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感情を数値で表せたら・・・

事業承継コンサルタントのmasakiです。人間は感情の生き物です。感情の揺らぎの内容に生きたいと思い、いろいろ試したことがありますが、なかなか難しいですね。切り離せるのが大人だといわれましたが、あまり腹落ちしなかった気がしてなりません。感情を数値で表せると良いのかな?なんて思ったりします。

自分の感情の裏にあるもの

事業承継において切り離せなく、避けて通る事ができないもの、親子、兄弟姉妹関係です。特に感情的な問題は踏み込みにくく、場合によっては開けてはいけないパンドラボックスみたいなもの。だから、放置してあることも多いですからね。腫れ物に触る感じのことも・・・
今回はそんな感情の裏、に迫ります

感情も承継資産である

事業承継は「ヒト、モノ、金」と言われます。前にもその話はしました。

感情を継いでいくとはどういうことか?感情というよりも「想い」「願い」「理想」という方が正確かもしれません。想いの詰まった〇〇とか・・・
企業で言うと「経営理念」ですね。経営理念はその会社のあるべき姿という面もありますが、理想とする世の中を示したものでもあります。時代によって重視される価値観は違うと思いますが、何代も承継されてきている企業は時代が変わっても消え去ってしまうようなものではないですよね。

例えば・・・・
大和川酒造店:福島県喜多方市 寛政二年(1790年)以来地元に根付く酒造りを追求「喜多方の米と水による本物志向の酒造りに」。
この企業は代々屋号を承継しながら先代にはない新しい挑戦をしてきてます。酒造りに限らず喜多方の古い町並みを活かすとりくみしかり、会津電力しかり。

経営理念が隅々まで浸透し、社全体、地域で後継者を育成してます。ただ、感情を数値てわ表せているわけではないのですが、多分数値で表せればISOではないですが規格としてわかりやすいと感じます。

今までは数値化され、それに対してどうたどり着くのか?と言うのが明治期以降の日本、特に戦後はそれが強かったと思います〜
数値は説得力、納得チカラはありますね。

では感情はどうでしょう?


測れないですね。


数値化できないものを経営に活かす。

根拠を求めたくなります。経営会議然り。
でも、それが数値化ないけど経営にものすごく大切で、人事戦略、経営戦略、事業戦略に重要ならあなたはどうしますか?

それが承継で起きる感情のずれ、不一致、溝。そんなもの自分でなんとかしろと言って放置してきた社会。

そもそも創業、起業はワクワクで始まってます(多分)じゃあそのワクワクを後継者の視点で表現してもらえれば良いのでは?折しも人的資本の話が湧き出してきてます。人件費の額、役員報酬額を公開するようになるみたいですね。

じゃあワクワクも公開しましょうよ。自分探ししなくては良いから。


今日はここまでです。


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