見出し画像

アントレプレナーシップの授業

この夏、通っているMBAプログラムの”アントレプレナーシップスクール”に参加しているので、振り返りも兼ねて書籍紹介を。

何をやったか

参加したプログラムは、MBAやエグゼクティブ向け、マネジメント向け等々複数のプログラムから、応募制で受講できるクラス。MBA2年プログラムの夏、というと、3ヶ月近い夏休みがあって、ふつーの人たちは、就職活動の布石のためにインターンをやっているわけです。アントレ(というかイントレ)に興味津々ですし、社費派遣ですし、興味があった数社のインターンも落ちたし、このプログラムにフルコミットです。

内容はシンプルで、思いつたビジネスアイディアの背景をサクッと考えてきて応募し、授業の中ではそれをどう検証していくかを学んで行く、というのがざっくりした説明です。「起業」と聞くと、カリスマ性のある社長が、イケイケな感じでピッチしているイメージでしょうが、2012年にLean Startupが出版されて以降、「科学的な」起業プロセスが提唱されていて、しっかりプロトコルが存在しています。

・検証方法
・MVP(検証したい仮説を確認できる最低限度のプロトタイプ)
・インタビューのやり方
・インタビュイーにリーチする方法
・コールドコール(街角インタビュー)
・先輩起業家の成功失敗談
・起業のモチベーション(一攫千金・・?・・・ほんと?)

書籍紹介

7Domainsとうフレームワークで、「アイディアを検証に力を割く前」に確認したほうがいいことが体系的にまとめられている。
2007年に翻訳版が出ているようですが、ぱっとみみつからなかった。Youtubeがわかりやすかったです。MarketとIndustryのマクロとミクロの2x2に加えて、創業者に関わるもの3つの合計7つのドメインを確認して、ポジティブな部分とリスクを確認してからGoしようね、というもの。
エンジェルやVCのスコアカードメソッドと項目は近いと思う
4 Angel & VC Valuation Methods | Seedrs Founders’ Guide


翻訳版もでていました。

7ドメインと似ていますが、より細かく24つのステップで、丁寧に確認してくれます。

「アイディアは売っちゃだめ」というインタビューの心構え的な本。名著だと思います。

全然このカリキュラムとは別ですが、起業には↓のリソースが一番ナノではないかと思っています。

FoundX Startup Resources - 起業家とスタートアップのための情報まとめサイト


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?