女性ホルモン入り牛乳
現代の酪農は昔と大きく違い妊娠牛からも牛乳を搾ります。
しかし妊娠牛から搾られた牛乳には大量の女性ホルモンが含まれます。
牛乳中の硫酸エストロン(エストロゲン効果を示す女性ホルモン)は非妊娠牛で30pg/mlなのに対し、妊娠後半では約30倍の1,000pg/mgにまで増えます。
このホルモン作用は外分泌撹乱物質(環境ホルモン)の比ではなく、その1万倍~10万倍強いと考えられています。
女性ホルモンが大量に含まれている牛乳や乳製品を摂取することは、低用量避妊ピルを飲むのと同様です。
そんな牛乳を毎日給食で子どもに飲ませるのはあまりにも危険なのではないでしょうか。
「最近の子どもは発育がいい」
この言葉一度は聞いたことありますよね?
そして発育がいい子に限って好んで牛乳を飲んでいたりします。
幼児の生理、小学生から異様に成長する胸。
牛乳を飲むことで同時に牛乳中に含まれる女性ホルモンも摂取しているため、結果的に第二次性徴を早めてしまいます。
一般的には「牛乳摂取によって女性ホルモンの影響を受けることはない」と言われています。
しかし、牛乳中の女性ホルモンが小児に吸収されることは丸山和美氏らの研究によって既に明らかとなっています。
(出典:Exposure to exogenous estrogen through intake of commercial milk produced
from pregnant cows)
また丸山氏らが行った、小学5~6年生と中学1年生女子の保護者1,319人を対象とした調査では、12歳代で牛乳の摂取量が多いほど、乳房が発達し、初潮ありの女子は有意に牛乳摂取量が高いと報告されています。
(出典:牛乳摂取量と思春期小児の身体成熟との関連)
牛乳中の女性ホルモンが吸収され、子どもの発育に影響を及ぼしていることは間違いないでしょう。
女の子の発育を早め、より女性らしい体になるなら、むしろ良い事ではと思うかもしれませんが、よくよく考えてください。
自然な発育ならまだしも、外部から取り入れた女性ホルモンによって強制的に早熟させられるというのは本当に安全なのでしょうか?
外国産の鶏は成長ホルモン剤によりたったの30日ほどで大人の体に成長させられるといいます。
体だけ大きくなっても成長スピードに追いついていないので、鳴き声は「ピヨピヨ」とヒヨコのままだそうです。
“急速に発育する体” と成長スピードに追いつかない “子どもの心” 戸惑う子ども達が心配でなりません。
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