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恋愛に疲れた人へ、良書フレーズ~「人はなぜ愛するのか」齋藤孝~

こんにちは、syouji*です。

私は、ちょっとした本好きです。移動時間や待ち時間、カフェタイムに読む本が、常に数冊かばんに入ってます。

なので、私のかばんは常に苦学生のように重い。Kindleも試してみましたが…やぱ、紙の本がイイ!と、今日も本を抱えて歩くのです。

私が読書を好きな理由は、なんだろ?なんで、本を読み続けるのか…ストーリー展開や、新たな知識、知的好奇心などなどあるけれど

好きな/しっくりくる「言葉」「文」「フレーズ」に出会った瞬間のトキメキです。トキメキって、なんか古いけどwこの気持ちを表すのは、確実にトキメキ!

好きなフレーズに出会ったら、そのフレーズをノートに書いたいたり、出先ならスマホにメモったり、

そして、とことんその言葉を自分目線で考えるのが好きなのです。

ということで、私の本紹介シリーズでは、syouji*がときめいた言葉/フレーズをお届けしたいと思います。


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「人はなぜ愛するのか」齋藤孝

この本は、恋愛に疲れた人、結婚したい人、恋愛感情が薄れてきた既婚者、たちにオススメです。

結婚8年目になる私としては、「今までの恋愛の振り返り」と「結婚して恋愛感情がなくなってきた夫婦関係の直視」ができました。恋愛につかれていた独身の10年前にも読みたかったなーという良書です。

では、ときめいたフレーズを紹介していきます*

自分はかつて恋愛対象として人気があったけど、結婚対象としては必ずしも需要が高くないという現実に気づくかどうか。
「私はそんなにモテない」と認識している女性のほうが、あまり幻想を持たずに思い切りよく結婚します。
最終的に何を目標としているのか、つまりどこまでも恋愛していたいのか、それとも結婚相手を見つけたいのかが重要です。
大切なのは自己認識力。自分を客観視できる能力です。

恋愛関係が長続きしない、遊ばれて終わることがある、寂しさから誘いにのっちゃうこともあるし・・・真面目に誠実に自分だけを見てくれる彼がほしい。10年前の自分に読みきかせたいフレーズ。

以下のことを、今一度向き合うだけで恋愛人生変わるんじゃない?と思います。

○今の自分には、どんな男がよってくるのか。

(10年前私の場合、付き合う気はないんだけど…彼女いるんだけど…男が多かったw愛想がいいから断られないと思って近づいてきているだけで、私ってそんなモテてる/好かれてるわけじゃなかったんですよねー。)

○彼氏/結婚相手がいないと、どんな気持ちなのか。

(寂しい、他の人がうらやましい、みじめ。)

○どういう付き合いをしたいのか。

(会う頻度とか、結婚を見据えたとか、1年付き合って同棲する、とか。)

今の現実(自分の状況、気持ち)に向き合ってから、どんな男とどんな付き合いをしたいのか、自分がほしいものは何なのか?冷静に分析してみること、大事だと思ってます。

私の場合、ダメンズにもてあそばれて、心から血を流しながら↑の自己理解/自己分析をしましたが、この本なら傷つかずにそれができる!齋藤孝サマ!

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女性は当然ですが、清潔感があって適度におしゃれな男性が好きです。それは、清潔にしていておしゃれをしている男性は恋愛に対して参加の意思を示していると考えられるからです。

「恋愛に対して参加の意思」というフレーズに、ときめきました。こんな言い回し素敵だな、と。齋藤孝さんの本はときめくフレーズが多いのが魅力です。

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愛には自立という問題も絡んでいます。それは自立した男女が「大人の付き合い」として付き合うカタチと、愛の中に自分を見失ってしまうカタチに分類されます。
愛しているという感情そのものを自分自身のコントロール可能な範囲に置いておける人は、DVをされたら、その時点で別れると自分で決めて実行することができます。
愛の関係の中で自分を見失っているがゆえに、冷静な決断や判断ができない状態に陥っていると考えられます。

恋愛依存、男性依存、携帯をチェックしてしまう、相手がどのくらい自分を好きか不安…

「好き」「愛している」という感情は波のよう。穏やかな「さざ波」のような時もあれば、激しい「荒波」「高波」のような時も。

「愛している感情そのものを自分自身のコントロール可能な範囲に置いておける人」=「自立した大人の付き合い」ができる人

感情は、穏やかタイプと激しいタイプの2種類の女性がいると思ってます。私は、激しいタイプなので、自分の感情に翻弄されながら30余年の人生を送ってきましたが…

そんな激しいタイプは、「恋愛感情に振り回されやすい」し、「愛している感情のコントロールが難しい」と思います。

恋愛感情に振り回されないようにしなくちゃ!重い女にならないようにしなくちゃ!と頑張って、彼からの連絡を待つようにしたり、しつこくしないようにしたり…

しても、現実は変わらないことが多い(経験談。)

だって、中身は変わっていないのだから。その重さと自立心のなさは。

感情を/自分を、コントロールしようとすることが、そもそもの間違い

先日のオットと息子の会話「パパはどういう人になりたい?」「パパは怒らない人になりたいなー(その日、私にイラっとしていて罪悪感だったらしいw)」。そこで、息子の一言

「そんな人、いるわけないじゃん。地球に。」

その通り!

怒り感情も、「好き」感情も、ただそこにあるもの。

感情は、ただそこにあるもの

そう感じたことに罪悪感(子どもにイラついた。愛してる子にイラつくなんて、とか)を感じたり、

その感情の見返り(相手も同じくらい思っててよね。愛してる証明)を求めたり、するから辛くなる。

自分はそう思う。そう思ってるんだ~が何より大事で。その瞬間は感情の高波が襲ってくるけど、「セーブしなきゃ」「コントロールしなきゃ」ではなく、感情を感じきって、力をぬいて波にのまれまくってみることもオススメします。

※感情を感じきった後は行動を起こすことがポイントだと思ってます。ただ自堕落的にならないように。

あー彼から連絡がないと寂しいんだな。本当に自分のこと好きなのかな?って思っちゃうんだなー

の感情を感じきって、落ち着いたら(できれば、その間に、なぜ自分は連絡がないと寂しく感じるのか自己分析してみるのも中級者にはオススメ)

彼にそのことを伝えてみたり、彼との将来を客観的に見直してみたり、好きな本を探してみたりなど「行動」を起こしていくと

自分らしく、生きられるかなと思ってます。

感情は相手にぶつける武器ではなく、自分の中に流れるモノ。少し勇気をだして、小さなところ(彼のLINE返信が遅い、旦那が育児をやってくれない、とか)から、自分の感情を味わってみては?

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だって、それがワタシなんだから♪

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