見出し画像

リトル本田は宿題を丸写ししていた

先日、本田圭佑選手のこんなTweetがあった。


今言っちゃうかケイスケ・ホンダ。家での時間が多い今、子供が勘違いしたら面倒じゃないかと思った。武藤選手もそう言ってる。


発言の内容をまとめると

学校の宿題はいらないと思っている。
自分も宿題を出されて、これまでやってきた。
でも何の意味もないくらい、形だけとりあえずやって提出していた。
友達のを丸写しして、身になっていなかった。
嫌だったらやらなくてもいい。イヤイヤやってても意味がない。無理矢理やらせても逆効果。
「嫌なことを逃げずにやらせることで、精神面を強くする効果がある」という人もいるが、やり方が間違っている。
それを宿題でやる必要がない。他のやり方で。 
宿題は子ども自身に何をやるかを決めさせればいい。そういうきっかけを先生が提供する。

なるほど。確かに漢字10回書き取りとか、計算ドリルを丸写しして、あえて何箇所か間違ったことにする偽造工作には意味がない。それよりは2ページ何かをやって提出する1人勉強の方が身になっていた気がする。


本田選手の発言の意図としては

カタチだけの宿題なら必要ない。子供が自ら必要だと思ってやったり、興味があるから勉強したりするのが理想だ。

ということだと思った。

基本的には賛成だけど

主体性が身につくし、自分の課題に目を向けるきっかけになるので賛成だ。脱・指示待ち人間。宿題の内容も好きなことをやれば良いと思う。好きなタレントについてでも何でもいい。千鳥最近ツボだわ。相席食堂おすすめ。又吉の回面白かったな。又吉先生って言われてたけど本出してたのか。芥川賞とってるじゃん。芥川賞って何だ。芥川龍之介か。羅生門、国語でやったわ。え、夏目漱石の弟子なの。芥川賞欲しすぎて手紙まで書いた人いるんだ。太宰治。人間失格の人だ。又吉が大好きな文豪だ。てな感じで、学びは連想ゲームだと思う。千鳥で始まり太宰治で着地するとはすごい飛距離だ。興味があること、好きなことは誰に言われずともディグるでしょ。どんどん広がって、掘り進んでいく。そうやって学んだことは不思議と忘れない。

しかし、好きなことを見つけられていない子はどうする?

学習の習慣はどうやって身につける?

嫌なことから逃げずにやる経験は宿題である必要がないというが、じゃあどこで?

という疑問も残った。


ちなみにフランスでは

宿題が法律で禁止されているというから驚きだ。環境による不平等をなくすためらしい。国家スローガンが「自由・平等・友愛」なだけはある。小学校での授業内容はもは記憶したり正解を導いたりというよりも、創造性や会話を展開させる「能力育成」に重点が置かれているらしい。そしてデッサンやスポーツの時間が多く、コンサートや映画鑑賞など、文化にまつわる校外活動が盛ん。飛び級もある。ただし、PISA2018の結果を見ると日本の方が結果がいいのが一目瞭然。



何で宿題せなあかんのか明日まで考えといてください。

そしたら何かが見えてくるはずです。 

画像1


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?