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「七夜の願い星 ジラーチ」再上映を観てきたので感想
25周年ポケモン映画祭で、約20年前の2003年に公開された「七夜の願い星 ジラーチ」が再上映されたので観に行ってきました。
※本記事は本編の内容や考察含みます。
はじめに
本作は25周年ポケモン映画祭で上位3作品に選ばれていることからもわかる通り、ポケモン映画の中でも屈指の人気を誇っている作品となってます。
先週の「水の都の護神 ラティアスとラティオス」に引き続き、観に行ってきました。
ちなみに本作も今回が初見です。
同時上映「おどるポケモンひみつ基地」の感想
感想としては相変わらず「かわいい」です。同時上映はいいですね。
ただストーリーは終始よくわからなかったです笑。
同時上映にも拘わらずロケット団のムサシ&コジロウも出てましたね。
ムサシ「行くわよコジロウ」
コジロウ「行く!」
↑ このコジロウの「行く!」ちょっとジワジワ来ました笑。
OP曲かつ作中曲の「ポルカ・オ・ドルカ」めちゃくちゃ聞き覚えありましたね。リズム感すこ。
本編の感想
率直な感想は、「面白い」です。
この作品のストーリーは単純で且つ奥が深く、観てて楽しかったです。
主題歌の「小さきもの」は神曲です。まじで。
綺麗にまとまった構成
本作は特にお話の構成が素晴らしいと感じました。
映画内での対象期間を設定上7日間のみと最初から区切っていたのが味を出してましたね。毎晩ハルカがカウントダウンしてくれることで物語の終わりが徐々に近づいていることを強く意識させられました。
ラストは敵だったキャラと主人公が協力して困難に立ち向かう!というアツい展開も良いですね好きです。
バトラー
主人公ですか?
本作の敵キャラクターですが完全の悪ではなく、むしろ根は良い人が進む方向間違えちゃったみたいなキャラクターでしたね。僕は好きなんですが好き嫌い分かれそうだな…
ダイアンが飲み込まれた時、「あなたを愛していた」という言葉、これらで完全に目が覚めましたね。
声優が山寺宏一さんということもあってめちゃくちゃかっこよかったです。
ぽまえにはグラードンがいなくても、ダイアンとマジックの技術があるよ…
メタ・グラードン
子ども泣くぞ。
めちゃくちゃおどろおどろしく描かれていましたね。
全身のツノが伸びたときは「こっわ…」と心の中で囁いてました。
実際にはグラードンではないどころかポケモンですらないみたいです。
あれが一体なんだったのか、なぜ生まれたのか、考察してみたいけど材料なさすぎる…
気になった点
ここについては私個人が勝手に気になった点なので、
気にしないでください。
・マサトとジラーチの絆についての描写不足感
本作も同時上映の「おどるポケモンひみつ基地」があるため、本編は70分程度しか尺がありません。
が、今回に至ってはストーリー上、尺に余裕はあったと感じました。
(みんなで車を押してるシーンなど本編と関わりのないシーンも多かった)
ここでテーマとしているであろう絆のシーンが1つでも欲しかったです。マサトとジラーチの絆というものは描写されてない分感じにくかったんですよね…
・マサトの活躍するシーンがゼロ
本作のメインはマサトのはずなのですが、全く活躍しません。
まぁマサトは自分のポケモンを持っていないので活躍させるのが難しいのかもしれませんが…最終的にサトシとピカチュウがなんとかしてくれた感がちょっと残念でした。
本作で伝えたかったこと
ここは私個人の感想なので、こういう感じ取り方をした人もいる程度でよろしくお願いいたします。
テーマとしては"絆"と"願い"だったとは思うのですが、やはり先述した通り"絆"の方はあんまり感じませんでした。
"願い"については"向き合い方"が強く描かれていましたね。
バトラーのように自分の力ではなく他の力に頼ったり、周りの大事なものを蔑ろにしてしまうと、叶ったとしてもそれは自分の望んだものではなくなってしまう。
ハルカの「自分の願いはいつか自分で叶える」。これも1つの答えでしょう。
ロケット団の「願いなんてどうでもいい。今この時を生きられれば」。これもまた答えなんだと思います。
1番はどんな時でも自分の周りの大切なモノを見失うなということなんだと感じました。自分の周りにあるモノって余りにも近すぎて見失ってしまうことありますよね…
まとめ
ジラーチは可愛い。
個人的な評価は5点満点で4点!
テーマが子ども向けとは思えないほど深くて面白かったです。
25周年ポケモン映画祭でのリバイバル公開はあと1作品!
今回の3作品中、わたしが唯一映画館で観たまさに世代の作品なので勿論観に行きます。ストーリーは最後以外あまり覚えてないので楽しみです。
まだ観に行ってないカスは是非、映画館に足を運んでください。
また、本作の映画館での鑑賞は今回を逃すともう二度とできない可能性もあるので記念に是非。
ポケモン最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
小言
本作の感想とは少しズレてしまうのですが注意喚起ということで…2点あります。
まず1点目は上映前のフードコーナーで私の前の人が横入りされてました。
横入りした方が男性でガタイが良く、横入りされた方が女性だったので、私が横入りした方を注意したところ、後ろから並びなおしてくれました。
横入りはトラブルに繋がる可能性もありますしやめましょう(常識)ってか聞き分けあるなら最初からやるなカス
2点目は私の前の席に4~5歳の男の子が座っていたのですが、この子どもがまぁ迷惑でした。
上映が始まってから数分で飽きたのか隣の母親に普通の声量で話しかけたり、手に持っていたおもちゃを上に掲げたり(スクリーンに被っている)とやりたい放題でした。
親も親で全く注意してなかったのでどちらかというと親が問題な気もしますが…
こっちに至っては上映中なのでこちらも注意するわけにもいかず、結局周りの人が我慢する結果になってしまいました。
周りのこと考えようね…それからそれを注意できる親になると強く心に決めました。
映画外でも色々学べて、映画館はお得だね!
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