見出し画像

この医学書・看護書がすごい!2022【文光堂】

※『この医学書・看護書がすごい!』って何?という方は、まずはこちらをお読みください。
※とにかく推し本を知って欲しい!その一心のみで作成しております。医書担当歴5年となりましたが、相変わらず専門知識に乏しいところは多々ございますので、各出版社の公式サイトにて補完をお願いします。

本日は文光堂です。
2年ぶりの発行となった『糖尿病治療ガイド2022-2023』今回もよく売れています。ちょっと多めに注文しすぎたかな?と思いましたが、時々まとめて買われる方がいらっしゃるのでそんなことはありませんでした。

さて、文光堂営業担当イチオシはこちら!

『リスク層別化に基づく 上部消化管内視鏡スクリーニング』

まずは営業担当の推しポイントをどうぞ!

リスクがわかると内視鏡の“みかた”がわかる!上部消化管内視鏡の「必携書」

胃カメラ(内視鏡)って苦しい!っていうイメージがありますよね。
正直、イメージじゃなくて実際苦しい思い出が多いです。うまく飲める時もあるんですが、大抵もうやだとぐしょぐしょに泣いて看護師さんによしよしされる羽目になります。

でも、私はそんな泣く羽目になっても胃カメラかバリウムかと訊かれたら、胃カメラを選択します。だって胃カメラって、自分の胃の中見れるじゃないですか。泣きながら面白い〜!と毎回楽しんでいますが、多分私のようなひとは少数でしょう。苦しい思いをしたらもう胃カメラはいいです……となる方も少なくないのではないでしょうか。

ところが、胃カメラを受けなかったばっかりに、病気の発見が遅れてしまった、症状が出る前に胃カメラで発見できていれば、完治したかもしれない、というケースも多々あると思います。
そのためには安全で楽に検査ができればいいのです。苦しい思いをしなければ、次回も受けようという気になります。

こちらの本はリスク別にみる内視鏡観察の『コツ』について書かれています。安全で楽な検査のコツや問診・前処置についてもしっかり解説されているので、すぐに実践できます!豊富な写真と併せての解説はわかりやすく、コツも掴みやすい!

内視鏡を扱っている医療従事者の方、必携の一冊です!

そして売り場担当のイチオシはこちら!

『典型画像を見て学ぶ 心エコー図鑑』

こちらの本、なにより私がときめいたのは大門先生の書かれた序文でした。

 『皆様が子供の頃,図鑑でまだ見ぬ動物や昆虫,植物を見てワクワクした思い出はありませんか? 図鑑を開いてまず目に飛び込んで来たのは,色とりどりのきれいな図や写真だったと思います.そして,図鑑を見ることは,いつもさまざまな分野における大切な学びの場でした.』

全わたしが、それな!ボタンを押します。すごくわかります。図鑑はワクワクが詰まっているのです。図鑑大好きな私としてはこの序文で鷲掴みにされました。どれだけ私が図鑑が好きなのかは下記のnoteをお読みいただければ分かるかと思いますが、本書の説明にはなんら関係ないので読み飛ばしても構いません。

本題に戻ります。
まず、本の版形がAB版(210mm × 257mm)という正方形に近いサイズなので画像のひとつひとつが大きめに掲載でき、比べやすい!見開きで12枚の画像を見比べることができます。
正常編、疾患編、術後編の三部で構成され、カラーで代表的な病態の心エコー図を多数収載!心エコーを学ぶときにまず見ておくべき画像がこの一冊に!

まさに図鑑です。その名の通りです。

図鑑のなにがいいかというと、写真やイラストが多用されているので、視覚でまず頭に入るところですよね。そしてそれに付随する解説を紐づけて、覚えることができる。文章をただ読むだけではそうはいきません。

ワクワクするような気持ちで開いて欲しい一冊です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?