アドベントカレンダー(134/365) 「休みをぐうたら過ごすのは罪」に潜む別の罪
早いものでクリスマスまであと231日を切った。
クリスマスまであと231日しかないし、もうゴールデンウィークが終わってしまう。
ゴールデンウィーク中、何をやったかといえば、
白状しよう。生産的なことは何もやっていない。
毎日12時近くに起きて、お昼ご飯を食べて、13時くらいから昼寝をして、15時30分くらいに起きて、ぼーっとしたのち17時くらいからようやくやる予定だったタスクにノロノロと着手する。
「明日こそは午前中から動くぞ」
と決め、毎日同じことを繰り返しているうちにゴールデンウィークが終わってしまった。
やらねばならぬ事は山積しているのに、なんらまともなアクションを起こせなかった。
今日の夕方くらいからたいそう凹み、GW中に進まなかったことを書き連ね、他人から指摘されたら100%逆ギレするであろう耳に痛い言葉とともに、己の怠惰を叱責した。
そして、「自分で自分の至らなさを自覚していること」を、一種の免罪符として利用し、許されたような気持ちになってしまう癖をやめようと思った。
一方で、ゴールデンウィーク中にやった、「いいこと」を思い返した。
アオジタトカゲの華彩さんの家を引越しし、手付かずで放置していた火災保険の申請書を提出し、公園で縄跳びをし、友達と夜遅くまでLINE通話でだべり、はす芋という謎の食材を調理した。
「休む」という意味では、極めて模範的な時間を過ごしたように思う。
いつから、「休みをぐうたら過ごしたら罪」のように感じるようになったのかしら。
時間は有限。無駄にしてはいけない。それはよく分かるんだけど。
それはよく分かるんだけど。
無駄な時間を、引け目を感じることなく思い切り楽しむために、それ以外の日常を頑張る。個人的には、こっちのが正しいがする。
つまり、無駄を罪と感じるのは、実は無駄そのものに罪があるんじゃなくて、それ以外の部分で罪を犯しているのだ。きっとそうだ。
そんなことをとりとめもなく考えながら、GWが幕を閉じる。