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サウナ備忘録第33回【埼玉・湯屋敷孝楽】

スーパー銭湯を下に見るようなサウナーにはなりたくない。

33本目は埼玉県さいたま市、湯屋敷孝楽です。
HPを除いてもいわゆる普通のスーパー銭湯って感じなんだけど、サ活は1000件を優に超える数。
サ活なんてあくまで目安でしかないけど、本当に平凡な施設だったらいちいち記録として残さないって人もいるはず。
つまり湯屋敷にはサウナ好きに刺さる何かがある(キメ顔)。

いつか行こうとずっと思ってたんですけどね、成増からさいたま市は道中に魔物が多いんですわ…
美女木で右折しちゃってついつい草加健康センター、新大宮バイパス直進してうっかりおふろcafe、二大巨頭が強すぎるんですわ…
「もう絶対今日行く!本当に!マジのやつ!」と必死で自分を鼓舞しながら辿り着いたのが去年の10月中頃。
すっかり気に入って今ではサウナルーレットの項目に名を連ねるほどに。
良コスパ・良施設です。

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駅からやや離れた場所に位置するだけあり駐車場はかなり広め。
券売機で入場券を買い入館、すぐ右手に食事処兼休憩スペースが。
椅子の比率が高いので長期滞在は微妙な感じ、岩盤浴も一回30分の短期勝負なのでサクッと入ってスマートに退館、回転率に貢献しましょう。

ちなみに自販機のラインナップがベストアルバム級に豪華。

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缶ポカリ、缶マッチ(缶だと味違うよね、若干の濃さを感じるよね)、アミノバリューと大塚製薬が誇るエース達が揃い踏み。
ここにエネルゲンもあれば…いつか宝くじ当たって湯屋敷買い取ったらまずはエネルゲンを追加することを公約とします…

脱衣場は過不足ないんだけど混んでるとドライヤー難民爆誕するのと、化粧水の類が無いのでお肌ケアガチ勢は要注意。

そして浴室へ。
死ぬほど!
混んでる!
死ぬほど混んでました。
洗い場、みんな大好き炭酸泉、露天、中々厳しい状態。
ただね、心頭滅却すればなんとやら、混んでる時は混んでる時のマインドに切り替えていくのが我々客側の心構え。

彡(^)(^)「混んでいるということは施設にお金がたくさん落ちるということ、末永く続いてくれ」
彡(^)(^)「混んでいる状況下でもサ室に入れてよかった」
彡(^)(^)「外気が埋まっててもいい、銭湯だったらそもそも外気なんてない」
とか何とか考えながら身体洗ってたら何だか空いてきました、ラッキー。

サ室は広々、右のイズネス・左のストーンとその佇まいはさながら仁王像。
四段で温度差しっかりつけていくスタイル、敷かれているタオルも間隔空いているのでソーシャルディスタンス的にも安心。
テレビが無音なのもありがたい、音があるとダメかっていうとそんなことないけどあくまで個人的には無音の方が好ましいのです。

素晴らしいのが一時間に二回あるオートロウリュ。
毎時00分と30分でサウナストーブを使い分けてのロウリュ、イズネス君は特にパワフルで体感温度爆上がり。
元のセッティングも決して貧弱ではないので毎時30分~45分は残り熱もあって幸せタイム継続。

水風呂はしれっと13度台、主張しすぎないけどしっかり冷たいのイケメン…
ただ広さは四人くらいがキャパなのでロウリュ後は微妙に時間ずらした方が吉。

ととのいスポットはサ室前の背中で常にお湯がちょろちょろしてるあれ(正式名称何?と思って調べたら「湯腰掛」だった、知らんがな)、露天にあるちょっとグレード高めのととのい椅子、リクライニング椅子、洞窟をくぐった奥にある寝ころび湯、選択肢多すぎひん?
気分、混雑によって選べるのは非常に強い。
一番数の多いととのい椅子もフィット感あって優勝です。

ここまで設備整って700円前後ってのはいい意味でイカれてる、そりゃまぁ混みますよ…
二回目行った時は混雑こそしていたもののマナーも良く快適だったので当たり引ければ思わずニンマリ。
ただのスーパー銭湯ではない、そう、言うならばスーパースーパー銭湯なのだ…(上手く〆られて思わずニンマリ)

次回、「パンダ、みはし、SHIZUKU」

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