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ある日突然、社長になってほしいと言われた

昨年11月終わりごろに以前勤めていた会社の社長からLINEでの連絡が来た。

その会社を辞めてから約3年程経つ。送別会を最後に一度も連絡取ることもなかった。

そんな中、LINEで突然「お元気ですか?」という一言だけの内容が。。。迷惑メールみたいな内容だなぁとか思いつつ、返信した。

何の仕事してる?とか他愛もないLINEをしてる中・・・社長自身が最近、体調が悪くて7月から全く会社に行けてないって連絡がきた。

毎日会社に出社している社長だったから、びっくりして電話で詳しく聞いたら・・・

「会社を売却しようか、事業承継をしてくれる人を探してる」とのこと。

ええええええええええっというような内容だった。どうやら事業承継をしてほしくて、自分に連絡が来たらしい。社長の家族は経営者にはなりたくないみたいで、従業員の中にも候補が来ず、辞めて3年が経つ僕に白羽の矢が立ったようでした。

体調悪いことも心配でもう現場復帰をあきらめている社長の声を聴いて電話口で少しだけ泣いてしまった。

社長の口からは、正直会社を売りたくないという話をきいた。今の従業員の扱いが悪くなる可能性もある。

結局、会社を辞めるときに経営に最も興味があったのが自分だったから、社長になってほしいと連絡してくださったみたいです。

自分が頼まれたのは所謂、親族外承継というものになる。これが調べてもなかなか実例が出てこない。ほとんど、家族間の事業承継でそれ以外はM&Aばかりで相談する相手もほとんど居ない。

正直、PLやBSの見方も分からないし、事業が将来性があるのか、未来永劫、残っているスタッフに飯を食わす自信もないです。

結局、短い期間の中で家族含め、いろんな方の意見や自分の中で精一杯のリサーチ、残った社員とのLINE、現社長とのZOOMでの面談も重ねて、転職したばかりの会社を2ヵ月で辞めた。

昨年末から前の会社に戻った。名目上は役職にもついていない、社長の仕事を代理するという形で入ってきた。

ある程度、売上が立ったタイミングで社長という形にした方が現在いるスタッフと波風が立たないんじゃないという判断になった。なので、12月に入社してまだ自分が後継者になっているということはスタッフは知りません。ちょっとやりにくいけど(笑)

自分に求められているのは以下の点だった。

・業務の効率化

・集客における売上部分

・あらゆる部分でのカバーリング、すべての仕事を100%じゃなくても出来るようにすること。

正直、これは社長じゃなくてもちかいものを求められていた会社が過去にあったなぁ・・・という印象でした(笑)


そんなきっかけで、経営という仕事を今任され、毎日会社で働いた後、家でも事務作業や効率化について調べたり、分析したりしています。

ゆっくりは出来てないけど、自分のやりたかったことがやれているので文句は一つもありません。

一緒に働くスタッフの人生のためにも、自分の家族のためにも結果を出して目に見える形で還元したいと考えています。また、まだまだ未熟な私に経営者としての役割を委ねた現社長に感謝するのと同時に結果を出して応えたいと思います。

今後はいろんな業務改善やWEBマーケティングを実際に行っているnoteを更新出来たらなぁと思っています。

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