僕が遺品整理の仕事に人生を捧げている理由(1)

noteに投稿するのは久しぶりです。
タイトルの書き方も、太字のやり方も、段落の書き方も忘れてしまっています。

僕は、僕が遺品整理という仕事をする理由を書き留めたくなったので、ただ書き続けようと思いました。

とてもとても長くなるので、不定期で、何度かに分けて書いていこうと思います。

もし、気にしてくれる人がいらっしゃったなら、気長に待っていただくか、僕のYoutubeやTikTokを見ていただけたら僕のとても拙い文章を読むよりも早いと思います。
「さとうようへい 遺品整理」と検索すると色々出てくると思います。


さて、僕が遺品整理の仕事に人生を捧げている理由をいきなり結論から言います。




贖罪(しょくざい)です。



よく、遺品整理会社の(表向きの)開業のきっかけで
「寄り添った遺品整理をしたい」
「天国への引っ越しのお手伝い」
「思い出の整理」
「家族の絆」
などという耳触りのいいフレーズを見聞きしますが、僕の場合は違います。

贖罪です。


僕は今までの人生で、とってもとってもたくさんの人に迷惑をかけてきました。

分不相応な借金をしましたし、
現役警察官だったのに失踪しましたし、
たくさんの人を泣かせてきましたし、




僕のせいで当時高校生だった少年が不慮の事故で亡くなったりしました。



他にも、僕は、僕が遺品整理という仕事に出会うまでの34年間、たくさんのたくさんのたくさんの人を
困らせてきました。
涙を流させてしまいました。
傷を負わせてしまいました。
未来ある少年の命が一つ消えてしまいました。



僕が遺品整理の仕事に出会うまでのあらゆる経験が
僕を遺品整理の仕事に導いていた「点」だったと思っています。




僕は遺品整理の仕事に出会うまでは、自分の中に何一つ「軸」というものがありませんでした。

当然、自分に自信など持てやしませんでしたし、軸のない、空っぽの、人に迷惑をかけるだけの

クズ人間だったと思います。
いや、クズなのは今でも変わりません。
真人間になったかどうかわかりませんが、
少なくとも今の僕は、

遺品整理という仕事に僕の人生を捧げると誓えるくらいの軸を持った人間になったんだと、
この点に関してだけは自信満々に言うことができます。


なーーーーーーーーんもなかった空っぽの僕が遺品整理の仕事に出会ったことで、自分の人生を見つけることができたと思っています。



そんな僕が、
いろんな人の遺品整理をする理由を今後も書き続けていこうと思います。


遺品整理は最後の別れではない。
最高の出会いなのだ。

佐藤洋平


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