キャンペーンが"成功した"と言えるために必要な考え方や要素とは?
こんにちは、デジマGの篠原です。
今回は私が対応したキャンペーン案件からの学びをご紹介します。
ある日、2年ほどお付き合いのあるご担当者様から
「キャンペーンの企画策定の支援をしてほしい」
とご相談をいただいたことからこのお話ははじまりました。
美容関連のお客様で、ご担当者様はオンラインサイトの運用を担当されていました。さらにオンラインサイトのアクセス解析や会員向けメールの分析、コンテンツ企画などをご支援しています。
キャンペーン企画となるとはじめてになるので、どう進めるか話し合いを重ねた結果、実施したキャンペーンの分析&次回キャンペーンの企画 をご支援することが決まりました。
ということで今回は私がキャンペーン企画を支援した際に、大切にした考え方について執筆していきます。
そのキャンペーンは果たして成功?失敗?
キャンペーンの目的は企業によってさまざま。
「この商品の売上をあげたい」
「特定の商品の認知を広めたい」
など売上向上や認知獲得の目的で実施することも多いと思います。
ですが、いざキャンペーンが終了し売上などの数字を見て
「このキャンペーンって成功したんだろうか…」
なんて悩む経験をした方も多いのではないでしょうか?
それはキャンペーンの座組を詳細に落とし込めていなかったからかもしれません。
これは目標数値(いくら/個数)だけの話ではありません。
じゃあどういうことを考えればいいの?
という疑問が出てきますが、実際私が企画した際に大切にした考え方をお伝えしていきます。
企画は一歩踏み込んだところまで考える
下記の内容をしっかり固め、キャンペーン担当者と何度も打ち合わせを重ねました。
【ターゲットは誰か(どんな人にキャンペーンに参加してほしいのか)】
・狙っているのは既存顧客?新規顧客?
・新規(既存)であれば、どんな人たち(顧客属性)?
【目的はなにか】
・どういう行動をしてほしい?
・普段○○を買っている既存顧客に、◇◇(キャンペーン商品)を買ってほしい
・その他、クロスセルやアップセルを目的にする
【今後、どうなってほしいのか】
・キャンペーンに参加した人が、会社(ブランド)のことをどう思ってほしい?
・今後どんな購買行動をしてほしい?
※そのためにどんなフォローをすべきか、までセットで考えるとベター
ここまで落とし込めると、
「どういう告知方法(訴求)が良いか」
「どんなLPを作るのが良いか」
「どんなコピーが刺さるか」
まで自然とイメージができるようになり、一貫性のあるキャンペーンが完成するのです。
キャンペーン結果を見たときの考え方について
さらに、先ほどの考え方で企画を決めておくと、
キャンペーンが終わってからの振り返りがとてもしやすくなります。
◎売上は達成できた
↓
◎当初想定していたターゲットに買ってもらえたのか
↓
◎キャンペーン参加者はその後どんな行動をしたのか
想定通りだったのか、想定とは違ったのか。
想定外だったら何がダメだったのか(商品?告知方法?コピー?時期??etc)要因の仮説が立てやすくなりますね。
【再掲】キャンペーン(企画)を考えるときに大切にしていること
キャンペーンの目的は企業によってさまざま、もちろん売上だけではありません。
今回の考え方はあくまで一例ですが、もし企画策定に行き詰まったらぜひ考えてみてください!
ただ、あまり深ーく考えすぎて「結局何がいいの!」とならないようにだけ注意をしてくださいね。
最後に
上記のように細かく落とし込むことはもちろんですが、
「自分が顧客だったらどう思うか/どう行動するか」
顧客目線の思考も忘れずに考えていくと、より良いキャンペーンが作れるかもしれません。みなさまの参考になれば幸いです。
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