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学食レポ【青山学院大学】温玉ハッシュドビーフ編
大学一年生の食学生です。
今日は青山学院大学の【温玉ハッシュドビーフ】をいただきます。
授業の開始時間よりも早めに着いたので、お弁当を買ってみようと思いたち、今日は2号館端の購買を使ってみた。
この前、大好きな調整豆乳のパックの豊富なラインナップが常時置かれているのを見つけてからちょくちょく見に行っていた購買。いつも授業終わりに立ち寄るので、いつも売り切れで札だけが残る商品があった。
お弁当だ。
学食は学生食堂の略語なので、学食紹介として含めていいのかよくわからない。まあ学内で売られているお弁当だって、学生が食べてるものだから学食でいい判定だと思うので紹介させていただきたい。暫定学食レポです。
棚に平積みされた購買のお弁当たちはなかなかに種類が豊富。元々目星をつけていたお弁当は他にあったのだが、目の前に入った温玉ハッシュドビーフに心を取られてしまった。
卵が食べたい。とろとろの、やわらかくて、まろやかなやつ。温玉……
温玉よりもやわらかい意思を持っているので、ついつい手に取ってしまう。
お値段なんと400円。貧乏学生には素晴らしすぎる値段設定。
わっくわくで座れる場所を見つけて写真をとり、さていただきます…と手に取ったとき、食学生はとあることを思い出していた。
そういえば青山学院大学にはアレがある。
このハッシュドビーフを更なる高みへ持っていける、人類史上もっとも崇高な科学技術の結晶…!
電子レンジが!!!
これは天才的な思い出しタイミング。
今日イチナナ食堂(17号館の食堂だからイチナナ)に寄った時に誰かが使ってるのを見た記憶がある。
こうしてはいられない。急いで袋にお弁当とスプーンをつめ、リュックを背負い直し、イチナナへ。
そうして食学生は無事に温められたお弁当を手に入れた。ダイヤルが2つしかない機会相手に長時間奮闘したくだりは省略しよう。
だって今、手元にはあったか〜いハッシュドビーフがあるのだから!
温玉が温かいのだから!!!!
冷めちゃう!!!!!!!!
開け方が分からずさらに格闘したお弁当の蓋という壁をようやく乗り越え、初めてみたタイプの高級感ある質感の黒い使い捨てスプーンを取り出した。
まあ落ち着こう。見た目から入ってこそ食レポ。
中心の温玉の周りを取り囲むようにかかっているのはおそらく粉チーズ。一口運ぶ。
ほんのりとしたチーズ特有の甘みがする。見目よし味よし。粉チーズを考えた人は国民栄誉賞を貰ってもいいと思う。
チーズがかかっていないソース部分も含めて全体的にまろやかな味がした。
メインともいえるビーフも、煮込まれた柔らかみのバランスがとれていて程よい噛みごたえがある。いわゆる噛めば噛むほど系。しっかり味がしみている。
食べながらこの牛肉がどこからやって来たのか気になり、先程剥がした成分表示のシールを取り出した。
しかし、成分表示には米が国産だと表記されているくせに、その他の食材が「おかず」にひとまとめにされているので牛肉の出身地が分からない。おーまい。米の謎の国産推しがあるので、牛肉自体はおそらく国産では無いと思う。それに、普通に偏見だが、国産牛って高いし。
まあなにはともあれ、ビーフくんはおそらく遥々海外からやって来て、日本で調理されてきたのだろう。そんな運命を辿る牛さんは星の数。そう思うと、しっかりと手の込んだハッシュドビーフにされたのは幸せな方だと思う。食学生も食べられるならハッシュドヒューマンになりたい。
パクパクと食べ進め、半分をきったところで温玉を勢いよく割った。
かたい部分はなく、とろみは強すぎない究極温玉。これが大量生産出来て毎日食べられる日本サイコウ。文明バンザイ。残りのビーフと鮮やかな黄身が絡み合って、日本生まれの卵好きの舌によく合う。
そして何より印象が強かったのは、タマネギだ。
いや、温玉でもビーフでもないんかい。
いや、言うまでもなくその二つは殿堂入りなのだが、とりあえず1つポイントだけ言うならタマネギを一押ししたい。
とにかく存在感があった。
まず、でかい。カレーとかに入ってる普通のサイズより1.5倍ほど長い。その大きさから来るタマネギの野菜特有の食感がとても強い。もちろん味も染みている。
思わず商品名を確認するも、書かれているのは温玉ビーフ。
人気芸人を印象的なシーンに採用したがために、主役を食う脇役になってしまった、みたいなあの現象が起きている。
あと結構量が入っている。買ったのはビーフシチュータマネギ丼だったかな?という量が入っている。一口すくうと、しゃくしゃくしゃくしゃく…
そうこうしている間に最後の一口を食べきってしまった。
ごちそうさまでした。美味しかったです。
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