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僕が小説ばかり読む理由

読書が好きなんですが、よくビジネス書や難しい本を読んでそうと言われます。
実際は僕が読むのは小説ばかりです。
小説は年間100冊ほど読みますが、小説以外の本は年間10冊も読まないです。

その理由を今日は書いていきます。
まずはそもそも小説ばかりな理由を考えてみました。

・登場人物の姿や場面場面の表情、場所の景色などを自分で想像する →想像力を養える
・仕事柄、この世にないものや新しい事業の基盤を考えなくてはいけないことが多いので0から創造されたもので刺激を受けれる →考える力を向上
・人物の思考や感情を読み取らなくてはいけない →他者の気持ちを察する練習になる
・結末には十人十色で感想を抱くことが多い →教訓を得たり、自分の意見を持つことができる
・物語にのめり込めれば、一気読みできる →集中力向上に役立つ
・知らない日本語や熟語を知ることができる →語彙力の向上

小説って僕からするとフィクションなのでイメージする力や創造するために非常に役立つと思っています。
たまたま僕は考えることを仕事にしていたので、一致した部分も多いですが。

逆にビジネス書を読まない理由は、

・その人の成功体験が書いてあるだけで、読者には当てはまらないことが多い
・発行年数が古いとそもそも今の時代にあっていないこと(経済状況やITの発達部分など)が書いてあるので、得られるものが少なくなる
・200ページ程度あっても結局まとめの結論は10ページほどしかない
・書いてある内容は似通っているものが多い

簡単に言うと僕からしたらビジネス書読んでもワクワクしないんですよね(笑)
小説の方が100倍次の展開が気になりますし。

よく起業したい、フリーランスになりたいって人を紹介されたり、相談に来られたりするんですが、そういった人の大半は多くのビジネス書は読み、小説を読んでいる人はほとんどお会いしたことないです。
そういった人たちほど小説を読んでもらいたいんですよね。
ビジネス書が悪いというのではなく、ビジネス書ってのは成功した後や全く知らない仕事に関連することを学ぶために読むのは僕は賛成です。

というのも、成功した後なら自分のルールややり方、経験をしっかり持っているから、ビジネス書を読むと「こういった成功方法もあるのかぁ」、「この人の成功方法のここは自分と真逆で面白い」といった視点で読めるからです。
あるいは、シェフとして働いていた人が、不動産業界に興味を持ち、転職も考えて不動産関係の本を読むなどもOKです。
これは今まで自分が触れてこなかった全く新しい知識を得るためですから、勉強になります。

なのでビジネス書は僕は慕っている経営者の方やよほど親しい友人から勧められたりしたら読んでみるくらいです。
それよりも短編小説集などでいいので沢山小説を読んでみてほしいと思います。意気込んだりせず、休憩時間に気軽に読むこともできますし、得ることができるものがきっと多いと思います!


良ければTwitterのフォローしてくれると嬉しいです。

今後は好きな作家についても書いていきますので、小説読んでみようと思う人は参考にしてください。

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