11 ITフリーランスの支援制度って会社員と比べてどうなの?支援団体に聞いてみた(Workship MAGAZINE 12/16)

珍しく?真面目なテーマですが、わたしなりのテイストで楽しく書かせてもらいました。

いやほんと、普段は怖いので考えないようにしてるんですが、フリーランスって保障とか支援制度が足りてないので不安ですよね。そういう人に向けて、こういう業界団体があるんだよ、現実の制度はこんな感じなんだよと知ってほしいな~と思って書いた記事です。

特にわたしみたいな、小難しい文章を読むのが苦手~!って人にぜひ読んでほしい記事です。


12 つなぎ温泉を散歩しました(サンポー 8/10)

今年も書きました、サンポーの記事です。頻度はどうしても高くないんですが、初めてライターとして原稿料をいただいたメディアなので、やっぱり書き続けたいな、という思いがあります。まぁ単純に散歩が好きってのもあるんですが。

今回はワーケーション先の、岩手県はつなぎ温泉を散歩しました。温泉地の外れの宿に泊まっていたので、「なんかぜんぜん温泉地っぽく見えないな~」なんて思ってたんですが、県道から離れて歩いてみると、どんどん温泉地っぽくなっていっておもしろかったです。一緒に歩いている気分で読んでもらえたらうれしい。Google Earthと一緒に見てるとおもしろいかも。


13 足こぎバイクで廃線跡を走るこのカイカン 気分爽快大満足「大館・小坂鉄道レールバイク」に乗ってきた(ねとらぼ交通課 7/24)

こちらもワーケーションから繋げた旅行先の記事。

つなぎ温泉に連泊した後、そのまま岩手の八幡平に泊まり、秋田に抜けたんですよね。もちろん、お目当てはこちらの小坂鉄道レールバイク。6、7月は通常と逆方向に進む「ダブル鉄橋コース」を楽しめるということで、行ってきましたよ。

ワーケーションをして、そのまま旅先で取材をして……という流れ、けっこう楽しくてよかったです。コロナ次第だけど、来年もやってみたいな~。

14 発売前のクルマをお店ごと自宅にお届け! 布川敏和さんもサプライズで登場した「1人のためだけの出張試乗イベント」が豪華すぎた(ねとらぼ 4/20)

何気に初の芸能人取材、またムービー撮影に密着しての取材ということで、緊張したけど楽しかったです。1泊2日の弾丸佐渡ツアーもいい思い出。

基本はムービー撮影なので、待機時間が多かったのですが、企業のプロモーションってこうやって作ってるんだなぁと知れたのもおもしろかったですね。

ちなみに、記事内に埋め込まれているこの動画。3:48から始まる最後の質問者の声は、じつはわたしだったりします。まさかのCMデビュー!使われるとは思ってなかったのでびっくりしました。

15 記憶力はいまからでも上げられる? 接客のプロたちに顧客を記憶するテクニックを聞いてみた(Easiit Mag 7/30)

Easiit Magというメディアで書いた記事です。記憶力がなさすぎることが悩みだったので、こういう取材の機会をいただけてうれしかったです。

三者三様の覚え方があって、これはほんとにマジでめっちゃためになりました。記憶力の上げ方なんて、普通聞きませんしね……。

人の顔が覚えられない!と嘆いているあなた、ぜひぜひ読んでみてください。


以上です。15本ってけっこう多いかな……と思いつつ、今年出た記事を数えてみると、65本でした。今年は少ないな~と思ってたんですが、言うてまぁそこそこ書いてますね。えらいぞ。

続いてはわたしがWorkship MAGAZINEで編集した記事から6本を厳選してお届けします。

16 フリーランスと会社の付き合い方。従う義理はない、だけど育てる義理もない(ライター:夏野かおる 12/9)

毎回わかりやすい例えとぶっちゃけトークがおもしろい夏野さんの連載。これは企画段階で「え、めっちゃ読みたい!」と思った記事です。

フリーランスが注意しなければならないけど、つい無意識に言ってしまっている問題について、嫌味なく明るく描いています。思い当たるフシがあるな〜!って人もいるのでは?

夏野さんは元々、コエテコで知り合ったかた。コエテコではわたしがライター、夏野さんが編集なのですが、この連載では立場が逆なんですね。逆になることで見えてくることもあって、すごくおもしろいです。

このように編集・ライターの立場が入れ替わるライターさんには他に宿木雪樹さんがいるんですが、お二人とも文章力がやべーぐらい高いんですよね……。自分もがんばらないとなぁ。


17 デザイナーの言語化能力を高める4つのコツ。「本をたくさん読め」から抜け出そう(ライター:こげちゃ丸 7/8)

デザイナーのこげちゃ丸さんの連載。こげちゃさん、毎回めっちゃいい記事を書いてくれるんですよ。中でも、個人的に好きな回を紹介します。

物事を学ぶには本を読む……みたいなイメージってどうしてもあるんですが、学ぶには必ずしも本じゃなくてもいいんですよね。こげちゃさんが実践している具体的な方法論を書いてくれました。

そういえば、こげちゃさんとはnoteがきっかけで出会ったのでした。昨年の12月からはじまったこの連載。1年を過ぎましたが、まだまだ続きます。ぜひともお楽しみに!


18 二拠点生活って何から始めればいいの?実体験に基づいて解説します(ライター:宿木雪樹 4/27)

こちらもnoteがきっかけで知り合った、宿木雪樹さんに依頼した記事。コロナ前は北海道と東京の二拠点生活をしていたという宿木さんに、実体験に基づく記事を書いてもらいました。

宿木さんのすごさといえば、なんといっても記事のクオリティの高さ。編集をしてても、赤を入れるところが極めて少ないんですよ。編集者としては毎回、「この記事はもっとよくできるだろう」と思って修正箇所を探すんですが、宿木さんの記事はそれがなかなか見つからない。特に初めて依頼したこの原稿を見たときにはびっくりしました。

内容もさることながら、その印象が強く残っているこの記事を紹介させてください。


19 家事に育児に仕事、どうやって働いてる?~子育て中フリーランスママの1日~(ライター:ハネサエ. 3/17)

さらにnoteで知り合ったハネサエ.さんの記事です。仲間うちでは「令和のサザエさん」などと呼ばれて親しまれているハネサエ.さん。ドタバタ大変な日々を明るくまとめる記事には定評があります。

「フリーランス+α」のコラムの執筆を誰に依頼するか……と考えたとき、真っ先に思い浮かんだキーワードが「ママ」のハネサエ.さんでした。こういうイメージがついていると強いですよね。

しっかり役に立つ記事でありながら、ハネサエ.さんらしい温かさのあるコラムに仕上がりました。働くお母さんが読んだら、うなずきすぎて首が取れちゃうかも。

20 先生!フリーランスが人を雇う場合、何に気をつければいいんですか?(ライター:ぽな 12/23)

ぽなさん&弁護士の河野先生のコンビがぶっちゃけトークを展開する人気の連載。じつはこの回、わたしが初めて編集者として同席した取材でした。

ライターの立場では「取材の責任者は編集さんでしょ。仮に記事の内容が不足してるとツッコまれても『あの時いたのにあなた何も言わなかったじゃないですか』って言えるし~」なーんて思っているんですが、いざ編集としてその場にいると、やっぱり緊張とプレッシャーが半端ないですね。

もちろん、今回は安定のコンビだったので問題はなかったのですが、脱線したら、聞き漏らしがないか、メモは取れているか、ライターと違って一歩引いた目線でいられるか……本当に気を配ることが多かったです。文章の編集以外の部分で印象に残った記事です。


21 会社員よりも自由で複雑!? ADHDフリーランスの自己管理術(ライター:ゆぴ 9/2)

Workship MAGAZINE編集部・ゆぴさんのコラムです。

ADHDフリーランスのゆぴさん。わたしはアスペルガーなんですが(診断はされてないけど、ADHDも入ってそうな気がする)、発達障害持ちということでできないことがあったろり、がんばればできるけどめっちゃ疲れたり……ということがめちゃめちゃ多いんですよね。

特にこの回はまとめの「自分を一切信用してはいけない」があまりにもそれなすぎて、初稿を読んだときに爆笑しました。発達障害、まぁ生きづらいですけど、いろんなツールを活用してたくましく生きていきましょう。


と、いうことで、少年Bの今年の仕事まとめでした。ちなみに、今年編集した記事の本数を数えてみたら、ちょうど80本でした。いやぁ、けっこう編集したなぁ。

ちなみに、いままで書いたすべての記事はこちらから読めますので、もしもお正月ヒマでヒマで仕方がないってかたはぜひ。

さて、この記事を持ちまして、今年の更新は終了となります。

本年もいろいろお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。来年もまたTwitterで、なにがしかのイベントで、そして飲みの場でお会いしましょう。

それではみなさま、よいお年を!来年も懲りずにいろいろ書いていくつもりなので、みなさまぜひよろしくお願いいたします。

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