手造りカヌーで3年かけて航海
医師、大学教授という複数の顔を持つ探検家が、人類が世界に拡散していった道のりを辿り、次に日本列島に人類が移動したと思われるルートを旅したという話が新聞に掲載されていた。
色んな学術的な観点から選んだ航路は3つ。シベリアから北海道に至るルート、ヒマラヤから朝鮮半島を経て九州に至るルート、インドネシアから沖縄に至るルートだ。沖縄に至るルートでは、海岸で砂鉄を集め鍛治職人の協力を得て斧やナタを作り、200人の学生たちと54mの大木を切り、一からカヌーを手造りしたというから根気のい