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これからは理系が来る?

「これからは理系が大事だ」と言われた。
文系ではダメだ、理系の人間にならなければこの先はやっていけないということみたいだが、かなり懐疑的である。
理系の人間が何かしらを発明し暮らしが豊かになったり便利になったりすることはあるだろうけど、それだけなのだろうか。詩の美しさや謎の発見は文系から来る場合がほとんどではないか。
いやそもそも、文系と理系を分ける理由などあるのだろうか。

知りたいという人間の「業」とも呼べる欲求に、文系も理系も関係ないのではないか。
理系になるため「だけ」の勉強は二つの意味で危険な気がする。
一つは視野が狭くなってしまうこと。
局所的な視点は問題解決を遅らせてしまう。
もう一つは、流行りのように皆が理系を目指すのだから、理系の分野は窮屈になり、皆が同じことをし始めて、価値が下がってしまうことだ。
こぞって同じことをやっている裏に本当の道は常にある。

「これが儲かる」と皆が始めた何かは、皆がやっているのだから儲からないのは道理である。

あえて言うなれば、「これからは文系が来ますよ!」
もっと言うなれば、文系も理系もどっちも勉強した人間が来ますよ!

もっともっと言えば勉強しまくった人間が来ますよ!

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