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アドベントカレンダー(161/365) 敢えてかゆみ止めを塗らない

早いものでクリスマスまであと204日を切った。


どこよりも早いアドベント企画、161日目は「敢えて治さない痒み」の話。


季節の変わり目になると、毎年足に湿疹ができる。


今年は足の甲と、足の内側面が痒くなった。


足の甲は薬を塗ったらすぐ治った。しかし、側面の痒みはそのままにしている。側面の痒みが、非常にちょうどいい痒さだからだ。


湿疹は、たいてい掻きすぎると血が出たり、幹部が腫れていたくなったりするから、早めに治そうという気持ちが働く。


しかし、側面の痒みと来たら、皮が強いからか、いくらかいても一定の気持ちよさ。大きく腫れることもないから、手軽に報酬系を刺激してくれる場所として、生かしているのだ。



話だけ聞くと体への痛みを快感に変えてるヤベー奴みたいの思われるかもしれないが、原理はお酒を飲んで二日酔いになったり、厳しい筋トレに身を投じたりするのと同じだと思う。



本来本能的に排除するべきはずの、体の不調や負荷を、快楽のために敢えて残しておく。



私だけが変なんじゃない。人間が変なのだ。

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