ショコラ

関西でフリーライターをしています。仕事では書けないことを、自由気ままに書いています(*…

ショコラ

関西でフリーライターをしています。仕事では書けないことを、自由気ままに書いています(*´꒳`*)

マガジン

最近の記事

正義という名の大義名分

ある時、誰かが言っていた。 ”喧嘩や争い事は、正しい事のぶつかり合いで起こる”と。 正しい事、すなわちそれは正義ともいえる。 例えば、夫婦喧嘩はご主人が正しいと思っている事と、奥さんが正しいと思っている事のぶつかり合いで起こる。兄弟喧嘩も、友人との喧嘩も、恋人同時の喧嘩も、お互いに自分が正しいと思っている事のぶつかり合いで起こっている。これが、宗教なら宗教戦争になり、国同士なら紛争やテロ、戦争になる。 そこで、思う。 正しい事、正義って一体何なんだろう。

    • 柿と栗

      実家から、もらって来た 柿と栗🌰 実家に帰ったら、近所の人が 「持って帰り〜」と言って 柿を山ほど、持って来てくれました✨ 本当に、ありがたいですね(*´꒳`*) 久々に食べる柿は 懐かしく感じる(*´꒳`*) 自分では、柿は買わないからなぁ。 栗🌰は、父が山で採ってきた 野生のもの✨これも、山盛り😳 田舎は、自然の恵みに溢れてる💕 柿も栗も、自然に自生してるもので 人の手がかかっていないから もちろん、無農薬です😊 そのため色も、形も悪く 傷も、虫食いもあって

      • 手造りカヌーで3年かけて航海

        医師、大学教授という複数の顔を持つ探検家が、人類が世界に拡散していった道のりを辿り、次に日本列島に人類が移動したと思われるルートを旅したという話が新聞に掲載されていた。 色んな学術的な観点から選んだ航路は3つ。シベリアから北海道に至るルート、ヒマラヤから朝鮮半島を経て九州に至るルート、インドネシアから沖縄に至るルートだ。沖縄に至るルートでは、海岸で砂鉄を集め鍛治職人の協力を得て斧やナタを作り、200人の学生たちと54mの大木を切り、一からカヌーを手造りしたというから根気のい

        • 『艫綱(ともづな)を解くとき』

          人生という 大海原で 迷う時 疲れ果てた その体と 思考は 誰かに すがりたくなる かもしれない    自分の 船のオール は 自分で 漕ぐもの    自分を なんとかするのは 自分自身でしかない 他の誰でも ない    判断力が低下した その隙間に 忍び込む者に 自分のオールを 預けてはいけない    舵をとるのは 自分であり 他の誰か ではない     誰かの 意見や経験は 参考になるかもしれない けれど      信じるのは 自分自身の感覚 自分の 感情は 自分の 体

        正義という名の大義名分

        マガジン

        • コラム&エッセイ
          4本
        • 短編小説(ショートストーリー)
          10本

        記事

          『お話会★精神世界(スピリチュアル)を探検したい人、集まれ!!』

          一般の人には見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえたり、宇宙人とコンタクトを取る人など世の中には、スピリチュアルの世界で色んな方が活動されています。 中には、ヒーリングやセッション、鑑定、除霊といったものに申込みをして、体験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。 体験した方もしくは誰かから見聞きした方で、こんな風に感じたことありませんか? ・もっともらしいことを言ってるけど、何かが違う気がする。。。 ・それって、どうなの?と思ったことがある ・セッションを受

          『お話会★精神世界(スピリチュアル)を探検したい人、集まれ!!』

          「家へ帰ろう」

          どこに 居ても どこへ 行っても どこで 過ごしても    どんなに 素敵な場所でも どんなに 楽しい時間でも どんなに 癒されても    その場所で どれだけ 充実した時間が 流れても 人は 自分の家に 帰ろうとする    異国の地に 居ても 帰るための 交通手段を模索し どんなに 困難な状況であっても どんなに 時間がかかろうと 非日常の世界から 日常の暮らしが 待つ世界に 帰ろうとする       帰る家がある という当たり前が 本当は とても 凄いことなんだ   

          「家へ帰ろう」

          「挑戦」か、それとも「冒険」か、

          それは 「挑戦」 なのか それとも「冒険」 か    挑戦者は 結果を 求め 冒険者は その体験を 楽しむ    何度 やっても 結果が得られなければ 挑戦者は 「挑戦」を やめるだろう    どんな状況でも その体験を 楽しむ 冒険者は ずっと「冒険」を 続ける    挑戦者の「冒険」もあれば 冒険者の「挑戦」もある    あなたの それは 「挑戦」か それとも「冒険」か

          「挑戦」か、それとも「冒険」か、

          裁判所へ訴えられた鶏

          フランスのとある街に鶏とともに暮らしている夫婦がいた。その街は、リゾート地として知られており、バカンスシーズンになると別荘にやってく人で人口が普段の約20倍に膨れあがるのだとか。 夏の間だけ別荘で暮らしている夫婦が、その街で暮らしている隣の夫婦とその鶏を相手取り、隣の鶏の鳴き声が「騒音」だとして、鶏を別の場所に移すよう求めた訴えを起こしたという。 この海外のニュースをみて、海外の人と日本人では音に対する感じ方が違うという話を思い出した。日本人は、鈴虫の羽音、カエルの鳴き声

          裁判所へ訴えられた鶏

          使い切る文化

          ある日の新聞に、こんなのが掲載されていた。 日本の衣類はほとんどが外国製。素材の自給率ははぼゼロ%。買値よりクリーニング代の方が高いからと、新しい服に買い替えるような文化は異様だと、ファッションデザイナーは言う。自ら糸を紡ぎ、織り、縫い、ぼろになったら雑巾にしたり、裂いてよこ糸にしたり、「大切に使い切る」ことからやり直したいと。 確かに今は、修理して使うより新しい製品を購入する方が安かったりする。 この間、キャリーバックのタイヤが壊れてしまい修理しようとお店を回ったが、

          使い切る文化

          『すれ違いの交差点』

          もし あの日が 最後だと 分かっていたら 君に 何を 話しただろうか       また いつでも 会えると 何も 疑わずに 手を振った あの時    また いつでも 話ができると 何も 思わずに 電話を切った あの夜    また いつでも メールできると 何も 考えずに 終えた あの瞬間       もし これが最後だと 分かっていたら 僕は 何を 伝えただろう       不機嫌にさせたこと 怒らせたこと 理解できずに 悩ませたこと 気まずい空気 と 無言の沈黙     

          『すれ違いの交差点』

          『新しい朝』

          あなたの その笑顔を 見て あなたの 可能性に 挑戦してみたくなった みんなの 楽しそうな声を 聞くと やって 良かったと 毎回思った    プレッシャーに 追われ さまざまな 葛藤に 苛まれつつ 勝手に 背負っていた 肩の荷    しっかり しなければ と 悟られないように 振る舞い 勝手に 疲れていた 幾月間   重圧と 緊張の糸から 解放され 久しぶりに 優しさと 安堵感に 満たされた 新しい朝    望んでいた 解放のはず なのに 空虚感が じんわり 忍び寄る 自分

          『新しい朝』

          『福音の滑走路』

          私は 滑走路 ありったけの エネルギーを使って 飛行機が 離陸する 道    それは 人の人生にも 似ている 何かを 決めたとき 目的を 見つけたとき 行動を はじめたとき 誰しもが 飛び立つ 準備を はじめる     どの方向へ 飛行するのか 離陸の 時間は いつが良いのか 天候は 大丈夫か 他の 飛行機と バッティングはしないか あらゆることに 細心の注意と タイミングを図り どの滑走路から フライトするのかを 決める    大きな 想いを秘めた その巨体は その道へ 

          『福音の滑走路』

          『ダンジョンの先導士』

          左手の握手 そこから 見えた世界は 今も変わらず あの時と 同じだろうか    広い砂浜の中 光る一粒の金 ダンジョンの中の 導き手    あなたが 自分の足で立ち 人の道を歩くなら 私は いつでも あなたの 導き手になる     あなたが 暗闇で 方向を見失ったなら  光の灯るランプを 手に その道を示そう    あなたが その一歩に 戸惑うなら その手を取り ともに歩こう     あなたが 確固たるものがほしいのなら その言葉を 伝えよう     目の前は 楽しさの 連

          『ダンジョンの先導士』

          『流水の葛藤』

          流れる水は 知っている 流され 続ける 危うさを    小川から 大河へ そして 大海原へと 続く 水の流れ    舵の 取り方 選ぶ 流水の道によって 穏やかに 流れ続け 大海にでる ことも 轟音の 瀑布に 流れ込む ことも ある    流れる水は 知っている 船が 選んだ 流れの先に なにが あるのかを        流水(私)が 伝えたいことは 私の価値観で 船(あなた)が したいことは あなたの価値観     あなたのため だと思い 伝える言葉は あなたのため にな

          『流水の葛藤』

          『アゲハの糸』

          黒い糸 を断ち切って 赤い糸 を結ぶ    あなたが そこから 離れない限り 私は 何もできない    あなたを 縛る その糸を 断ち切れるのは あなた でしかなく    遠くから 見守ることしか できない 私の もどかしさばかりが 募る    動くほどに 身動きが取れず からまっていく 糸    蝶が その糸で 身を包み 糸を 破り 生まれでる ように    自ら その糸を 断ち切れば また 新しい 赤い糸が 結ばれる    あなたの 目の前に あるのは 黒い糸 か それ

          『アゲハの糸』

          『時間の分かれ道』

          一緒に過ごした時間の 枝分かれ    それぞれの時間が始まり それぞれの時間を暮らし それぞれの時間の喜びをみつける    これからも    それぞれの時間は 何度となく やってくる    離れていた歳月が 笑い話にできるくらい時が流れたら       また 時間は一つになるだろうか        先のことは分からないけれど いまは 自分を信じ 自分の足で 歩き 一人の人間として 別々の時を刻もう    いつか 胸を張って 会えるように   

          『時間の分かれ道』