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最近、読んでよかった本について

みなさま.こんばんは.

今月読んでよかったと言うより人生でもっとも読み応えがある本をご紹介いたします.

中野剛志『奇跡の社会科学』(PHP新書)

です!

政治的・経済的な論評を過去の偉人(マックスウェーバー、エドマンドバーク、カールポランニー)から習いながら現代社会の構造や経済等について解説している本になります.

目次のタイトルは、、、

目次

第1講 なぜ組織改革は失敗するのか
第2講 効率性の追求が非効率を生む
第3講 数値だけで測定できない価値
第4講 急がば回れ
第5講 斬変主義こそ、実は近道
第6講 民主政治の怖さ
第7講 平等が進むほど全体主義化する
第8講 人々の絆が社会を豊かにする
第9講 新しい資本主義
第10講 新自由主義と「社会防衛の原理」
第11講 自殺はどうすれば防げるか
第12講 突然の社会変化が自殺を減らす
第13講 どうして戦争は起こるのか
第14講 ロシアがウクライナを侵攻したわけ
第15講「軍事力」と「経済力」「意見を支配する力」
第16講 どうして臨機応変に行動できないのか
第17講 人はどうして必然的に破滅するのか
第18講 世の中、何が起きるか分からないから
第19講 いったい経済学はどうなってしまったのか?
第20講 社会科学の古典は生きている

です!

序盤は、マクドナルドの形式化・効率化を例に挙げ掘り下げていきます.小泉構造改革、民営化、自由化の弊害の解説から、人間は個よりも家族(共同体)を大切にする.それが希薄化すればするほど自殺者が増加したりすると言うようなことが書かれています.岸田内閣で掲げた新しい資本主義とは何なのか.本書を手に取り読み取ってみませんか?現実社会と過去の偉人が伝えたかったことが理解できる良書となるでしょう.



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