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ビバ!カスハラ!

最近カスハラなんて言葉がある。カスタマーハラスメントの略で、客が店員などに対して理不尽にクレームをつけたりすることを言う。

こういったニュースを見るといつも思うことがある。

こういう人って全体の何%なのだろう?

ヒトは嫌なことがよく見えてしまうものである。
10人に良くされても、1人に悪くされるとその「悪い」が100人分くらいになってしまう。
嫌な日でもよくよく考えてみると結構優しくされてたりするものだ。

これはたぶん生存本能によるところなのだろう。
いいことばかり覚えているより、嫌ことを覚えていたほうが生存確率が上がるからだ。
脳は何万年も昔のままなのに、社会が急速に変化したために齟齬が生じているのだ。

果たして、カスハラする人は全体の何%なのだろうか。
多分1%もないのだと思う。

だが、この「カスハラ」と言うこの言葉が一人歩きして強烈な印象付けをしている。
それと、SNSなどにアップロードされる「カスハラ」の現場動画や体験談。
理不尽な客の周りにいる善良な客たちがピックアップされることは無い。

当時そう言う言葉はなかったが、オレも「カスハラ」を受けたことがある。
その理不尽な(オレにも原因があったかもしれないが)お客さんが帰った後に「大変だったね〜」という、別のお客さんの何気ない一言。
オレはこっちに目を向けたい。

嫌なもんは嫌である。
だが、全員が全員悪人ではない。
悪い客の印象が肥大化しているだけで、全体で見ればいい人の方が多いはずである。
さあ、そちらに目を向けようではないか!

その作業は疲れることかもしれない、が頑張ってやってみようと思う。

ムカつきながら、ホッとしながら生きていく。

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