見出し画像

【基本のき】ちゃんと味噌汁作ったことありますか?「豆腐とわかめの味噌汁」

なんだ味噌汁か・・・
そう思った方!手上げて!(笑)
大丈夫!私も初めてちゃんと作ったのはだいぶ後。
今からでも、一度でいいから作ってみてほしい。
質素だけど、じんわり美味しい味噌汁を堪能させましょう!


日本の食文化そのものを詰め込んである味噌汁

味噌汁って作るのはそんなに難しくはないし、時代の流れもあってか汁物を作る家庭は減ったように思います。
しかし、この「豆腐とわかめの味噌汁」ってちゃんと作ろうとしたらまずは合わせ出汁を取らないといけないです。
昆布・鰹節どちらも日本食になじみ深い食材で世界に誇れるものです。
さらに、具材の豆腐・わかめも日本の食文化を語るには外せないもの。
極めつけは味噌。閉店してしまいましたが、世界ベストレストランで5度世界1位に輝いたコペンハーゲンの「ノーマ」シェフの「レネ・レゼピ」さんが愛した発酵食品です。
本当に誇らしいですね!

豆腐とわかめの味噌汁の材料

【合わせ出汁】
 水  1000g
 昆布  10g
 鰹節  40g
【味噌汁】2人分
 合わせ出汁  400㎖
 豆腐  100g
 乾燥わかめ  2g
 味噌  45g

今回の材料たち!

作り方

1⃣合わせ出汁

①.今回は低温調理器を使った出汁の取り方で行こうと思います。
水と昆布をポットに入れて水を張った鍋の中に突っ込み、60℃で1時間低温でスイッチを入れて昆布だしを取ります。

キンチョールが💦
ボニークで♪

②.時間になったら、別の鍋に昆布だしを入れて(昆布は取り出して下さい)火にかけてわいたら鰹節を入れて2~3分弱火で煮て出汁を取ったら、紙かさらしを敷いたざるで漉して合わせ出汁は完成です!

今回使った鰹節です。
ざっと入れちゃうーー
合わせ出汁は黄金色できれいですね!

2⃣味噌汁作り

①.まずは味噌をフードプロセッサーにかけて味噌のツブツブを滑らかなペーストにします。この工程で味噌汁に味噌が溶けやすくなり茶碗の底にもろみが沈むといったことがなくなります。

滑らかーになってますね!

②.豆腐を好みの大きさにカットします。

今回は少し大きかったです。

③.わかめを合わせ出汁に漬けて戻します。わかめから水に溶けだす香りも逃さず味噌汁にしてしまいましょう!わかめをザクザクと切っておくと食べやすくなりますよ♪

わかめはこの後戻し汁と一緒に味噌汁にします!

④.鍋に合わせ出汁を入れ豆腐を軽く5分ほど煮ます。この工程でわずかではありますが豆腐に含まれる酸味がなくなり美味しくなります。

やっぱり大きい・・・

⑤.わかめを鍋にいれ軽く温めたら火を止め、味噌を溶かしていきます。
今回は味噌に出汁を入れて緩めのピューレ状にしてから溶かしています。
完成!!

味噌を入れてからは沸かさないように!せっかくの風味が飛んでしまいます。

まとめ

味噌をフードプロセッサーで回すと上の写真でもわかる通り粒子が細かくなり、味噌の香りが最大限に引き出せますよ!
合わせ出汁はある程度量を作っておくと他の料理にも使えるのでお好みで量を変えて作ってくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?