活動記録ー循環農リトリート②

3月から参加している、淡路島の農リトリート。

「農」という言葉に惹かれて参加を決めた。
こどもたちにも、自然に触れる時間を体験して欲しかったから。
自然に触れている時の、癒されている感覚や、時間を忘れて自然と過ごすことの大切さを体感して欲しくて。

もうひとつは、そのコミュニティを作っているメンバーに会いたくて、参加を決めた。
これは、直感。
この人たちの近くで、いろんな体験を共有していきたいって思ったから。

今回が、参加2回目。

4月から、循環型として「衣食住」をテーマとしていくことになった。
これからの、活動内容がますます楽しみになった。

今回は、娘ちゃんは参加しないと自分で決めたので私ひとりで参加した。

家族を置いて、一人旅に出かける日がやってくるなんて。
私の今までの人生からは考えられない日がやってきた。

そして、淡路島で旧友のように懐かしく感じる仲間と二日間一緒に過ごした。

毎回、不思議な体験がたくさんある。

ほぼ初対面の人と、繊細で人見知りな性格と思っている私が、べらべらとまではいかなくても、フラットに話ができる。
話しているときの、異常な緊張はなくって、話をすればするほどに、自分がなんだが素直になっていく感覚。

そして、参加している中で、この場面、いつかどこかで体験したことがあるような。。。
この話、どこかで聞いたことがあるような。
そんな、デジャブ体験が何度も起こる。
体験しながら、感情(心)が何度も動かされる。
草を刈ったり、土を整えたり、種を産み落としたり、そんな作業が、ただの作業ではなく、ひとつひとつが愛おしく感じる。
これ、私がやりたかったこと。
みんなで、たわいもない雑談をしながら、農作業をしたり、物を作ったりすること。
居心地のいい仲間と空間で、お互いの良い距離がありながらみんなで物を作り上げる喜び。

その時間を共有できることがとっても好き。
無心になれる時間があること。
身体を動かして気持ちいいともえること。
翌日の筋肉痛がうれしく感じること。
肉体作業のあとの、ご飯がとっても美味しいこと。
それぞれの、野菜や食品をありがたく頂けること。
作ってくれたからにも、心から感謝して頂けること。
みんなで、美味しいねとほっこりした食事の時間を過ごせること。

この体験ひとつひとつが、私の中に浸透していく。

毎回、魂が震えている感覚。

今回は、一人旅で参加。
参加中も、こどもや旦那さんたちのことが気になって仕方がないのかなぁと少し心配もあったけど、私がここで楽しめている分、家族も大丈夫だろうとなんだか、安心して参加できている自分がいた。
この感覚になれている自分にビックリしている。
家族もわたしも、目に見えないところで成長して、信頼関係が、絆が深まっているのかもしれないって思えた。

娘ちゃんは、さみしいからって、夜に電話したけど。
それでも、わがままいったり、泣いてどうしようもないっていうこともなかった。
私がいない分、ごはんの準備や片付けを頑張ってくれて、お兄ちゃんの分までやってあげたし、金魚の餌もあげたよって帰ってきた私に自慢げにいっていた。そんな娘ちゃんの姿をみて嬉しかった。
また、成長しているなって。そして、自信がついてきているなって。そう感じれた。

一人旅に行かせてくれた家族に感謝。
一人旅に行かせてくれた自分に感謝。

淡路島で、温かく迎えてくれた仲間に感謝。

今回は、帰りに急にさみしくなってしまった。
私の第2のふるさとになっているのかもしれない。

「また。。。」
「来月ね。。。」
「さようなら。。。」
やさしいく、心強く、そう語ってくれた。
仲間の手から伝わる温もりとやさしさが心と魂を震わせてくれた。

1か月、日常を生活することの大切さにも違う視点で感じることがたくさんあるんだろう。

命のはじまり。
土からできている私たち。
自然はいつもなにも言わずにただそこにある。
私たちを責めたり拒んだりすることもなく。
常にそこに居続けてくれている。
私たち人間も、自然の循環の中に生かされていることに
早く気がついて欲しい。
本当の宇宙の仕組みを。
本当の命の仕組みを。
人間が作り出せないものがたくさんあることを。

そこにすでにあることに。
意識を向けて生きていこう。


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