読書感想文「6」
だいぶ気持ち悪ホラーでした。そもそも表紙も気持ち悪いもんなぁ。後半はずっと眉間に皺が寄ってて、嫌すぎる読後感でした。(褒めてます)
タイトル通り六篇からなる短編集。なんの話やねんな不気味な話がだんだんちょっとずつリンクしていって最後にタイトル回収とともに全体像が見えるのですが、それがまた嫌(笑)
デパートの屋上で遊んでいたら奇妙な世界に迷い込んだ私
2都市伝説記事のライターが失踪前に書いていた山の中のモニュメント
3謎のラジオ電波が入る山中にその謎を録画しようと車を走らせる若者たち
4宗教団体の新規獲得マニュアル?
5古い家で曽祖母が見ていた少年
6マンションのエレベーターで連れて行かれた地獄
印象に残った一文!
「だからあの時、その声を懐かしく思ったんだな、と私は思い出しました。でも、もう少し優しく言って欲しかったよ。どうするのさ、あまりにも怖くて、怖くて、そのことばを忘れようとしてしまったら」
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