とっぴんぱらりのぷぅについて

こんにちは、シナぷしゅ・イベントプロデューサーの林克征です。

8月3日の月曜日からスタートした8月のうた、「とっぴんぱらりのぷぅ」

様々な方から多くの反響をいただいています。とてもうれしいです。

皆さんの感想や意見、全てエゴサ―チしております。
是非、感じたこと、思ったことをつぶやいてください。

「ふと朝テレビをつけていたら、聞き覚えの声が聞こえてきて、まさかと思ったらまさかだった」 という感想を多くいただいています。

そうです、この曲は、木こりであり吟遊詩人であり、2人のお子さんの父親であり、そして降神であり、TriuneGodsでもある、志人さんの楽曲です。

赤ちゃん向けに作っていただいたのはもちろんですが、ヘッズにもしっかり響くクオリティや韻になっているので、まさに全世代に向けた作品に仕上がっていると実感しています。


一方で、怖くて泣いてしまっている赤ちゃんもいるという感想もいくつかいただきました。
ただ、その「こわい」と感じた感性は、大事にしてほしい感情であり、ある意味この曲に対する正しい反応といえます。


志人さんは、制作過程のお話の中で、「日本語を基調にした「童謡」の旋律からどことなく感じられる「怖さ」は、日本語に込められた奥深さからくる「怖さ」である」と言っていました。

そして、ドレミの音階を使わない不協和音を落とし込んだ「とっぴんぱらりのぷぅ」は、「音楽が生まれる一歩手前の、音の赤ちゃん」であり、本来の音楽に近い印象の楽曲を意識して作られたという事です。

童謡が持つ旋律、日本語の独特の奥深さも、そこにはたくさん詰まっていると思います。

だから「怖く感じる」部分があるのだと、私は思っています。



その「怖さ」という感情から、「不思議」という感情へ。
そこから更に「興味」へと、脳内のシナプスが『シナぷしゅ』をきっかけに繋がってくれたら嬉しいです。

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先日のNoteでもご紹介しましたが、志人さんがこの楽曲を作る際に、脳裏に重ね合わせた心象風景の写像、そこにつけていただいた詩を送っていただきましたので、皆さんにご紹介いたします。

改めてこれらの写真と詩をじっくり読んだ上で「とっぴんぱらりのぷぅ」を聞いていただくと、また新しい発見があるのではないでしょうか。


我逢川

"水鏡に写した自ら見 自分探した昼下がり 口に貝をはさんで唄いましょう 映し身と雲を掴むように握手しよう そら 透き通る君の瞳はあんどろめだま "


葛空渡

"おおい お猿さん 何処に去る 稜線またいで夜無き街まで御行きなさる 招かれざる客と拒まれて 掴むたずなは蜘蛛の糸 君なき里に待つ便り 忘れな草の上に藤葛 誰かが来るまで垂れ下がる"


中ブランコ

 "前向きで居るのが怖くなったら 上を見て  そこには何が見えましょか"

【撮影・詩 志人】


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日頃から番組を見てくださっている方も、志人さんを入り口に初めて存在を知ってくださった方も、これからの『シナぷしゅ』の動向を気にしていただけましたら幸いです。

コロナの収束が見通せない中ですが、「インビジブルを信じ抜く」ことが大切ですね。

近いうちに、素晴らしいニュースが届けられるよう私たちは準備を続けます。

みなさんと会える日を楽しみにしています!


「シナぷしゅ」は 毎週月曜日から金曜日
あさ 7:35~8:00(テレビ東京系列6局ネット)            
夕方 5:30~5:55(テレビ東京ローカル)で放送中です。


シナぷしゅ 8がつのうた
「とっぴんぱらりのぷぅ」
作詞・作曲 志人 with kids, birds, and insects
アニメーション 最後の手段

とっぴんぱらり


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