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Lesson 42 天才たちが作り出したのは依存症だった

こんばんは、しょこらです。

依存症とか中毒って聞くと何故だか「悪」な感じしません?あんまりいいことを指さないような・・・。違法なニオイまでしてくるから言葉って不思議。

でも現代人の多くは何かしらの依存症な気がする。軽度・重度の差はあるし、「何に対して」なのかで随分変わってくる。

ココで薬物やアルコールなどの話はしません。

私がしたいのは「インターネット」に関すること。↓↓コレ読みました??

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私は書店で一目惚れ♡この表紙の文言が私のハートを鷲掴みにしました。

もうね、スマホだろうがタブレットだろうがPCだろうがインターネットやってる人は「依存症」に片足突っ込んでる。それがものすごく良くわかる本でした。

これから読もうかな?って思った方はネタバレが含まれるのでご理解ください。

まずね、冒頭から衝撃。あのApple創業者のスティーブ・ジョブズは自分の子供にデジタルデバイスの使用は制限していたらしいです。もうこれだけで想像が膨らむし、ある意味結論もわかりますよね。デジタルデバイスが与える影響の大きさは凄まじいということです。

でもよくよく冷静に考えてみるとわかるんです。難しいことなんて何もない。スティーブ・ジョブズをはじめ、こういうものは

世界中の天才が作っている

凡人の頭じゃ到底理解できない領域で物事を考えている人たちが自分たちの作ったものをみんなにやらせたいと思って作っている。それ、ハマって当たり前ですよねw ゲームでもSNSでも利用者がどうやったら使ってくれるか?を天才が考え尽くして作っているんだから。

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今の20代は1時間ごとにスマホをチェックしないと気になって仕方がなくなるらしい。だから映画館で映画が見れないって。上映中にスマホを見るのはマナー違反ですからね。

そこで今はいろんな動画サービスがあるから家で映画を見る人も多い。動画サービスにはドラマもありますよね。1話から全話配信されているものがたくさんあってそれを何話もぶっ通しで見てしまうことをbinge-watching (ビンジウォッチング)とかマラソン視聴とかいうらしいです。

マラソンといえばエクササイズ目的でアプリを使っている人もたくさんいますよね。毎日何歩歩いたとか何キロ走ったとか。これをやると「あ〜明日は1万歩歩かなければ」とか「よし!10キロ走れた」とか「500キロカロリーも食べちゃった」とか数字に一喜一憂したりしますよね。エクササイズのために使い始めたものなのにいつの間にか「数字」を増やしたり減らしたりすることに意識がいってしまう。これはSNSで「いいね」の数を気にするのも同じ。

スマホが気になって仕方ないのも、ドラマを続けて見てしまうのも、数字に踊らされてしまうのもぜーーーーー-んぶ『依存症』もしくは『依存症になりはじめた』証拠。ゲームだけじゃないんですね。もちろん程度はあるけど、何が怖いってこれってほとんどの人が無意識のうちに陥ってるってこと。

いやぁ、そんな話がこの本にはしっかり・たっぷり書かれていて、実際にあったゲーム依存の重症者の話、薬物の話、コカインとコカコーラの話なんかも書かれています。『どうして依存症になるのか』が書かれているので裏を返せば『どういうものを作ればトリコになってもらえるか』がわかるというわけ。トリコになってもらえるってビジネスチャンスですよねw

重症なわけではないけど自分にとっても身近な内容だったので、この本はとっても面白くてサクサク読めました。これは数ヶ月前に読了したものなので忘れているところも多々あることに気づいた・・・面白かったし、もう1度読み返そうかと思っている今日この頃です。


自分の勉強不足・まだまだ無知なことを痛感ちう。


See You♡

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